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公開番号2025060351
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-10
出願番号2023192180
出願日2023-11-10
発明の名称電解水生成装置
出願人株式会社テックコーポレーション
代理人個人,個人,個人,個人
主分類C02F 1/461 20230101AFI20250403BHJP(水,廃水,下水または汚泥の処理)
要約【課題】使いやすい電解水生成装置を提供すること。
【解決手段】蓄電部(32)と、電解質溶液タンク(31)と、前記電解質溶液タンク(31)から送られる電解質溶液を、前記蓄電部(32)から供給される電力により電気分解し、電解水を生成する電解槽(37)と、前記蓄電部(32)、前記電解質溶液タンク(31)、および前記電解槽(37)を収容し、給水源(252)から給水される給水口(25)と、排水口(26)と、が設けられ、前記給水口(25)に送られる水により希釈された電解水が前記排水口(26)から排出されるケース(2)と、を備える電解水生成装置(1)。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
蓄電部と、
電解質溶液タンクと、
前記電解質溶液タンクから送られる電解質溶液を、前記蓄電部から供給される電力により電気分解し、電解水を生成する電解槽と、
前記蓄電部、前記電解質溶液タンク、および前記電解槽を収容し、給水源から給水される給水口と、排水口と、が設けられ、前記給水口から送られる水により希釈された電解水が前記排水口から排出されるケースと、
を備える電解水生成装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
請求項1に記載の電解水生成装置において、
前記ケースの第1面には取手が設けられている電解水生成装置。
【請求項3】
請求項2に記載の電解水生成装置において、
前記電解質溶液タンクは、前記ケースにおいて、前記第1面の長手方向における一方側に配置されている電解水生成装置。
【請求項4】
請求項3に記載の電解水生成装置において、
前記第1面において、前記取手の一端は前記第1面の前記長手方向における前記一方側にあり、前記取手の他端は、前記第1面において前記長手方向の他方側にある電解水生成装置。
【請求項5】
請求項4に記載の電解水生成装置において、
前記取手は、前記長手方向における前記一方側に向かうに従って前記第1面からの高さが高くなる直線状のトップ部と、前記トップ部の両側から前記第1面に至るまで直線状に、かつ前記第1面に向かうに従って前記長手方向の両外側に位置するように伸びるサイド部とを備える電解水生成装置。
【請求項6】
請求項5に記載の電解水生成装置において、
前記トップ部と前記サイド部の接合部には、それぞれ、ベルトを取り付けるための穴が設けられている電解水生成装置。
【請求項7】
請求項5に記載の電解水生成装置において、
前記第1面には、前記電解質溶液タンクに外部から電解質溶液を注入するための注ぎ込み口を開閉可能な蓋が設けられ、
前記蓋は、前記第1面において、前記取手の前記一端よりも前記長手方向の前記一方側にある電解水生成装置。
【請求項8】
請求項2から請求項7のいずれか一つに記載の電解水生成装置において、
前記給水口および前記排出口は、前記ケースにおいて前記第1面と逆の位置にある第2面に設けられている電解水生成装置。
【請求項9】
請求項8に記載の電解水生成装置において、
前記第2面において、前記長手方向の前記他方側に前記給水口が設けられており、前記一方側に前記排水口が設けられている電解水生成装置。
【請求項10】
請求項9に記載の電解水生成装置において、
前記電解槽から電解水が送られるとともに、前記給水口から送られる水により電解水を希釈する混合希釈部と、
前記混合希釈部と前記排水口とを接続する配管と、を備え、
前記長手方向と、前記第1面および前記第2面の対向方向と、に直交する前記ケースの奥行方向に前記電解質溶液タンクと前記配管は重なる電解水生成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電解水生成装置に関する。
続きを表示(約 3,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、電解槽および蓄電部が一体となった投入式の電解水生成装置が知られている(例えば、特許文献1)。特許文献1の電解水生成装置は、原水容器内の原水に投入され、予め内部に注入された電解質溶液を電気分解し、電解水を生成する。生成した電解水は、使用者により、電解水生成装置から排出されて原水と混合し、原水により希釈される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実用新案登録第3098605号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の電解水生成装置は、搬送先に原水容器が無いと使えず、使い勝手が悪い。
【0005】
本発明の目的は、使いやすい電解水生成装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、例えば、以下の通りである。以下では、図の符号を参照のために用いている。
〔1〕蓄電部(32)と、
電解質溶液タンク(31)と、
前記電解質溶液タンク(31)から送られる電解質溶液を、前記蓄電部(32)から供給される電力により電気分解し、電解水を生成する電解槽(37)と、
前記蓄電部(32)、前記電解質溶液タンク(31)、および前記電解槽(37)を収容し、給水源から給水される給水口(25)と、排水口(26)と、が設けられ、前記給水口(25)から送られる水により希釈された電解水が前記排水口(26)から排出されるケース(2)と、
を備える電解水生成装置(1)。
〔2〕〔1〕に記載の電解水生成装置(1)において、
