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公開番号
2025066737
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-23
出願番号
2025002584,2023173371
出願日
2025-01-08,2019-09-19
発明の名称
マルチプレクサ、無線通信デバイス及びバルク弾性波デバイス
出願人
スカイワークス グローバル プライベート リミテッド
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H03H
9/17 20060101AFI20250416BHJP(基本電子回路)
要約
【課題】多層隆起フレーム構造物を含むバルク弾性波(BAW)デバイス、フィルタ、マルチプレクサ、パッケージ状モジュール、無線通信デバイス及び方法を提供する。
【解決手段】二重隆起フレームバルク弾性波デバイス20において、多層隆起フレーム構造物は、バルク弾性波デバイスの第1電極21と第2電極22との間に位置決めされた第1隆起フレーム層23を含む。第1隆起フレーム層は、第1電極よりも低い音響インピーダンスを有する。第1隆起フレーム層と第2隆起フレーム層とは、バルク弾性波デバイスのアクティブ領域において重なる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
バルク弾性波デバイスであって、
第1電極と、
第2電極と、
前記第1電極と前記第2電極との間に位置決めされた圧電層と、
前記バルク弾性波デバイスのアクティブ領域の中間エリアの外側にある多層隆起フレーム
構造物と
を含み、
前記多層隆起フレーム構造物は、第1隆起フレーム層及び第2隆起フレーム層を含み、
前記第1隆起フレーム層は、前記第1電極と前記第2電極との間に位置決めされ、
前記第1隆起フレーム層は、前記第1電極よりも低い音響インピーダンスを有し、
前記第2隆起フレーム層は、前記アクティブ領域において前記第1隆起フレーム層と重な
る、バルク弾性波デバイス。
続きを表示(約 850 文字)
【請求項2】
前記第1隆起フレーム層は、隆起フレームモードの周波数を、前記バルク弾性波デバイス
の主要共振周波数から離れるように移動させるべく構成される、請求項1のバルク弾性波
デバイス。
【請求項3】
前記多層隆起フレーム構造物は、前記アクティブ領域から前記バルク弾性波デバイスのパ
ッシブ領域への横方向エネルギー漏洩をブロックするべく構成される、請求項1のバルク
弾性波デバイス。
【請求項4】
前記第1隆起フレーム層の音響インピーダンスは、前記圧電層の音響インピーダンスより
も低い、請求項1のバルク弾性波デバイス。
【請求項5】
前記第1隆起フレーム層は二酸化ケイ素層である、請求項1のバルク弾性波デバイス。
【請求項6】
前記第1電極は、モリブデン、タングステン、ルテニウム、白金又はイリジウムの少なく
とも一つを含む、請求項1のバルク弾性波デバイス。
【請求項7】
前記第1隆起フレーム層は、前記圧電層と前記第1電極との間に位置決めされる、請求項
1のバルク弾性波デバイス。
【請求項8】
前記第1隆起フレーム層は、前記バルク弾性波デバイスの隆起フレームドメインにおいて
前記アクティブドメインのエッジに沿って配置される、請求項1のバルク弾性波デバイス
。
【請求項9】
前記バルク弾性波デバイスはさらに、前記隆起フレームドメインと前記中間エリアとの間
に陥凹フレームドメインを含む、請求項8のバルク弾性波デバイス。
【請求項10】
前記第2隆起フレーム層と前記圧電層とは、前記第2電極の対向側に配置され、
前記第1隆起フレーム層は、前記圧電層と前記第2電極との間に位置決めされる、請求項
1のバルク弾性波デバイス。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
優先権出願の相互参照
本願は、2018年9月24日に出願された「バルク弾性波デバイスにおける多層隆起
フレーム」との名称の米国仮特許出願第62/735,523号の優先権の利益を主張す
るとともに、2018年11月11日に出願された「バルク弾性波デバイスにおける多層
隆起フレーム」との名称の米国仮特許出願第62/760,470号の優先権の利益を主
張する。これらそれぞれの開示は、全体がここに参照により組み入れられる。
続きを表示(約 1,600 文字)
【0002】
本開示の実施形態は、弾性波デバイスに関し、詳しくはバルク弾性波デバイスに関する
。
【背景技術】
【0003】
無線周波数電子システムには弾性波フィルタを実装することができる。例えば、携帯電
話機の無線周波数フロントエンドにおけるフィルタは、一つ以上の弾性波フィルタを含み
得る。複数の弾性波フィルタを、マルチプレクサとして配列することができる。例えば、
2つの弾性波フィルタをデュプレクサとして配列することができる。
【0004】
弾性波フィルタは、無線周波数信号をフィルタリングするべく配列された複数の共振器
を含み得る。複数例の弾性波フィルタには、弾性表面波(SAW)フィルタ及びバルク弾
性波(BAW)フィルタが含まれる。BAWフィルタはBAW共振器を含む。複数例のB
AW共振器が、薄膜バルク弾性波共振器(FBAR)及びソリッドマウント共振器(SM
R)を含む。BAW共振器において、弾性波は、圧電層のバルクの中を伝播する。
【0005】
高性能BAWフィルタに対し、低挿入損失かつ低ガンマ損失が一般に望ましい。しかし
ながら、所望レベルの挿入損失及びガンマ損失を達成することは難しい。
【発明の概要】
【0006】
特許請求の範囲に記載のイノベーションはそれぞれが、いくつかの側面を有し、その単
独の一つのみが、その所望の属性に対して関与するわけではない。特許請求の範囲を制限
することなく、本開示のいくつかの卓越した特徴の概要が以下に記載される。
【0007】
本開示の一つの側面は、第1電極と、第2電極と、当該第1電極と第2電極との間に位
置決めされた圧電層と、多層隆起フレーム構造物とを含むバルク弾性波デバイスであり、
当該多層隆起フレーム構造物は当該バルク弾性波デバイスのアクティブ領域の中間エリア
の外側にある。多層隆起フレーム構造物は、第1隆起フレーム層及び第2隆起フレーム層
を含む。第1隆起フレーム層は、第1電極と第2電極との間に位置決めされる。第1隆起
フレーム層は、第1電極よりも低い音響インピーダンスを有する。第2隆起フレーム層は
、アクティブ領域において第1隆起フレーム層と重なる。
【0008】
第1隆起フレーム層は、隆起フレームモードの周波数を、バルク弾性波デバイスの主要
共振周波数から離れるように移動させることができる。第1隆起フレーム層の音響インピ
ーダンスは、圧電層の音響インピーダンスよりも低くてよい。第1隆起フレーム層は二酸
化ケイ素層としてよい。第1隆起フレーム層は、圧電層と第1電極との間に位置決めして
よい。第1隆起フレーム層は、アクティブドメインのエッジに沿ったバルク弾性波デバイ
スの隆起フレームドメインに配置してよい。バルク弾性波デバイスはさらに、隆起フレー
ムドメインと中間エリアとの間に陥凹フレームドメインを含んでよい。
【0009】
多層隆起フレーム構造物は、バルク弾性波デバイスのアクティブ領域からパッシブ領域
への横方向エネルギー漏洩をブロックすることができる。
【0010】
第1電極はモリブデンを含み得る。第1電極はタングステンを含み得る。第1電極はル
テニウムを含み得る。第1電極は白金を含み得る。第1電極はイリジウムを含み得る。第
1電極は、モリブデン、タングステン、ルテニウム、白金及び/又はイリジウムの任意の
適切な合金を含み得る。
(【0011】以降は省略されています)
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