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公開番号2025065918
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-22
出願番号2023175452
出願日2023-10-10
発明の名称流体殺菌装置および流体殺菌装置の製造方法
出願人日機装株式会社,王子ホールディングス株式会社
代理人個人
主分類C02F 1/32 20230101AFI20250415BHJP(水,廃水,下水または汚泥の処理)
要約【課題】設置スペースの制約が少ない流体殺菌装置を提供する。
【解決手段】流体殺菌装置10は、流路管50の側壁54を貫通する取付口56に挿通され、流路管50の内部52において流路管50の軸方向と交差または直交する方向に延びる光源室16を区画する筐体12と、光源室16に配置され、紫外光18を出力するLED30を備える光源14と、を備える。筐体12は、紫外光18を透過する材料から構成される透光部材20と、透光部材20よりも熱伝導率が高い材料から構成される放熱部材22と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
流路管の側壁を貫通する取付口に挿通され、前記流路管の内部において前記流路管の軸方向と交差または直交する方向に延びる光源室を区画する筐体と、
前記光源室に配置され、紫外光を出力するLEDを備える光源と、を備え、
前記筐体は、前記紫外光を透過する材料から構成される透光部材と、前記透光部材よりも熱伝導率が高い材料から構成される放熱部材と、を備える、
流体殺菌装置。
続きを表示(約 760 文字)【請求項2】
前記透光部材の外面は、前記軸方向に突出する形状を有する、
請求項1に記載の流体殺菌装置。
【請求項3】
前記放熱部材の外面は、前記軸方向に突出する形状を有する、
請求項1に記載の流体殺菌装置。
【請求項4】
前記放熱部材は、前記軸方向に突出するフィンを有する、
請求項1に記載の流体殺菌装置。
【請求項5】
前記筐体は、前記流路管の外部と前記光源室との間を接続する開口部をさらに備える、
請求項1に記載の流体殺菌装置。
【請求項6】
前記取付口において、前記筐体を前記流路管に対して固定する固定部材をさらに備える、
請求項1から5のいずれか一項に記載の流体殺菌装置。
【請求項7】
前記流路管の中心軸を挟んだ前記取付口の反対側において、前記筐体を前記流路管に対して固定する固定部材をさらに備える、
請求項1から5のいずれか一項に記載の流体殺菌装置。
【請求項8】
前記流路管の内部において前記軸方向および前記光源室の延在方向の双方に直交する方向に延在し、前記筐体を前記流路管に対して固定する固定部材をさらに備える、
請求項1から5のいずれか一項に記載の流体殺菌装置。
【請求項9】
前記筐体は、前記流路管の前記側壁と溶接される、
請求項1から5のいずれか一項に記載の流体殺菌装置。
【請求項10】
前記筐体は、前記流路管の中心軸を挟んだ前記取付口の反対側において、前記流路管の内面から離れている、
請求項1から5のいずれか一項に記載の流体殺菌装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、流体殺菌装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
流路内を流れる水などの流体に紫外光を照射し、連続的に流体を殺菌する流体殺菌装置が知られている。例えば、流路の端部に配置される光源を用いて、流体の流れ方向に紫外光を照射する構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6080937号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
紫外光による殺菌処理がなされていない流路に対し、後付けで流体殺菌装置を導入したいというニーズがある。流路を構成する配管の周辺には、十分なスペースの余裕がない場合があり、後付けの流体殺菌装置を設置したり、後付けの流体殺菌装置に流路を迂回させるための配管を追加したりすることが難しい場合がある。
【0005】
本発明はこうした課題に鑑みてなされたものであり、その例示的な目的のひとつは、設置スペースの制約が少ない流体殺菌装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のある態様の流体殺菌装置は、流路管の側壁を貫通する取付口に挿通され、流路管の内部において流路管の軸方向と交差または直交する方向に延びる光源室を区画する筐体と、光源室に配置され、紫外光を出力するLEDを備える光源と、を備える。筐体は、紫外光を透過する材料から構成される透光部材と、透光部材よりも熱伝導率が高い材料から構成される放熱部材と、を備える。
【0007】
本発明の別の態様は、流体殺菌装置の製造方法である。この方法は、流路管の側壁を貫通する取付口を形成する工程と、紫外光を出力するLEDを備える光源が配置される光源室を区画する筐体であって、紫外光を透過する材料から構成される透光部材と、透光部材よりも熱伝導率が高い材料から構成される放熱部材とを備える筐体を、取付口を通じて流路管の内部に挿入する工程と、筐体を流路管に対して固定する工程と、を備える。
【0008】
本発明のある態様によれば、設置スペースの制約が少ない流体殺菌装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施形態に係る流体殺菌装置の構成を概略的に示す断面図である。
第1実施形態に係る流体殺菌装置の構成を概略的に示す断面図である。
第1実施形態に係る流体殺菌装置の構成を概略的に示す外観図である。
第1実施形態に係る溶接部の構成を概略的に示す上面図である。
第2実施形態に係る流体殺菌装置の構成を概略的に示す断面図である。
第3実施形態に係る流体殺菌装置の構成を概略的に示す断面図である。
第4実施形態に係る流体殺菌装置の構成を概略的に示す断面図である。
第5実施形態に係る流体殺菌装置の構成を概略的に示す断面図である。
第6実施形態に係る流体殺菌装置の構成を概略的に示す断面図である。
第6実施形態に係る流体殺菌装置の構成を概略的に示す背面図である。
第7実施形態に係る流体殺菌装置の構成を概略的に示す断面図である。
第8実施形態に係る流体殺菌装置の構成を概略的に示す断面図である。
第9実施形態に係る流体殺菌装置の構成を概略的に示す断面図である。
第10実施形態に係る流体殺菌装置の構成を概略的に示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための形態について詳細に説明する。なお、説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を適宜省略する。説明の理解を助けるため、各図面における各構成要素の寸法比は、必ずしも実際の寸法比と一致しない。
(【0011】以降は省略されています)

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