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公開番号2025069370
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-30
出願番号2025017251,2023135138
出願日2025-02-05,2023-08-23
発明の名称地図表示制御システム、及び地図表示制御方法
出願人楽天グループ株式会社
代理人弁理士法人インテクト国際特許事務所,個人,個人
主分類G06Q 20/10 20120101AFI20250422BHJP(計算;計数)
要約【課題】ユーザが潜在的に利用する蓋然性が高い施設を優先的に地図上に表示させる方法を提供する。
【解決手段】地図表示制御システムにおいて、地図アプリサーバは、端末ユーザに関する事実を示す事実情報を取得する事実情報取得部、事実情報により端末ユーザが有するか否かが事実としては示されていない属性を端末ユーザが有する蓋然性に応じた値を決定する属性所有確率決定部、端末ユーザによる施設の利用の履歴を示す利用履歴情報を取得する施設利用履歴情報取得部、属性情報を施設に関連付けて記憶する記憶部から、画面に表示される地図に対応する領域内に位置する複数の施設それぞれに関連付けられた属性情報を取得する属性情報取得部及び利用履歴情報及び取得した属性情報に基づいて、複数の施設のうち、端末ユーザが未利用であり、且つ、決定した値が所定値以上である属性に関連する優先施設を優先して地図上に表示させる地図表示制御部を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
端末装置を利用する端末ユーザに関する事実を示す事実情報を取得する取得手段と、
前記取得された事実情報に基づいて、前記事実情報により前記端末ユーザが有するか否かが前記事実としては示されていない属性を前記端末ユーザが有する蓋然性に応じた値を決定する決定手段であって、前記事実と前記蓋然性との間に関連性がある前記属性について前記値を決定する決定手段と、
前記端末ユーザによる施設の利用の履歴を示す利用履歴情報を取得する利用履歴情報取得手段と、
ユーザの属性として施設に関連する属性を示す属性情報を該施設に関連付けて記憶する記憶手段から、前記端末装置の画面に表示される地図に対応する地理的領域内に位置する複数の施設それぞれに関連付けられた前記属性情報を取得する属性情報取得手段と、
前記表示される地図上に施設を表示させる表示制御手段であって、前記取得された利用履歴情報及び前記取得された属性情報に基づいて、前記複数の施設のうち、前記端末ユーザが未利用であり、且つ、前記決定された値が所定値以上である前記属性に関連する優先施設を、該優先施設と異なる施設に優先して表示させる表示制御手段と、
を備えることを特徴とする地図表示制御システム。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
前記複数の施設は、所定サービスと提携する提携施設を含むことがあり、
前記端末ユーザによる前記所定サービスの利用状況を示すサービス利用情報を取得するサービス利用情報取得手段を更に備え、
前記表示制御手段は、前記取得されたサービス利用情報が前記所定サービスの未利用を示し、且つ、前記提携施設に関連する属性について前記決定手段により決定された値が前記所定値以上である場合、前記提携施設を前記端末ユーザが未利用であるか否かに係わらず、前記提携施設を、該提携施設及び前記優先施設の何れとも異なる施設に優先して表示させることを特徴とする請求項1に記載の地図表示制御システム。
【請求項3】
前記所定サービスは、移動体通信サービスであり、
前記提携施設は、前記移動体通信サービスの契約申込みを受け付ける施設であることを特徴とする請求項2に記載の地図表示制御システム。
【請求項4】
前記所定サービスは、電子決済サービスであり、
前記提携施設は、該提携施設により提供される取引対象の購入代金を、前記電子決済サービスを利用して決済可能な施設であることを特徴とする請求項2に記載の地図表示制御システム。
【請求項5】
前記画面に表示可能な施設の数の上限が、施設のカテゴリごとに予め定められており、
前記表示制御手段は、前記施設のカテゴリごとに、前記上限以下の数の施設を表示させることを特徴とする請求項1又は2に記載の地図表示制御システム。
【請求項6】
前記端末ユーザからの要求に応じた施設の検索の履歴を示す検索履歴情報であって、検索された施設を示す検索履歴情報を取得する検索履歴情報取得手段を更に備え、
前記表示制御手段は、前記複数の施設のうち、前記取得された検索履歴情報により示される施設が属するカテゴリと同一のカテゴリの施設の中から、前記地図上に表示させる施設を決定することを特徴とする請求項1又は2に記載の図表示制御システム。
【請求項7】
前記取得される事実情報は、前記端末ユーザが所定行動をとった度合いを示し、
前記決定手段は、前記所定行動の度合いと所定属性をユーザが有する蓋然性との関係を示すモデルを用いて、前記所定属性を前記端末ユーザが有する蓋然性に応じた前記値を決定する請求項1又は2に記載の地図表示制御システム。
【請求項8】
前記記憶手段に記憶される前記属性情報は、前記施設を利用するユーザが有する属性を示すことを特徴とする請求項1又は2に記載の地図表示制御システム。
【請求項9】
コンピュータにより実行される地図表示制御方法において、
端末装置を利用する端末ユーザに関する事実を示す事実情報を取得する取得ステップと、
前記取得された事実情報に基づいて、前記事実情報により前記端末ユーザが有するか否かが前記事実としては示されていない属性を前記端末ユーザが有する蓋然性に応じた値を決定する決定ステップであって、前記事実と前記蓋然性との間に関連性がある前記属性について前記値を決定する決定ステップと、
前記端末ユーザによる施設の利用の履歴を示す利用履歴情報を取得する利用履歴情報取得ステップと、
ユーザの属性として施設に関連する属性を示す属性情報を該施設に関連付けて記憶する記憶手段から、前記端末装置の画面に表示される地図に対応する地理的領域内に位置する複数の施設それぞれに関連付けられた前記属性情報を取得する属性情報取得ステップと、
