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公開番号
2025065914
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-22
出願番号
2023175448
出願日
2023-10-10
発明の名称
音声データ分析装置、音声データ分析方法およびコンピュータプログラム
出願人
株式会社博報堂
代理人
名古屋国際弁理士法人
主分類
G06Q
30/015 20230101AFI20250415BHJP(計算;計数)
要約
【課題】販売員への負担が増大するのを抑制しつつ、会話による営業活動を支援できる音声データ分析装置を提供できることが望ましい。
【解決手段】本開示の一態様は、音声データ分析装置であって、会話音データ取得部、会話テキスト生成部と、会話期間判定部と、会話内容分析部と、を備える。会話音データ取得部は、会話音データを取得する。会話テキスト生成部は、会話テキストデータを生成する。会話期間判定部は、会話テキストデータに基づき、会話音データの録音期間のうち第1期間を判定する。会話内容分析部は、第1期間における会話テキストデータを用いて、第1期間の前記会話内容を分析して分析情報を生成する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
会話の音声が記録されている会話音データを取得するように構成された会話音データ取得部と、
前記会話音データに含まれる会話内容のテキストデータである会話テキストデータを生成するように構成された会話テキスト生成部と、
前記会話テキストデータに基づき、前記会話音データの録音期間のうち予め定められた第1会話状態に対応する第1期間を判定するように構成された会話期間判定部と、
前記第1期間における前記会話テキストデータを用いて、前記第1期間の前記会話内容を分析して分析情報を生成するように構成されている会話内容分析部と、
を備える音声データ分析装置。
続きを表示(約 2,800 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の音声データ分析装置であって、
前記第1会話状態は、商品販売員が販売エリアを通り過ぎる人に声掛けする声掛け状態であり、
前記会話期間判定部は、前記会話テキストデータが入力されることに応じて前記第1期間であるか否かを判定するように構成された機械学習モデルを用いて、前記会話音データの録音期間のうち、前記機械学習モデルにより前記第1期間であると判定された前記会話テキストデータに対応する期間を前記第1期間であると判定するように構成され、
前記会話内容分析部は、前記第1期間の前記会話内容における、声掛け回数、声のボリューム、挨拶の有無、愛称呼びの有無のうち少なくとも1つを分析するように構成されている、
音声データ分析装置。
【請求項3】
請求項1に記載の音声データ分析装置であって、
前記第1会話状態は、予め予約していた商談のうち、本題の議論とは異なる雑談をしている雑談状態であり、
前記会話期間判定部は、前記会話テキストデータが入力されることに応じて前記第1期間であるか否かを判定するように構成された機械学習モデルを用いて、前記会話音データの録音期間のうち、前記機械学習モデルにより前記第1期間であると判定された前記会話テキストデータに対応する期間を前記第1期間であると判定するように構成され、
前記会話内容分析部は、前記第1期間の前記会話内容における、前記本題に関連する話題の有無、前記本題に関連する話題の回数のうち少なくとも1つを分析するように構成されている、
音声データ分析装置。
【請求項4】
請求項1に記載の音声データ分析装置であって、
前記第1会話状態は、ルートセールスまたは納品での納品者と取引先担当者との会話のうち、製品またはサービスに関して会話する簡易商談状態であり、
前記会話期間判定部は、前記会話テキストデータが入力されることに応じて前記第1期間であるか否かを判定するように構成された機械学習モデルを用いて、前記会話音データの録音期間のうち、前記機械学習モデルにより前記第1期間であると判定された前記会話テキストデータに対応する期間を前記第1期間であると判定するように構成され、
前記会話内容分析部は、前記第1期間の前記会話内容における、前記製品または前記サービスに関する話題の回数、前記製品または前記サービスに関する話題の内容、のうち少なくとも1つを分析するように構成されている、
音声データ分析装置。
【請求項5】
請求項1に記載の音声データ分析装置であって、
前記会話期間判定部は、前記会話テキストデータに基づき、前記会話音データの録音期間のうち前記第1会話状態とは異なる第2会話状態に対応する第2期間を判定するように構成され、
前記会話内容分析部は、前記第2期間における前記会話テキストデータを用いて、前記第2期間の前記会話内容を分析して前記分析情報を生成するように構成されている、
音声データ分析装置。
【請求項6】
請求項5に記載の音声データ分析装置であって、
前記第2会話状態は、商品販売員が販売エリアに立ち止まっている人と会話している立ち商談状態であり、
前記会話期間判定部は、前記会話テキストデータが入力されることに応じて前記第2期間であるか否かを判定するように構成された機械学習モデルを用いて、前記会話音データの録音期間のうち、前記機械学習モデルにより前記第2期間であると判定された前記会話テキストデータに対応する期間を前記第2期間であると判定するように構成され、
前記会話内容分析部は、前記第2期間の前記会話内容における、声のボリューム、立ち商談回数、話題提供の有無、立ち商談アクションの有無のうち少なくとも1つを分析するように構成されている、
音声データ分析装置。
【請求項7】
請求項5に記載の音声データ分析装置であって、
