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公開番号2025066042
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-22
出願番号2024100995
出願日2024-06-24
発明の名称レンズアセンブリおよびレンズアセンブリを含む表示装置
出願人三星ディスプレイ株式會社,Samsung Display Co.,Ltd.
代理人弁理士法人PORT
主分類G02B 27/02 20060101AFI20250415BHJP(光学)
要約【課題】表示品質を向上させることができるレンズアセンブリおよびそれを含む表示装置を提供する。
【解決手段】レンズアセンブリOCPは、光をガイドするように構成され、光が入射される入射側A1および入射側A1の反対側である出射側A2を含み、入射側A1に隣接して配置された第1の偏光層POL1と、出射側A2に隣接して配置された第2の偏光層POL2と、第1の偏光層POL1と第2の偏光層POL2との間に配置された位相遅延層RTHLと、を含み、位相遅延層RTHLは、第1の方向に沿って第1の位相遅延屈折率を有し、第2の方向に沿って第1の位相遅延屈折率と同じ第2の位相遅延屈折率を有し、第1の方向および第2の方向と垂直な第3の方向DR3に沿って第3の位相遅延屈折率を有し、第1の位相遅延屈折率と第2の位相遅延屈折率は、第3の位相遅延屈折率と異なることができる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
光をガイドするように構成され、前記光が入射される入射側および前記入射側の反対側である出射側を含むレンズアセンブリであって、
前記レンズアセンブリは、
前記入射側に隣接して配置された第1の偏光層と、
前記出射側に隣接して配置された第2の偏光層と、
前記第1の偏光層および前記第2の偏光層の間に配置された位相遅延層と、
前記第2の偏光層と前記出射側との間に配置された第1の1/4波長板(quarter wave plate)と、
前記第1の1/4波長板と前記出射側との間に配置された部分反射ミラー層と、
前記部分反射ミラー層と前記出射側との間に配置された第2の1/4波長板と、
前記出射側に隣接して配置された第3の偏光層と、を含み、
前記位相遅延層は、
第1の方向に沿って第1の位相遅延屈折率を有し、
第2の方向に沿って前記第1の位相遅延屈折率と同じ第2の位相遅延屈折率を有し、
前記第1の方向および前記第2の方向と垂直な第3の方向に沿って第3の位相遅延屈折率を有し、
前記第1の位相遅延屈折率と前記第2の位相遅延屈折率は、前記第3の位相遅延屈折率と異なることを特徴とするレンズアセンブリ。
続きを表示(約 940 文字)【請求項2】
前記位相遅延層は、屈折率異方性を有する物質を含むことを特徴とする請求項1に記載のレンズアセンブリ。
【請求項3】
前記位相遅延層は、下記の数式1で表現される位相遅延値R
th
を有し、
可視光線に対して前記位相遅延値は、500nm~1500nmであることを特徴とする請求項2に記載のレンズアセンブリ。
[数式1]R
th
={(N

+N

)/2-N

}×d
前記数式1において、N

は前記第1の位相遅延屈折率、N

は前記第2の位相遅延屈折率、N

は前記第3の位相遅延屈折率、およびdは前記位相遅延層の厚さを表す。
【請求項4】
前記屈折率異方性を有する物質は、ディスコティック物質または液晶物質を含むことを特徴とする請求項2に記載のレンズアセンブリ。
【請求項5】
前記第1の位相遅延屈折率、前記第2の位相遅延屈折率および前記第3の位相遅延屈折率は、1.5~1.9の範囲を有することを特徴とする請求項3に記載のレンズアセンブリ。
【請求項6】
前記位相遅延層は、前記第3の方向と異なる方向に沿って入射する光に対して偏光状態を変更させ、
前記第1の方向と前記第2の方向は、前記位相遅延層が配置された平面が延びる方向であることを特徴とする請求項3に記載のレンズアセンブリ。
【請求項7】
前記第1の偏光層と前記第2の偏光層の光透過軸は、同じことを特徴とする請求項3に記載のレンズアセンブリ。
【請求項8】
前記第1の偏光層は、直線偏光層であることを特徴とする請求項3に記載のレンズアセンブリ。
【請求項9】
前記第1の偏光層は、フィルムであることを特徴とする請求項3に記載のレンズアセンブリ。
【請求項10】
前記第1の偏光層と前記位相遅延層は、互いに離隔することを特徴とする請求項9に記載のレンズアセンブリ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、レンズアセンブリおよびレンズアセンブリを含む表示装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
情報化技術の発達につれて、ユーザと情報との間の連結媒体である表示装置の重要性が高まっている。これに応じて、液晶表示装置(Liquid Crystal Display Device)、有機発光表示装置(Organic Light Emitting Display Device)などのような表示装置の使用が増加している。
【0003】
最近、表示装置の一形態として、ヘッドマウント表示装置(Head Mount Display;HMD)が開発されている。ヘッドマウント表示装置は、ユーザのヘッドに着用されて映像を提供する表示装置であって、現在は商用化段階に至り、エンターテインメント産業など様々な分野に広く適用されている傾向である。
【0004】
例えば、ヘッドマウント表示装置は、仮想現実(Virtual reality;VR)および拡張現実(augmented reality;AR)など様々なアプリケーション(application)に使用できる。
【0005】
一方、ヘッドマウント表示装置の表示品質を向上させるための方案が持続的に模索されている。例えば、ユーザへの現実に近い仮想現実および拡張現実の提供のため、ゴースト(ghost)イメージを減少させるための方案が模索されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
韓国公開特許第2022-0123256号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本開示の一課題は、表示品質を向上させることができるレンズアセンブリおよびそれを含む表示装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の実施例によるレンズアセンブリは、光をガイドするように構成され、前記光が入射される入射側および前記入射側の反対側である出射側を含むレンズアセンブリであって、前記レンズアセンブリは、前記入射側に隣接して配置された第1の偏光層と、前記出射側に隣接して配置された第2の偏光層と、前記第1の偏光層および前記第2の偏光層の間に配置された位相遅延層と、前記第2の偏光層と前記出射側との間に配置された第1の1/4波長板(quarter wave plate)と、前記第1の1/4波長板と前記出射側との間に配置された部分反射ミラー層と、前記部分反射ミラー層と前記出射側との間に配置された第2の1/4波長板と、前記出射側に隣接して配置された第3の偏光層と、を含み、前記位相遅延層は、第1の方向に沿って第1の位相遅延屈折率を有し、第2の方向に沿って前記第1の位相遅延屈折率と同じ第2の位相遅延屈折率を有し、前記第1の方向および前記第2の方向と垂直な第3の方向に沿って第3の位相遅延屈折率を有し、前記第1の位相遅延屈折率と前記第2の位相遅延屈折率は、前記第3の位相遅延屈折率と異なることができる。
【0009】
実施例によれば、前記位相遅延層は、屈折率異方性を有する物質を含むことができる。
【0010】
実施例によれば、前記位相遅延層は、下記の数式1で表現される位相遅延値R
th
を有し、可視光線に対して前記位相遅延値は、500nm~1500nmであることができる。([数式1]R
th
={(N

+N

)/2-N

}×d、前記数式1において、N

は前記第1の位相遅延屈折率、N

は前記第2の位相遅延屈折率、N

は前記第3の位相遅延屈折率、およびdは前記位相遅延層の厚さを表す。)
(【0011】以降は省略されています)

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