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公開番号
2025067907
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-24
出願番号
2025004453,2023111297
出願日
2025-01-13,2006-09-29
発明の名称
フリップフロップ、シフトレジスタ
出願人
株式会社半導体エネルギー研究所
代理人
主分類
H03K
3/356 20060101AFI20250417BHJP(基本電子回路)
要約
【課題】トランジスタ等の半導体素子の劣化を抑制することができる、シフトレジスタ等
のデジタル記憶装置を提供する。
【解決手段】シフトレジスタ等のデジタル記憶装置は、ハイレベルの信号を出力する第1
のトランジスタと、ロウレベルの信号を出力する第2のトランジスタを有する。そして、
第2のトランジスタがオンとオフとを繰り返すように制御することにより、第2のトラン
ジスタがオンになる時間を短くする。これにより、第2のトランジスタの劣化を抑制する
ことができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
クロック信号を出力するトランジスタを有するフリップフロップであって、前記複数のフリップフロップの一において、前記クロック信号を出力するトランジスタは、他のトランジスタよりもW(Wはチャネル幅)/L(Lはチャネル長)が大きいことを特徴とするフリップフロップ。
続きを表示(約 46 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のフリップフロップを複数有するシフトレジスタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明はトランジスタを用いて構成された回路を有する表示装置に関する。特に液晶等の
電気光学素子若しくは発光素子等を表示媒体として用いる表示装置及びその駆動方法に関
する。
続きを表示(約 3,800 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、表示装置は、液晶テレビなどの大型表示装置の増加から、活発に開発が進められて
いる。特に、絶縁基板上に非結晶半導体(以下、アモルファスシリコンともいう)によっ
て構成されたトランジスタを用いて、画素回路及びシフトレジスタ等を含む駆動回路(以
下、内部回路ともいう)を一体形成する技術は、低消費電力化、低コスト化に大きく貢献
するため、活発に開発が進められている。絶縁体上に形成された内部回路は、FPC等を
介してコントローラIC等(以下、外部回路ともいう)に接続され、その動作が制御され
る。
【0003】
上記示した内部回路の中でも、非結晶半導体によって構成されたトランジスタ(以下、ア
モルファスシリコントランジスタともいう)を用いたシフトレジスタが考案されている。
従来のシフトレジスタが有するフリップフロップの構成を図30(A)に示す(特許文献
1)。図30(A)のフリップフロップは、トランジスタ11、トランジスタ12、トラ
ンジスタ13、トランジスタ14、トランジスタ15及びトランジスタ17を有し、信号
線21、信号線22、配線23、信号線24、電源線25、電源線26に接続されている
。信号線21、信号線22、信号線24、電源線25、電源線26には、それぞれスター
ト信号、リセット信号、クロック信号、電源電位VDD、電源電位VSSが入力される。
図30(A)のフリップフロップの動作期間は、図30(B)のタイミングチャートに示
すように、セット期間、選択期間、リセット期間、非選択期間に分割され、動作期間のう
ちのほとんどが非選択期間となる。
【0004】
ここで、非選択期間においてトランジスタ12及びトランジスタ16がオンしている。よ
って、トランジスタ12及びトランジスタ16の半導体層にアモルファスシリコンを用い
ているので、劣化等によりしきい値電圧(Vth)に変動が生じる。より具体的には、し
きい値電圧が上昇する。つまり、従来のシフトレジスタは、トランジスタ12及びトラン
ジスタ16のしきい値電圧が上昇してオンできなくなるため、ノード41及び配線23に
VSSを供給することができずに誤動作を起こす。
【0005】
この問題を解決すべく、非特許文献1、非特許文献2及び非特許文献3において、トラン
ジスタ12のしきい値電圧のシフトを抑制できるシフトレジスタが考案されている。非特
許文献1、非特許文献2及び非特許文献3では、新たなトランジスタ(第1のトランジス
タとする)をトランジスタ12(第2のトランジスタとする)と並列に配置し、非選択期
間において、第1のトランジスタのゲート電極及び第2のトランジスタのゲート電極にそ
れぞれ反転した信号を入力することで、第1のトランジスタ及び第2のトランジスタのし
きい値電圧のシフトを抑制している。
【0006】
さらに、非特許文献4では、トランジスタ12だけでなく、トランジスタ16のしきい値
電圧のシフトも抑制できるシフトレジスタが考案されている。非特許文献4では、新たな
トランジスタ(第1のトランジスタとする)をトランジスタ12(第2のトランジスタと
する)と並列に配置し、さらに別の新たなトランジスタ(第3のトランジスタとする)を
トランジスタ16(第4のトランジスタとする)と並列に配置する。そして、非選択期間
において、第1のトランジスタのゲート電極及び第2のトランジスタのゲート電極にそれ
ぞれ反転した信号を入力し、第3のトランジスタのゲート電極及び第4のトランジスタの
ゲート電極にそれぞれ反転した信号を入力することで、第1のトランジスタ、第2のトラ
ンジスタ、第3のトランジスタ及び第4のトランジスタのしきい値電圧のシフトを抑制し
ている。
【0007】
さらに、非特許文献5では、トランジスタ12のゲート電極に交流パルスを印加すること
で、トランジスタ12のしきい値電圧のシフトを抑制している。
【0008】
なお、非特許文献6及び非特許文献7の表示装置は、アモルファスシリコントランジスタ
で構成されるシフトレジスタを走査線駆動回路として用いて、さらにR、G、Bのサブ画
素に1つの信号線からビデオ信号を入力することで、信号線の数を1/3に減らしている
。こうして、非特許文献6及び非特許文献7の表示装置は、表示パネルとドライバICと
の接続数を減らしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特開2004-157508号公報
【非特許文献】
【0010】
Soo Young Yoon, et al., ”Highly Stable Integrated Gate Driver Circuit using a-Si TFT with Dual Pull-down Structure”, SOCIETY FOR INFORMATION DISPLAY 2005 INTERNATIONAL SYMPOSIUM DIGEST OF TECHNICAL PAPERS, Volume XXXVI, p.348-351
Binn Kim, et al., ”a-Si Gate Driver Integration with Time Shared Data Driving”, Proceedings of The 12th International Display Workshops in conjunction with Asia Display 2005, p.1073-1076
Mindoo Chun, et al., ”Integrated Gate Driver Using Highly Stable a-Si TFT’s”, Proceedings of The 12th International Display Workshops in conjunction with Asia Display 2005, p.1077-1080
Chun-Ching, et al., ”Integrated Gate Driver Circuit Using a-Si TFT”, Proceedings of The 12th International Display Workshops in conjunction with Asia Display 2005, p.1023-1026
Yong Ho Jang, et al., ”A-Si TFT lntegrated Gate Driver with AC-Driven Single Pull-down Structure”, SOCIETY FOR INFORMATION DISPLAY 2006 INTERNATIONAL SYMPOSIUM DIGEST OF TECHNICAL PAPERS, Volume XXXVII, p.208-211
Jin Young Choi, et al., ”A Compact and Cost-efficient TFT-LCD through the Triple-Gate Pixcel Structure”, SOCIETY FOR INFORMATION DISPLAY 2006 INTERNATIONAL SYMPOSIUM DIGEST OF TECHNICAL PAPERS, Volume XXXVII, p.274-276
Yong Soon Lee, et al., ”Advanced TFT-LCD Data Line Reduction Method”, SOCIETY FOR INFORMATION DISPLAY 2006 INTERNATIONAL SYMPOSIUM DIGEST OF TECHNICAL PAPERS, Volume XXXVII, p.1083-1086
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
(【0011】以降は省略されています)
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