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公開番号2025065968
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-22
出願番号2023175515
出願日2023-10-10
発明の名称密閉型電池及び密閉型電池検査方法
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類G01M 3/20 20060101AFI20250415BHJP(測定;試験)
要約【課題】密閉型電池の製造時に予め検査ガスの封入を行わずに密閉型電池の気密性の検査を行うことが可能な密閉型電池及び密閉型電池検査方法を提供する。
【解決手段】本開示に係る密閉型電池は、密閉型電池を密封する複数の密封機構を備える。さらに、密閉型電池は、密閉型電池の外部から、上記複数の密封機構のいずれにも接した内部空間19に連通し、内部空間19の気密性の検査に使用する検査孔14h,17hを備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項１】
密閉型電池であって、
前記密閉型電池を密封する複数の密封機構と、
前記密閉型電池の外部から、前記複数の密封機構のいずれにも接した内部空間に連通し、前記内部空間の気密性の検査に使用する検査孔と、
を備える密閉型電池。
続きを表示（約 310 文字）【請求項２】
前記検査の後に前記検査孔を密封する部材を備える、
請求項１に記載の密閉型電池。
【請求項３】
密閉型電池を、前記密閉型電池を密封する複数の密封機構と、前記密閉型電池の外部から、前記複数の密封機構のいずれにも接した内部空間に連通し、前記内部空間の気密性の検査に使用する検査孔と、を備えるように製造し、
前記検査孔から気体を供給して、あるいは前記密閉型電池の外部から気体を供給して、前記内部空間の気密性の検査を実行する、
密閉型電池検査方法。
【請求項４】
前記検査の後に前記検査孔を密封する、
請求項３に記載の密閉型電池検査方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、密閉型電池及び密閉型電池検査方法に関する。
続きを表示（約 1,300 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、密閉型電池の気密検査方法及び密閉型電池に関する技術が記載されている。特許文献１に記載の技術では、検知ガス雰囲気の密閉容器の内部で、蓋体と容体との間に凹部を有するシーリング材を挟んで密閉型電池を作製後、密閉容器内の検知ガスを除去し、上記凹部に溜まった検知用ガスが漏れるか否かで気密性を判定している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２００９－０２６５６９号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、特許文献１に記載の技術では、密閉型電池の製造時に予め検査ガスの封入が必要であり、製造工程で手間がかかる。
【０００５】
本開示は、上述のような実状に鑑みなされたものであって、密閉型電池の製造時に予め検査ガスの封入を行わずに密閉型電池の気密性の検査を行うことが可能な密閉型電池及び密閉型電池検査方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示に係る密閉型電池は、前記密閉型電池を密封する複数の密封機構と、前記密閉型電池の外部から、前記複数の密封機構のいずれにも接した内部空間に連通し、前記内部空間の気密性の検査に使用する検査孔と、を備えるものである。
【０００７】
本開示に係る密閉型電池検査方法は、密閉型電池を、前記密閉型電池を密封する複数の密封機構と、前記密閉型電池の外部から、前記複数の密封機構のいずれにも接した内部空間に連通し、前記内部空間の気密性の検査に使用する検査孔と、を備えるように製造し、前記検査孔から気体を供給して、あるいは前記密閉型電池の外部から気体を供給して、前記内部空間の気密性の検査を実行するものである。
【発明の効果】
【０００８】
本開示により、密閉型電池の製造時に予め検査ガスの封入を行わずに密閉型電池の気密性の検査を行うことが可能な密閉型電池及び密閉型電池検査方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
実施の形態に係る二次電池検査方法を含む二次電池製造方法の一例を説明するためのフロー図である。
実施の形態に係る二次電池の一部分における部材群の一例を示す概略断面図である。
図１の二次電池製造方法において製造される途中の検査対象の二次電池の一例を示す概略断面図である。
図１の二次電池検査方法の一例の様子を示す概略断面図である。
図１の二次電池検査方法の他の例の様子を示す概略断面図である。
比較例に係る二次電池検査方法を説明するための概略図である。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、特許請求の範囲に係る発明を以下の実施の形態に限定するものではない。また、実施の形態で説明する構成の全てが課題を解決するための手段として必須であるとは限らない。
（【００１１】以降は省略されています）

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