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公開番号
2025068353
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-28
出願番号
2023178195
出願日
2023-10-16
発明の名称
媒体処理装置
出願人
沖電気工業株式会社
代理人
個人
主分類
B65H
5/06 20060101AFI20250421BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】媒体の安定した搬送と小型化とを両立し得るようにする。
【解決手段】レジ釣銭システム1の釣銭機3では、紙幣入出金部11の搬送部25において、上搬送ユニット31の搬送ガイド41に設けた搬送ガイド側嵌合部41Aと、補強ブラケット42に設けた補強ブラケット側嵌合部42Cとを、アイドルシャフト47と嵌合させた。このため搬送部25は、紙幣の搬送等を行う際に、下搬送ユニット32から搬送ベルト49及びアイドルローラプーリ48を介してアイドルシャフト47に作用する比較的大きい力を、補強ブラケット42及び搬送ガイド41に分散させて受け止める。これにより釣銭機3は、上搬送ユニット31において補強ブラケット42の強度を過剰に高める必要が無く、必要最小限の構成とすることができ、その結果として主に上下方向に関して小型化することができる。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
搬送方向に沿って媒体が搬送される搬送路における一方の搬送面を形成する搬送ガイドと、
前記搬送ガイドに取り付けられる補強ブラケットと、
前記搬送方向と直交する幅方向に沿った回転軸を中心に回転し前記媒体を搬送させるローラと、
前記ローラに挿通されたシャフトと
を具え、
前記搬送ガイドは、前記シャフトと嵌合する搬送ガイド側嵌合部を有し、
前記補強ブラケットは、前記シャフトと嵌合する補強ブラケット側嵌合部を有する
ことを特徴とする媒体処理装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記補強ブラケットは、前記幅方向に関する中央であって、前記搬送方向に関する一端から他端側の一部分を残した範囲に渡って切り欠かれた切欠部が形成されている
ことを特徴とする請求項1に記載の媒体処理装置。
【請求項3】
前記搬送ガイド側嵌合部は、前記幅方向に関し、少なくとも、前記補強ブラケットにおいて前記切欠部から離れる方向である外側の端部近傍と、前記補強ブラケットにおいて前記切欠部に近づく方向である内側における当該切欠部との境界部分の近傍とに、それぞれ設けられている
ことを特徴とする請求項2に記載の媒体処理装置。
【請求項4】
前記補強ブラケット側嵌合部は、前記幅方向に関し、少なくとも、前記シャフトにおける両方の端部近傍と、前記ローラにおける少なくとも一方の端部近傍とに、それぞれ設けられている
ことを特徴とする請求項2に記載の媒体処理装置。
【請求項5】
前記補強ブラケット側嵌合部は、前記幅方向に関し、前記ローラにおける両方の端部近傍にそれぞれ設けられている
ことを特徴とする請求項4に記載の媒体処理装置。
【請求項6】
前記搬送路に沿って走行する部分を有するベルト
をさらに具え、
前記ローラは、前記ベルトを介して前記搬送路上の前記媒体と当接する
ことを特徴とする請求項1に記載の媒体処理装置。
【請求項7】
前記ベルトに駆動力を伝達する駆動ローラを支持する駆動シャフト
をさらに具え、
前記搬送ガイドは、前記媒体を搬送する場合に前記搬送路を挟んで対向する対向側搬送ガイドに対し、前記駆動シャフトを中心として回動可能である
ことを特徴とする請求項6に記載の媒体処理装置。
【請求項8】
前記搬送ガイドを前記対向側搬送ガイドと対向しない状態に保持するスタンド
をさらに具えることを特徴とする請求項7に記載の媒体処理装置。
【請求項9】
前記補強ブラケットは、前記幅方向に関する中央であって、前記搬送方向に関する一端から他端側の一部分を残した範囲に渡って切り欠かれた切欠部が形成され、
前記スタンドは、前記搬送ガイドが前記対向側搬送ガイドと対向した状態であるときに、少なくとも一部を前記切欠部内に位置させる
