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公開番号2025067029
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-24
出願番号2023176673
出願日2023-10-12
発明の名称塵芥収集車
出願人極東開発工業株式会社
代理人弁理士法人はなぶさ特許商標事務所,弁理士法人落合特許事務所
主分類B65F 3/00 20060101AFI20250417BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】塵芥収集車の塵芥積込装置が緊急停止した後に、塵芥積込装置が作業者の意図に反して再開されることを防ぐ。
【解決手段】車体1上に搭載される塵芥収容箱2と、その塵芥収容箱2に上下方向揺動可能に連設されて塵芥を投入可能な塵芥投入箱6と、その塵芥投入箱6内に設けられて投入塵芥を塵芥収容箱2に積み込む塵芥積込装置8と、塵芥投入箱6に設けられて塵芥積込装置8を随時に緊急停止させる緊急停止装置20とを備えた塵芥収集車において、緊急停止装置20は、塵芥積込装置8を停止させるON位置と塵芥積込装置8の停止状態を解除させるOFF位置との間で動作する操作部材23と、操作部材23をON位置に保持する保持部材32a,32b,Dとを有する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
車体(1)上に搭載される塵芥収容箱(2)と、その塵芥収容箱(2)に上下方向揺動可能に連設されて塵芥を投入可能な塵芥投入箱(6)と、その塵芥投入箱(6)内に設けられて投入塵芥を塵芥収容箱(2)に積み込む塵芥積込装置(8)と、前記塵芥投入箱(6)に設けられて前記塵芥積込装置(8)を随時に緊急停止させる緊急停止装置(20)とを備えた塵芥収集車において、
前記緊急停止装置(20)は、前記塵芥積込装置(8)を停止させるON位置と前記塵芥積込装置(8)の停止状態を解除させるOFF位置との間で動作する操作部材(23)と、前記操作部材(23)をON位置に保持する保持部材(32a,32b,D)とを有することを特徴とする塵芥収集車。
続きを表示(約 350 文字)【請求項2】
前記保持部材(32a,32b,D)は、前記操作部材(23)を前記OFF位置にも保持可能であることを特徴とする、請求項1に記載の塵芥収集車。
【請求項3】
前記緊急停止装置(20)は、前記操作部材(23)を押し動作、または引き動作することで前記ON位置に移動して、前記塵芥積込装置(8)を緊急停止させることを特徴とする、請求項1または2に記載の塵芥収集車。
【請求項4】
前記操作部材(23)は反射板(23a)付きのプレートであることを特徴とする、請求項1または2に記載の塵芥収集車。
【請求項5】
前記保持部材(32a,32b,D)はボールラッチおよび/又はマグネットであることを特徴とする、請求項1または2に記載の塵芥収集車。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、塵芥収集車、特に車体上に搭載される塵芥収容箱と、この塵芥収容箱に上下方向揺動可能に連設されて塵芥を投入可能な塵芥投入箱と、塵芥投入箱内に設けられて投入塵芥を塵芥収容箱に積み込む塵芥積込装置と、塵芥投入箱に設けられて塵芥積込装置を随時に緊急停止させるための緊急停止装置とを備えた塵芥収集車に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
上記した塵芥収集車は、例えば特許文献1に開示されるように従来公知である。この公知の塵芥収集車の緊急停止装置30は、塵芥収集箱4(塵芥収容箱)に上下方向揺動可能に固定された塵芥投入箱7の下縁部に設けられたクロスフレーム18の後面に、緊急停止操作部材32が前後方向に揺動可能に垂下されており、その緊急停止操作部材32の中間部裏面に突設した板状の被検知部41と、該被検知部41と並ぶようにしてクロスフレーム18の下面に突設した緊急停止検知部40のセンサ部40aとが、緊急停止操作部材32の前方への揺動時に近接することで、センサ部40aが塵芥押込装置10(塵芥積込装置)を緊急停止させるように構成されている。
【0003】
このものの緊急停止装置30は、作業者が塵芥積込装置に巻き込まれそうになるような緊急時に、作業者が緊急停止操作部材32を膝等で押圧操作することで作動し、膝等を離すことで緊急停止動作が解除されるように構成されている。そのためこのものは、操作部材32の中間部に前方に延びるロッド37が取り付けられていて、該ロッド37が圧縮バネ38の押圧力で前記緊急停止操作部材32を後方に付勢しており、作業者が緊急停止操作部材32を押圧操作したときは、緊急停止操作部材32を圧縮バネ38の付勢力に抗して前方に移動させ、作業者が膝等を離すことで、緊急停止操作部材32を圧縮バネ38の付勢力で後方の非作動位置に保持するようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2008-285304号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の塵芥収集車は、上述したように緊急停止装置が、作業者が緊急停止操作部材を膝等で押圧操作することで作動し、膝等を離すことで緊急停止動作が解除されるように構成されているため、作業者が塵芥積込装置に巻き込まれるような緊急事態が未だ解消されていないにも拘わらず、作業者が何らかのはずみで緊急停止操作部材から膝等を離してしまったような場合には、塵芥積込装置が作業者の意図に反して積込動作を再開してしまう虞があった。
【0006】
本発明は、上記に鑑み提案されたもので、緊急停止装置における従来の問題を解決可能とした塵芥収集車を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記目的を達成するために、本発明は、車体上に搭載される塵芥収容箱と、その塵芥収容箱に上下方向揺動可能に連設されて塵芥を投入可能な塵芥投入箱と、その塵芥投入箱内に設けられて投入塵芥を塵芥収容箱に積み込む塵芥積込装置と、前記塵芥投入箱に設けられて前記塵芥積込装置を随時に緊急停止させる緊急停止装置とを備えた塵芥収集車において、前記緊急停止装置は、前記塵芥積込装置を停止させるON位置と前記塵芥積込装置の停止状態を解除させるOFF位置との間で動作する操作部材と、前記操作部材をON位置に保持する保持部材とを有することを第1の特徴とする。
【0008】
また本発明は、第1の特徴に加えて、前記保持部材は、前記操作部材を前記OFF位置にも保持可能であることを第2の特徴とする。
【0009】
また本発明は、第1又は第2の特徴に加えて、前記緊急停止装置は、前記操作部材を押し動作、または引き動作することで前記ON位置に移動して、前記塵芥積込装置を緊急停止させることを第3の特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
また本発明は、第1又は第2の特徴に加えて、前記操作部材は反射板付きのプレートであることを第4の特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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