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公開番号
2025059231
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2023169188
出願日
2023-09-29
発明の名称
オゾン水生成装置
出願人
マクセルイズミ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
C02F
1/78 20230101AFI20250403BHJP(水,廃水,下水または汚泥の処理)
要約
【課題】貯留部の水面上にて滞留する滞留オゾンをオゾン水生成に利用し、効果的にオゾン水中のオゾン濃度を高めることができるオゾン水生成装置を提供する。
【解決手段】貯水部を備えた水回り器具に付帯し、前記貯水部内の水にオゾンを溶存させるオゾン水生成装置であって、気流を生成する送風部と、オゾン化空気を生成するオゾン発生部と、前記送風部と前記オゾン発生部とが介設され、前記送風部へ外気を導くと共に気流を前記オゾン発生部へ導き、前記貯水部内に前記オゾン化空気の気流を吐出する送給流路と、前記貯水部内の水面上部空間に滞留するオゾン化空気を回収する回収流路と、を有し、同回収流路で回収したオゾン化空気を前記送給流路に合流すべく構成すると共に、前記オゾン発生部及び送風部を前記貯水部外に配設した。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
貯水部を備えた水回り器具に付帯し、前記貯水部内の水にオゾンを溶存させるオゾン水生成装置であって、
気流を生成する送風部と、
オゾン化空気を生成するオゾン発生部と、
前記送風部と前記オゾン発生部とが介設され、前記送風部へ外気を導くと共に気流を前記オゾン発生部へ導き、前記貯水部内に前記オゾン化空気の気流を吐出する送給流路と、
前記貯水部内の水面上部空間に滞留するオゾン化空気を回収する回収流路と、を有し、同回収流路で回収したオゾン化空気を前記送給流路に合流すべく構成すると共に、前記オゾン発生部及び送風部を前記貯水部外に配設したことを特徴とするオゾン水生成装置。
続きを表示(約 860 文字)
【請求項2】
前記回収流路の下流側は、前記送風部よりも下流の位置にて前記送給流路とベンチュリ部を介して接続していることを特徴とする請求項1に記載のオゾン水生成装置。
【請求項3】
人感センサを備え、人を検知した際に前記オゾン発生部と送風部とを駆動すべく構成したことを特徴とする請求項1に記載のオゾン水生成装置。
【請求項4】
前記送給流路の前記オゾン発生部よりも下流の位置に流路の切替弁を設け、同切替弁の切替により前記水回り器具が配置されている場所の周辺空間にオゾン化空気を吐出可能としたことを特徴とする請求項1に記載のオゾン水生成装置。
【請求項5】
前記貯水部内で浮きながら水面の少なくとも一部を伏箱状に覆う囲い部材を備え、同囲い部材の内方空間に前記回収流路の上流側を連通させて水面近傍のオゾン化空気を吸引すべく構成したことを特徴とする請求項1に記載のオゾン水生成装置。
【請求項6】
前記囲い部材は金属製であることを特徴とする請求項5に記載のオゾン水生成装置。
【請求項7】
前記送給流路の下流側水没部は金属管又は金属鞘を備える非金属管にて構成したことを特徴とする請求項1に記載のオゾン水生成装置。
【請求項8】
前記金属管又は金属鞘はペルチェ素子により冷却可能としたことを特徴とする請求項7に記載のオゾン水生成装置。
【請求項9】
前記水回り器具は、トイレ装置、洗濯機、冷水機、バケツから選ばれるいずれか1つであることを特徴とする請求項1に記載のオゾン水生成装置。
【請求項10】
前記水回り器具はバケツであって、
同バケツの上部開口を覆う蓋体を備えると共に、同蓋体の閉蓋時内方面側に前記送給流路の下流端部と前記回収流路の上流端部を配置する一方、前記オゾン発生部と前記送風部を同蓋体の閉蓋時外方面側に配置したことを特徴とする請求項1に記載のオゾン水生成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、オゾン水生成装置に関する。
続きを表示(約 920 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、水素(H
2
)を溶存させた水素水、酸素(O
2
)を溶存させた酸素水、二酸化炭素(CO
2
)を溶存させた炭酸水など、水に所定の気体を溶存させることで機能性を付与した水が広く利用されている。
【0003】
なかでも、オゾン(O
3
)を溶存させたオゾン水は強力な酸化力を有する水として機能し、除菌や消臭など特に衛生面において有用である。
【0004】
オゾン水の生成装置では、例えば、空気に含まれる酸素の一部をオゾナイザによりオゾン化してオゾン化空気を生成し、これを水と接触させて水にオゾンを溶かし込むことでオゾン水を生成する。
【0005】
そして生成したオゾン水は、装置からそのまま流水として吐出されたり、例えば特許文献1に示す処理槽の如き貯留部に蓄えられ、用途に応じて使用されることとなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2009-226255号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところで、オゾン水の生成効率について考えると、水との接触に供したオゾンのうち、できるだけ多くの量を溶存できた方が効率的な生成であるといえる。
【0008】
しかしながら、上述の如くオゾン水を貯留部に蓄える方式の場合、溶けきれなかったオゾンがオゾン水から離脱し、貯留部にてオゾン水の水面上に滞留することとなるため、生成効率上のロスとなる。
【0009】
この点に関し、上記従来のオゾン水処理装置に目を転じても、オゾン水の貯留部(処理槽)の水面上で滞留するオゾン(以下、滞留オゾンともいう。)の処理については何ら言及されていない。
【0010】
また別例として、貯留部に貯留されている水にオゾン化空気を送り込み、気泡の上昇過程で溶解させてオゾン水の生成を行う場合は、滞留オゾンの量は更に増加する。
(【0011】以降は省略されています)
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