前記ケース(2)の第1面(21)には取手(22)が設けられている電解水生成装置(1)。
〔3〕〔2〕に記載の電解水生成装置(1)において、
前記電解質溶液タンク(31)は、前記ケース(2)において、前記第1面(21)の長手方向(X)における一方側(+X)に配置されている電解水生成装置(1)。
〔4〕〔3〕に記載の電解水生成装置(1)において、
前記第1面(21)において、前記取手(22)の一端は前記第1面(21)の前記長手方向(X)における前記一方側(+X)にあり、前記取手(22)の他端は、前記第1面(21)において前記長手方向(X)の他方側(-X)にある電解水生成装置(1)。
〔5〕〔4〕に記載の電解水生成装置(1)において、
前記取手(22)は、前記長手方向(X)における前記一方側(+X)に向かうに従って前記第1面(21)からの高さが高くなる直線状のトップ部(221)と、前記トップ部(221)の両側から前記第1面(21)に至るまで直線状に、かつ前記第1面(21)に向かうに従って前記長手方向(X)の両外側に位置するように伸びるサイド部(222)とを備える電解水生成装置(1)。
〔6〕〔5〕に記載の電解水生成装置(1)において、
前記トップ部(221)と前記サイド部(222)の接合部には、それぞれ、ベルト(41)を取り付けるための穴(223)が設けられている電解水生成装置(1)。
〔7〕〔5〕に記載の電解水生成装置(1)において、
前記第1面(21)には、前記電解質溶液タンク(31)に外部から電解質溶液を注入するための注ぎ込み口(231)を開閉可能な蓋(232)が設けられ、
前記蓋(232)は、前記第1面(21)において、前記取手(22)の前記一端よりも前記長手方向(X)の前記一方側(+X)にある電解水生成装置(1)。
〔8〕〔2〕から〔7〕のいずれか一つに記載の電解水生成装置(1)において、
前記給水口(25)および前記排水口(26)は、前記ケース(2)において前記第1面(21)と逆の位置にある第2面(24)に設けられている電解水生成装置(1)。
〔9〕〔8〕に記載の電解水生成装置(1)において、
前記第2面(24)において、前記長手方向(X)の前記他方側(-X)に前記給水口(25)が設けられており、前記一方側(+X)に前記排水口(26)が設けられている電解水生成装置(2)。
〔10〕〔9〕に記載の電解水生成装置(1)において、
前記電解槽(37)から電解水が送られるとともに、前記給水口(25)から送られる水により電解水を希釈する混合希釈部(38)と、
前記混合希釈部(38)と前記排水口(26)とを接続する配管(303)と、を備え、
前記長手方向(X)と、前記第1面(21)および前記第2面(24)の対向方向(Z)と、に直交する前記ケース(2)の奥行方向(Y)に前記電解質溶液タンク(31)と前記配管(303)は重なる電解水生成装置(1)。
〔11〕〔8〕に記載の電解水生成装置(1)において、
前記第2面(24)に着脱でき、前記第2面(24)を載置面から浮かせる脚(27)を備える電解水生成装置(1)。
〔12〕〔2〕に記載の電解水生成装置(1)において、
前記第1面(21)の長手方向(X)と直交する方向(Z)に沿う前記ケース(2)の第3面(28)には、スリット(29)がある電解水生成装置(1)。
〔13〕〔8〕に記載の電解水生成装置(1)において、
前記給水口(25)は、前記給水源(252)に接続する第1接続ホース(251)が接続するためのものであり、
前記排水口(26)は、吐水器(262)に接続する第2接続ホース(261)が接続するためのものである電解水生成装置(1)。
【図面の簡単な説明】
【0007】
電解水生成装置の斜視図である。
電解水生成装置の使用態様を示す図である。
ケースの正面図である。
ケースの背面図である。
電解水生成装置のブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図1は、電解水生成装置1の斜視図である。本明細書では、「電気分解」を「電解」と略して記載する場合がある。
電解水生成装置1は、持ち運びでき、かつ給水源252(図2)に接続して使用でき、使い勝手がよい。電解水生成装置1のケース2は、例えば、樹脂製であり、水平面に沿って長い略直方体状である。なお、ケース2は、適宜の形状を取り得る。以下、ケース2の長手方向をX方向とし、図1の右方向を+X方向、図1の左方向を-X方向とする。水平面においてX方向と直交する方向をY方向とし、図1の手前方向を+Y方向とし、図1の奥方向を-Y方向とする。X方向およびY方向に直交する方向をZ方向とし、図1の上方向を+Z方向とし、図1の下方向を-Z方向とする。
【0009】
ケース2は、ケース本体200および蓋体210を備える。ケース本体200は、+Y方向側が開口201である箱状に形成されている。ケース本体200は、蓋体210よりもY方向に長い。蓋体210は、開口201を閉塞するものであり、ケース本体200の+Y方向側に着脱可能に取り付けられる、または-Z方向の端部を中心に回転可能に接続し、開口201を開閉する。蓋体210の天面211には、操作表示部34がある。操作表示部34は、ボタンやキー、タッチパネル等の操作部を備え、使用者が電解水生成装置1の動作を制御するために、使用者の入力を受け付ける。操作表示部34は、ランプやディスプレイ等の表示部を備え、電解水生成装置1の電源のON,OFF等を表示する。
【0010】
ケース本体200の天面21、底面24、X方向の両側面は、蓋体210の天面211、底面、X方向の両側面と繋がっている。ケース本体200および蓋体210の各天面21,211がケース2の天面を構成し、各底面24がケース2の底面を構成し、X方向の両側面がケース2のX方向の両側面を構成する。直方体状のケース2の4側面において、+Y方向に位置し、図1の正面側に現れる面を前面とし、-Y方向に位置する面を背面28(図4も参照)とする。背面28は、天面21の-Y方向の端部に繋がり、かつ、Z方向に沿う。
(【0011】以降は省略されています)

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