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公開番号2025067483
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-24
出願番号2023177501
出願日2023-10-13
発明の名称地域情報管理装置、地域情報管理方法および地域情報管理プログラム
出願人株式会社日立製作所
代理人青稜弁理士法人
主分類G06Q 30/0241 20230101AFI20250417BHJP(計算;計数)
要約【課題】企業や個人が地方への移転や移住を検討する際に参考にする口コミ情報について、口コミ評価の客観性を保ち、時間の経過に関係なく口コミ情報信用度の鮮度を維持する地域情報管理装置、方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】地域情報管理装置1は、個人利用者の端末2、3からのアクセスに応じてその個人利用者に紐付く金融機関の地域を判断してその地域に関する口コミ情報の投稿を受け付け、該口コミ情報について個人利用者の信用度に基づいて信用度を評価してその評価された信用度を紐付けて口コミ管理部61で登録管理し、個人利用者の端末からのアクセスに応じて口コミ管理部61に登録された口コミ情報及びそれに紐付く信用度を閲覧可能に公開して、その口コミ情報に対する評価を個人利用者の端末からの操作で受け付け、その受け付けた評価に基づいて口コミ管理部において公開された口コミ情報に紐付く信用度を更新する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ネットワークを介して接続される端末に対して地域に関する口コミ情報を公開する地域情報管理装置であって、
地域毎に住所を有する金融機関に口座を開設済みの個人利用者に紐付けて当該金融機関との取引情報および所定の審査基準に基づく信用度を登録する個人管理部と、
前記個人管理部に登録された個人利用者の端末からのアクセスを許可し、当該アクセスに応じて前記個人利用者に紐付く金融機関の地域を判断して当該地域に関する口コミ情報の投稿を受け付け、当該投稿された口コミ情報について前記個人管理部に登録された信用度に基づいて当該口コミ情報の信用度を評価して当該評価された信用度を紐付けて登録管理する口コミ管理部と、
前記個人管理部に登録された個人利用者の端末からのアクセスを許可し、当該アクセスに応じて前記口コミ管理部に登録された口コミ情報および当該口コミ情報に紐付く信用度を閲覧可能に公開する口コミ公開部と、
前記口コミ公開部で公開された口コミ情報に対する評価を前記個人利用者の端末からの操作で受け付け、当該受け付けた評価に基づいて前記口コミ管理部において前記公開された口コミ情報に紐付く信用度を更新する口コミ評価部と、
を備えたことを特徴とする地域情報管理装置。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
請求項1に記載の地域情報管理装置において、前記口コミ公開部は前記アクセスを許可した端末に対してキーワード入力に基づく検索を受け付け、当該入力キーワードを含む口コミ情報および当該口コミ情報に紐付く信用度を閲覧可能に公開することを特徴とする地域情報管理装置。
【請求項3】
請求項2に記載の地域情報管理装置において、さらに、地域毎に住所を有する金融機関に口座を開設済みの事業者に紐付けて当該金融機関との取引情報を登録する事業者管理部と、当該事業者管理部に登録された事業者に紐付けてサービス、商品等の事業活動情報を登録する事業活動登録部を備え、前記口コミ公開部は前記事業者管理部および事業活動登録部を参照して前記アクセスを許可した端末に対してキーワード入力に基づく検索を受け付け、当該入力キーワードを含む口コミ情報および当該口コミ情報に紐付く信用度と当該入力キーワードを含む事業活動情報とを同時に閲覧可能に公開することを特徴とする地域情報管理装置。
【請求項4】
請求項2に記載の地域情報管理装置において、さらに、地域毎に住所を有する金融機関に口座を開設済みの事業者に紐付けて当該金融機関との取引情報を登録する事業者管理部と、当該事業者管理部に登録された事業者に紐付けてサービス、商品等の事業活動情報を登録する事業活動登録部を備え、前記口コミ公開部は前記事業者管理部および事業活動登録部を参照して前記アクセスを許可した端末に対してキーワード入力に基づく検索を受け付け、当該入力キーワードを含む口コミ情報および当該口コミ情報に紐付く信用度を閲覧可能に公開するとともに前記公開される口コミ情報内の前記入力キーワードに対して当該入力キーワードが含まれる事業活動情報が登録されているリンク先の情報を付加することを特徴とする地域情報管理装置。
【請求項5】
請求項2に記載の地域情報管理装置において、前記口コミ公開部は前記受け付けた検索でぅ口コミ情報を取得できなかった場合に前記取得できなかった際に入力されたキーワードを公開することを特徴とする地域情報管理装置。
【請求項6】
請求項2に記載の地域情報管理装置において、前記口コミ公開部は前記検索を受け付ける前に前記端末に対して複数の地域の選択を受け付け、当該受け付けた地域を検索対象とすることを特徴とする地域情報管理装置。