前記表示される地図上に施設を表示させる表示制御ステップであって、前記取得された利用履歴情報及び前記取得された属性情報に基づいて、前記複数の施設のうち、前記端末ユーザが未利用であり、且つ、前記決定された値が所定値以上である前記属性に関連する優先施設を、該優先施設と異なる施設に優先して表示させる表示制御ステップと、
を含むことを特徴とする地図表示制御方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、地図上に施設を表示させる方法に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、端末装置において、その端末装置のユーザに関する事実に直接関連した特定の施設を優先的に地図上に表示することが知られている。これにより、その施設を利用することをユーザに促すことが期待される。
【0003】
例えば、特許文献1には、ユーザが携帯可能な端末装置は、ユーザが所有するポイントカードの発行店ごとに、発行店舗、位置情報、カード名称、カード番号、ポイント数、規定ポイント数、有効期限等のポイントカード情報を保存すること、端末装置は、ポイントの満了が近く且つ有効期限が近いポイントカードの発行店が端末装置の近くにある場合、その店舗の場所と現在位置とを示す地図を表示することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2002-318951号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ユーザが利用したことがない施設の利用をそのユーザに促したい場合がある。この場合に、その施設を利用する可能性が高い属性を有するユーザに対して、地図上にその施設を表示させることが望ましい。しかしながら、ユーザに関して収集可能な事実それ自体は、ユーザが利用したことがない施設に関連する情報を含んでいない可能性が高い。そのため、従来の技術では、ユーザが潜在顧客となり得る施設を地図上に表示させることには限界がある。
【0006】
本発明は以上の点に鑑みてなされたものであり、その課題の一例は、ユーザが潜在的に利用する蓋然性が高い施設を優先的に地図上に表示させることを可能とする地図表示制御システム及び地図表示制御方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一の側面は、端末装置を利用する端末ユーザに関する事実を示す事実情報を取得する取得手段と、前記取得された事実情報に基づいて、前記事実情報により前記端末ユーザが有するか否かが前記事実としては示されていない属性を前記端末ユーザが有する蓋然性に応じた値を決定する決定手段であって、前記事実と前記蓋然性との間に関連性がある前記属性について前記値を決定する決定手段と、前記端末ユーザによる施設の利用の履歴を示す利用履歴情報を取得する利用履歴情報取得手段と、ユーザの属性として施設に関連する属性を示す属性情報を該施設に関連付けて記憶する記憶手段から、前記端末装置の画面に表示される地図に対応する地理的領域内に位置する複数の施設それぞれに関連付けられた前記属性情報を取得する属性情報取得手段と、前記表示される地図上に施設を表示させる表示制御手段であって、前記取得された利用履歴情報及び前記取得された属性情報に基づいて、前記複数の施設のうち、前記端末ユーザが未利用であり、且つ、前記決定された値が所定値以上である前記属性に関連する優先施設を、該優先施設と異なる施設に優先して表示させる表示制御手段と、を備えることを特徴とする地図表示制御システムである。
【0008】
この側面によれば、端末ユーザに関する事実を示す事実情報に基づいて、その事実と端末ユーザが有する蓋然性との間に関連性がある属性について、端末ユーザがその属性を有する蓋然性を示す値が決定される。この属性を端末ユーザが有するか否かは、事実情報により事実としては示されてはいない。端末ユーザの施設の利用の履歴を示す利用履歴情報と、表示される地図に対応する地理的領域内の位置する複数の施設にそれぞれ関連付けられた属性を示す属性情報と、に基づいて、端末ユーザが未利用である施設のうち、端末ユーザがその属性を有する蓋然性に応じた値が所定値以上である属性に関連付けられた施設が、優先して地図上に表示される。施設に関連付けられた属性を端末ユーザが有する蓋然性が比較的に高い施設は、ユーザが利用する蓋然性が比較的に高い施設である。従って、ユーザが潜在的に利用する蓋然性が高い施設を優先的に地図上に表示させることができる。
【0009】
本発明の別の側面は、前記複数の施設は、所定サービスと提携する提携施設を含むことがあり、前記端末ユーザによる前記所定サービスの利用状況を示すサービス利用情報を取得するサービス利用情報取得手段を更に備え、前記表示制御手段は、前記取得されたサービス利用情報が前記所定サービスの未利用を示し、且つ、前記提携施設に関連する属性について前記決定手段により決定された値が前記所定値以上である場合、前記提携施設を前記端末ユーザが未利用であるか否かに係わらず、前記提携施設を、該提携施設及び前記優先施設の何れとも異なる施設に優先して表示させることを特徴とする地図表示制御システムである。
【0010】
この側面によれば、提携施設がある所定サービスについて、端末ユーザによるそのサービスの利用状況を示すサービス利用情報が取得される。ユーザが所定サービスを未利用であり、且つ、そのサービスの提携施設に関連する属性を端末ユーザが有する蓋然性に応じた値が所定値以上である場合、その提携施設が優先して地図上に表示される。この優先表示は、その提携施設を端末ユーザが未利用であるか否かとは関係なく行われる。上述したように、施設に関連付けられた属性を端末ユーザが有する蓋然性が比較的に高い施設は、ユーザが利用する蓋然性が比較的に高い施設である。従って、施設の利用を通じて、ユーザが未利用のサービスを利用することをそのユーザに促すことができる。
(【0011】以降は省略されています)

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