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公開番号2025068745
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-30
出願番号2023178723
出願日2023-10-17
発明の名称浄水器用カートリッジおよび浄水器
出願人三菱ケミカル・クリンスイ株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類C02F 1/44 20230101AFI20250422BHJP(水,廃水,下水または汚泥の処理)
要約【課題】ろ過能力の低下を抑制しつつ、通信販売で購入した場合であってもポストへの投函等によって容易に受け取ることができる浄水器用カートリッジおよび浄水器を提供することを目的とする。
【解決手段】ケース内にろ材が収容されている柱状の浄水器用カートリッジであって、前記ケースの長さ方向に垂直な断面において、前記ケースの外縁に沿って凹みがないように囲う領域を領域Aとし、前記ケースの断面の重心を通る前記領域Aの長さを幅Wとしたとき、前記ケースの断面形状は、異なる幅Wを有する形状であり、かつ、前記異なる幅Wのうち最も短い幅WSが28mm以下である、浄水器用カートリッジ。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
ケース内にろ材が収容されている柱状の浄水器用カートリッジであって、
前記ケースの長さ方向に垂直な断面において、前記ケースの外縁に沿って凹みがないように囲う領域を領域Aとし、前記ケースの断面の重心を通る方向の前記領域Aの長さを幅Wとしたとき、
前記ケースの断面形状は、異なる幅Wを有する形状であり、かつ、前記異なる幅Wのうち最も短い幅W

が28mm以下である、浄水器用カートリッジ。
続きを表示(約 280 文字)【請求項2】
前記領域Aに幅Wが28mmを超える部分が含まれている、請求項1に記載の浄水器用カートリッジ。
【請求項3】
前記ケースの外周にOリングが設けられている、請求項1または2に記載の浄水器用カートリッジ。
【請求項4】
前記ろ材が中空糸膜と活性炭で構成されている、請求項1または2に記載の浄水器用カートリッジ。
【請求項5】
前記ケースが樹脂製である、請求項1または2に記載の浄水器用カートリッジ。
【請求項6】
請求項1または2に記載の浄水器用カートリッジを備える浄水器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、浄水器用カートリッジおよび浄水器に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
給水栓に内蔵される浄水器等には、水をろ過して浄化する機能を持つ浄水器用カートリッジが取り付けらており、一定の使用期間が経過した後に浄水器用カートリッジを交換する必要がある。浄水器用カートリッジとしては、例えば円柱状の浄水器用カートリッジが汎用されている(例えば特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-157242号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
浄水器用カートリッジの交換時期を迎えると、浄水器の使用者は新たなカートリッジを店頭や通信販売等で購入する。通信販売でカートリッジを購入した場合には、衛生面、防犯面等を考慮して対面での受け取りを避けたり、不在により対面での受け取りが難しかったりすることがある。しかし、従来の浄水器用カートリッジは一般的なポストに投函できず、配達員と対面せずに受け取ることが難しいことがある。
【0005】
また、本発明者が検討したところ、特許文献1のような円柱状の浄水器用カートリッジにおいて、ポストに投函できるようにする目的で外径および内径を小さくすると、ろ材の充填量が少なくなり、ろ過能力が低下する問題がある。また、浄水器用カートリッジの外径のみを小さくすると、ケースの厚みが薄くなることでOリングを設けるための溝が浅くなり、Oリングが外れやすくなる問題がある。浄水器に設置したときにOリングが外れると、被処理水の一部がカートリッジの外側を通過するため、ろ過能力の低下に繋がる。
【0006】
本発明は、ろ過能力の低下を抑制しつつ、通信販売で購入した場合であってもポストへの投函等によって容易に受け取ることができる浄水器用カートリッジおよび浄水器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、以下の構成を含む。
[1]ケース内にろ材が収容されている柱状の浄水器用カートリッジであって、
前記ケースの長さ方向に垂直な断面において、前記ケースの外縁に沿って凹みがないように囲う領域を領域Aとし、前記ケースの断面の重心を通る方向の前記領域Aの長さを幅Wとしたとき、
前記ケースの断面形状は、異なる幅Wを有する形状であり、かつ、前記異なる幅Wのうち最も短い幅W

が28mm以下である、浄水器用カートリッジ。
[2]前記領域Aに幅Wが28mmを超える部分が含まれている、[1]に記載の浄水器用カートリッジ。
[3]前記ケースの外周にOリングが設けられている、[1]または[2]に記載の浄水器用カートリッジ。
[4]前記ろ材が中空糸膜と活性炭で構成されている、[1]~[3]のいずれかに記載の浄水器用カートリッジ。
[5]前記ケースが樹脂製である、[1]~[4]のいずれかに記載の浄水器用カートリッジ。
[6][1]~[5]のいずれかに記載の浄水器用カートリッジを備える浄水器。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、ろ過能力の低下を抑制しつつ、通信販売で購入した場合であってもポストへの投函等によって容易に受け取ることができる浄水器用カートリッジおよび浄水器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態の一例に係る浄水器用カートリッジを示す正面図である。
図1の浄水器用カートリッジのケースを長さ方向に垂直な方向に切断した断面図である。
図2のケースの断面における領域Aを示した模式図である。
実施形態の他の一例に係る浄水器用カートリッジのケースの断面図である。
実施形態の他の一例に係る浄水器用カートリッジのケースの断面図である。
図5のケースの断面における領域Aを示した模式図である。
実施形態の他の一例に係る浄水器用カートリッジのケースの断面図である。
図7のケースの断面における領域Aを示した模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、実施形態に係る浄水器用カートリッジおよび浄水器について、図面を参照しつつ説明する。なお、以下の説明において例示される図の寸法等は一例であって、本発明はそれらに必ずしも限定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲で適宜変更して実施することが可能である。
(【0011】以降は省略されています)

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