【請求項7】
請求項1に記載の地域情報管理装置において、さらに、地域毎に住所を有する金融機関に口座を開設済みの事業者に紐付けて当該金融機関との取引情報を登録する事業者管理部と、当該事業者管理部に登録された事業者に紐付けてサービス、商品等の事業活動情報を登録する事業活動登録部を備え、前記口コミ公開部は前記事業者管理部および事業活動登録部を参照して前記アクセスを許可した端末に対してキーワード入力に基づく検索を受け付け、当該入力キーワードを含む事業活動情報を閲覧可能に公開することを特徴とする地域情報管理装置。
【請求項8】
請求項1に記載の地域情報管理装置において、前記口コミ管理部は前記口コミ管理部に登録管理された口コミ情報を当該口コミ情報を投稿した前記個人利用者の端末からのアクセスに応じて更新することを特徴とする地域情報管理装置。
【請求項9】
請求項1に記載の地域情報管理装置において、さらに、前記個人利用者別に前記口コミ管理部で登録管理された信用度に基づいて前記金融機関が提供するサービスに利用できるポイントを算出するポイント処理部を有したことを特徴とする地域情報管理装置。
【請求項10】
請求項9に記載の地域情報管理装置において、前記個人管理部は前記口コミ情報別に前記口コミ評価部で受け付けた評価を信用度に追加し、前記ポイント処理部は前記個人利用者別に前記口コミ管理部で管理される全口コミ情報の評価に基づいてポイントを算出することを特徴とする地域情報管理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は地域情報管理装置、地域情報管理方法および地域情報管理プログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
日本の人口分布は都市部に集中しているのが実情である。都市部においては、経済的なメリットはもちろん社会的なメリットがある反面、住宅価格の高さ、待機児童問題、介護サービスの不足、首都直下地震などの巨大災害に伴う被害の甚大化といった問題が内在している。一方、地方においては、少子高齢化、過疎化、そして、産業の空洞化という課題を抱えている地方自治体は少なくない。
【0003】
今日、ITインフラ基盤の発展は目覚ましく、企業においては新型コロナウイルス禍の対策でテレワーク中心のビジネス環境が整いつつあるため、社会情勢としては個人や企業に対して地方分散を推進可能な状況にあると考えられる。
【0004】
企業が地方への移転を検討したり個人が地方への移住を検討するにあたり、それぞれが現状の環境背景から確認したい情報は異なる。企業においては、賃料やフロア面積、ITインフラ環境を鑑みて、現状と同様の業務を継続することができるかどうかといった点や地方において新規ビジネスへの投資が可能かどうかといった点が重要視され、これらの情報の信用度があることが大前提となる。
【0005】
個人においては、独身(単身)、家族によって生活資金、趣味の充実度、出産および子育て環境など重要とする項目が異なるが、インターネットの情報は情報量が多く、自身が欲しい情報を調査したり整理したりするのに手間がかかるといった問題がある。これに加えて、口コミ情報などの情報は情報元の信用度が不明確な問題もある。
【0006】
企業と個人に共通していることは、地方に関する情報を利用する側としてその情報の信用度が一番大きな要素となっており、そのような情報を入手して活用することが望ましい。
【0007】
このような情報の信用度を投稿者の信用度に結びつけた提案がある(特許文献1、特許文献2)。特許文献1には、店舗を実際に利用したユーザが店舗についての口コミ情報を投稿して他のユーザが閲覧する際に投稿したユーザの信頼度に応じて閲覧制限をかけるという手法が開示されている。特許文献2には、専門家が商品・サービスの口コミ情報や評価をインターネット上に投稿することで口コミ情報の信頼性を高める手法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2013-196120号公報
特開2018-136819号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
食事、旅行などの目的で口コミ情報を参照して行動を決める場合には、自ら体験してその結果に満足できなければ次回は別の行き先を見つければよく、生活自体に何か大きな影響を及ぼすことは考えにくい。一方、本気で地方に移転や移住を検討している企業や個人の場合には、口コミ情報等の地域情報を頼りに決断したことが企業の経営や個人の生活に直接大きな影響を及ぼす場合がある。
【0010】
特許文献1や特許文献2においては、口コミ情報の投稿者に対する信頼性を口コミ情報自体の信頼に結び付けてはいるが、口コミ情報は投稿者から閲覧者向けに発信される一方通行的な情報となる。この仕組みでは、口コミ情報に対する閲覧者の評価が反映されないことから、情報としての客観性を得るのは難しい。このような口コミ情報は投稿者に依存した情報に過ぎない。
(【0011】以降は省略されています)

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