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公開番号2025068059
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-24
出願番号2025025149,2021005595
出願日2025-02-19,2021-01-18
発明の名称撮像レンズ系及び撮像装置
出願人マクセル株式会社
代理人個人
主分類G02B 13/00 20060101AFI20250417BHJP(光学)
要約【課題】望遠でありながら各種収差を好適に補正可能な撮像レンズ系及び撮像装置を提供すること。
【解決手段】撮像レンズ系11は、物体側から像側に向かって順に、物体側に凸面を有する第1レンズL1、物体側に凸面を有する第2レンズL2、メニスカス形状を有し、物体側及び像側に非球面を有する第3レンズL3、像側に凹面を有する第4レンズL4、物体側及び像側に凸面を有する第5レンズL5、物体側に凸面を有し、物体側及び像側に非球面を有する第6レンズL6からなり、光学系全体の焦点距離をFとし、第3レンズL3の焦点距離をf3とし、第6レンズL6の焦点距離をf6とした場合に、以下の式(1)及び(2)を満たす。
-0.3<F/f3<0.1 ・・・(1)
-0.2<F/f6<0.3 ・・・(2)
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
物体側から像側に向かって順に、物体側に凸面を有する第1レンズ、物体側に凸面を有する第2レンズ、メニスカス形状を有し、物体側及び像側に非球面を有する第3レンズ、像側に凹面を有する第4レンズ、物体側及び像側に凸面を有する第5レンズ、物体側に凸面を有し、物体側及び像側に非球面を有する第6レンズからなり、
前記第1レンズは正のパワーを有し、
前記第4レンズと前記第5レンズは、接合レンズを構成している、撮像レンズ系。
続きを表示(約 520 文字)【請求項2】
前記第5レンズの、環境温度が25℃であるときの、d線の波長における相対屈折率の温度変化係数をdNd5/dtとし、前記第4レンズと前記第5レンズから構成される接合レンズの焦点距離をf4_5とし、前記第5レンズの焦点距離をf5とした場合に、以下の式(5)~(7)を満たす、請求項1に記載の撮像レンズ系。
-3.0<dNd5/dt≦4.9 ・・・(5)
1<F/f4_5<1.3 ・・・(6)
0.6<f5/f4_5<0.8 ・・・(7)
【請求項3】
前記撮像レンズ系の画角は、20°以上50°以下である、請求項1又は2に記載の撮像レンズ系。
【請求項4】
前記第2レンズは負のパワーを有し、前記第4レンズは負のパワーを有し、前記第5レンズは正のパワーを有し、
前記第3レンズと前記第4レンズとの間に絞りが配置されている、請求項1乃至3の何れか一項に記載の撮像レンズ系。
【請求項5】
請求項1~4の何れか一項に記載の撮像レンズ系と、
前記撮像レンズ系の焦点位置に配置された撮像素子と、を備える撮像装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は撮像レンズ系及び撮像装置に関し、例えば車載用の撮像レンズ系及び撮像装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に、画角が50°前後である望遠な撮像レンズ系が記載されている。レンズ系の明るさは、焦点距離に比例しレンズ開口径に反比例するため、レンズ系の焦点距離が長くなればなるほどレンズ系の明るさが明るくなる。そのため、焦点距離が比較的長い望遠な撮像レンズ系は、一般に、焦点距離が長く、明るいという特徴を有する。
また、特許文献2に、映像をスクリーンに投影するための投影レンズ系が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-220741号公報
特開2001-194584号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、例えば、特許文献2に記載されているように、焦点距離が長くなればなるほど、像面湾曲やコマ収差等の各種収差が増大するというという問題がある。
【0005】
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、望遠でありながら各種収差を好適に補正可能な撮像レンズ系及び撮像装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一実施形態の撮像レンズ系は、物体側から像側に向かって順に、物体側に凸面を有する第1レンズ、物体側に凸面を有する第2レンズ、メニスカス形状を有し、物体側及び像側に非球面を有する第3レンズ、像側に凹面を有する第4レンズ、物体側及び像側に凸面を有する第5レンズ、物体側に凸面を有し、物体側及び像側に非球面を有する第6レンズからなり、
光学系全体の焦点距離をFとし、前記第3レンズの焦点距離をf3とした場合に、以下の式(1)を満たし、
-0.3<F/f3<0.1 ・・・(1)
前記第6レンズの焦点距離をf6とした場合に、以下の式(2)を満たす。
-0.2<F/f6<0.3 ・・・(2)
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、望遠でありながら各種収差を好適に補正可能な撮像レンズ系及び撮像装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態1に係る撮像レンズ系及び撮像装置の構成を示す断面図である。
距離ET3及び距離ET6を説明する図である。
実施例1の撮像レンズ系における球面収差図(縦収差図)、像面湾曲図、歪曲収差図である。
実施例2に係る撮像レンズ系及び撮像装置の構成を示す断面図である。
実施例2の撮像レンズ系における球面収差図(縦収差図)、像面湾曲図、歪曲収差図である。
実施例3に係る撮像レンズ系及び撮像装置の構成を示す断面図である。
実施例3の撮像レンズ系における球面収差図(縦収差図)、像面湾曲図、歪曲収差図である。
実施例4に係る撮像レンズ系及び撮像装置の構成を示す断面図である。
実施例4の撮像レンズ系における球面収差図(縦収差図)、像面湾曲図、歪曲収差図である。
実施例5に係る撮像レンズ系及び撮像装置の構成を示す断面図である。
実施例5の撮像レンズ系における球面収差図(縦収差図)、像面湾曲図、歪曲収差図である。
実施例4に係る撮像レンズ系の-40℃、25℃、115℃におけるMTF曲線である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
実施の形態1
(撮像レンズ系及び撮像装置)
図1は、実施の形態1に係る撮像レンズ系11及び撮像装置20の構成及び光線を示す断面図である。撮像装置20は、撮像レンズ系11、撮像素子21を備える。撮像レンズ系11及び撮像素子21は筐体(不図示)に収容されている。
撮像素子21は、受光した光を電気信号に変換する素子であり、例えば、CCDイメージセンサやCMOSイメージセンサが用いられる。撮像素子21は、撮像レンズ系11の結像位置に配置されている。
以下、撮像レンズ系11について、詳細に説明する。
【0010】
図1に示すように、実施の形態1の撮像レンズ系11は、物体側から像側に向かって順に、正のパワーを有し、物体側に凸面を有する第1レンズL1と、負のパワーを有し物体側に凸面を有する第2レンズL2と、物体側及び像側に非球面を有する第3レンズL3と、絞りSTOPと、負のパワーを有し、像側に凹面を有する第4レンズL4と、正のパワーを有し、物体側及び像側に凸面を有する第5レンズL5と、物体側及び像側に非球面を有する第6レンズL6と、を有する。また、撮像レンズ系11は、図1に示すように、第6レンズL6の像側レンズ面S13と結像面IMGとの間に、波長フィルターガラス及びカバーガラス等のガラス12を備えていてもよい。また、第4レンズL4と第5レンズL5は、接合レンズを構成してもよい。また、撮像レンズ系11の結像面はIMGで示されている。
また、絞りSTOPは、撮像レンズ系11のFナンバー(Fno)を決める絞りである。
(【0011】以降は省略されています)

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