ことを特徴とする請求項8に記載の媒体処理装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は媒体処理装置に関し、例えばスーパーマーケットやコンビニエンスストア等のような小売店舗の精算所において、レジ係員や顧客等の使用者により使用されるレジ釣銭システムに適用して好適なものである。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、レジ釣銭システムにおいては、POS(Point Of Sales)システム等に接続されたPOSレジに、紙幣(以下では媒体とも呼ぶ)や硬貨の入出金処理を行う釣銭機が組み合わされたものが普及している。この釣銭機のうち紙幣を処理する紙幣入出金装置としては、例えば使用者との間で紙幣の授受を行う入出金部と、紙幣を搬送する搬送部と、投入された紙幣の金種及び真偽を鑑別する鑑別部と、再利用可能な紙幣を金種毎に収納する紙幣収納庫と、再利用すべきでない紙幣を収納するリジェクト庫とを有するものがある。
【0003】
また紙幣入出金装置としては、例えば搬送部の搬送路に紙幣の詰まりが発生した際に、所定の回動軸を中心として搬送部の一部を回動させることにより、該搬送路を外部の空間と連通させ、保守作業等を効率良く行わせるものがある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-34937号公報(図2等)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで上述した紙幣入出金装置では、装置全体の小型化が要求されている。この要求に対し、搬送部については、上述した回動する部分を薄型化することが考えられるものの、小型化及び薄型化の実現と、各部分に必要な強度を確保することによる安定的な搬送とを両立させることが難しい、という問題があった。
【0006】
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、紙幣の安定した搬送と小型化とを両立し得る媒体処理装置を提案しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
かかる課題を解決するため本発明の媒体処理装置においては、搬送方向に沿って媒体が搬送される搬送路における一方の搬送面を形成する搬送ガイドと、搬送ガイドに取り付けられる補強ブラケットと、搬送方向と直交する幅方向に沿った回転軸を中心に回転し媒体を搬送させるローラと、ローラに挿通されたシャフトとを設け、搬送ガイドは、シャフトと嵌合する搬送ガイド側嵌合部を有し、補強ブラケットは、シャフトと嵌合する補強ブラケット側嵌合部を有するようにした。
【0008】
本発明は、補強ブラケットの補強ブラケット側嵌合部に加えて搬送ガイドの搬送ガイド側嵌合部によりシャフトと嵌合する。このため本発明は、補強ブラケット側嵌合部のみによりシャフトと嵌合する構成と比較して、補強ブラケットの強度を過剰に高める必要が無く、各部分に必要十分な強度を確保しながら、該補強ブラケットに関する構成を小型化することができる。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、媒体の安定した搬送と小型化とを両立し得る媒体処理装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
レジ釣銭システムの外観構成を示す略線的斜視図である。
紙幣入出金部の内部構成を示す略線的右側面図である。
上搬送ユニットの構成を示す略線的斜視図である。
上搬送ユニットの構成を示す略線的右側面図である。
上搬送ユニットの構成を示す略線的断面図である。
搬送ガイドの構成を示す略線的斜視図である。
搬送ガイドの構成を示す略線的平面図である。
搬送ガイド側嵌合部の構成を示す略線的断面図である。
補強ブラケットの構成を示す略線的斜視図である。
補強ブラケットの構成を示す略線的下面図である。
上搬送ユニットの対向姿勢を示す略線的斜視図である。
上搬送ユニットの非対向姿勢を示す略線的斜視図である。
比較用の上搬送ユニットの構成を示す略線的斜視図である。
比較用の上搬送ユニットの構成を示す略線的側面図である。
比較用の上搬送ユニットにおける搬送ガイド及び補強ブラケットの構成を示す略線的平面図である。
比較用の上搬送ユニットにおける搬送ガイド及び補強ブラケットの構成を示す略線的側面図である。
比較用の上搬送ユニットにおける補強ブラケットの構成を示す略線的斜視図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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