前記第2会話状態は、予め予約していた商談のうち、本題について会話をしている本題会話状態であり、
前記会話期間判定部は、前記会話テキストデータが入力されることに応じて前記第2期間であるか否かを判定するように構成された機械学習モデルを用いて、前記会話音データの録音期間のうち、前記機械学習モデルにより前記第2期間であると判定された前記会話テキストデータに対応する期間を前記第2期間であると判定するように構成され、
前記会話内容分析部は、前記第2期間の前記会話内容における、前記本題に関連する提案の有無、前記本題に関連する提案の回数のうち少なくとも1つを分析するように構成されている、
音声データ分析装置。
【請求項8】
請求項6に記載の音声データ分析装置であって、
前記会話期間判定部は、前記会話テキストデータに基づき、前記会話音データの録音期間のうち前記第1会話状態および前記第2会話状態とは異なる第3会話状態に対応する第3期間を判定するように構成され、
前記会話内容分析部は、前記第3期間における前記会話テキストデータを用いて、前記第3期間の前記会話内容を分析して前記分析情報を生成するように構成されている、
音声データ分析装置。
【請求項9】
請求項8に記載の音声データ分析装置であって、
前記第3会話状態は、商品販売員が販売エリアの座席に着座している人と会話している着座商談状態であり、
前記会話期間判定部は、前記会話テキストデータが入力されることに応じて前記第3期間であるか否かを判定するように構成された機械学習モデルを用いて、前記会話音データの録音期間のうち、前記機械学習モデルにより前記第3期間であると判定された前記会話テキストデータに対応する期間を前記第3期間であると判定するように構成され、
前記会話内容分析部は、前記第3期間の前記会話内容における、着座商談回数および声のボリュームのうち少なくとも1つを分析するように構成されている、
音声データ分析装置。
【請求項10】
請求項9に記載の音声データ分析装置であって、
前記会話音データは、会話音と録音時刻との対応関係を表すタイムスタンプを含んでおり、
前記会話期間判定部は、前記会話テキストデータのみならず、前記第3期間の開始時刻を示す開始時刻情報に基づき、前記会話音データの録音期間のうち前記第3期間の開始時刻に対応する前記タイムスタンプの時刻を前記第3期間の開始時刻であると判定するように構成されている、
音声データ分析装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、音声データ分析装置および音声データ分析方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
販売員が顧客との会話により営業活動を行うにあたり、販売員の営業活動を支援するシステムがある。
例えば、営業活動に際して、販売員から各種情報の入力を受け付けて、入力された情報に基づきセールスシナリオを作製し、セールスシナリオを表示する営業提案システムが提案されている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6572354号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上述の営業提案システムは、販売員が各種情報を入力する必要があるため、使用するにあたり手間がかかるという問題がある。
とりわけ、会話による営業活動の場面では、顧客と会話しながら入力作業を行うことは、販売員にとって煩雑であり負担が大きい。
【0005】
そこで、本開示の一局面は、販売員への負担が増大するのを抑制しつつ、会話による営業活動を支援できる音声データ分析装置および音声データ分析方法を提供できることが望ましい。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の1つの局面における音声データ分析装置は、会話音データ取得部と、会話テキスト生成部と、会話期間判定部と、会話内容分析部と、を備える。
会話音データ取得部は、会話音データを取得するように構成されている。会話音データは、会話の音声が記録されている情報である。会話テキスト生成部は、会話テキストデータを生成するように構成されている。会話テキストデータは、会話音データに含まれる会話内容のテキストデータである。
【0007】
会話期間判定部は、会話テキストデータに基づき、会話音データの録音期間のうち第1期間を判定するように構成されている。第1期間は、会話音データの録音期間のうち予め定められた第1会話状態に対応する期間である。会話内容分析部は、第1期間における会話テキストデータを用いて、第1期間の前記会話内容を分析して分析情報を生成するように構成されている。
【0008】
この音声データ分析装置は、第1期間の会話内容を分析して生成された分析情報を、音声データ分析装置のユーザに提供できる。ユーザは、分析情報に基づいて、会話による営業活動における会話内容の改善点や良好な会話内容の有無などを判定できる。このため、音声データ分析装置を用いることで、会話者のスキルアップや、他の会話者の手本となる会話内容の提供などが実現できる。
【0009】
よって、音声データ分析装置は、会話による営業活動の場面での販売員の負担が増大するのを抑制しつつ、会話による営業活動を支援できる。
本開示の音声データ分析装置においては、第1会話状態は、商品販売員が販売エリアを通り過ぎる人に声掛けする声掛け状態であってもよい。会話期間判定部は、機械学習モデルを用いて、会話音データの録音期間のうち第1期間を判定するように構成されてもよい。会話期間判定部は、機械学習モデルにより第1期間であると判定された会話テキストデータに対応する期間を第1期間であると判定してもよい。機械学習モデルは、会話テキストデータが入力されることに応じて第1期間であるか否かを判定するように構成されてもよい。会話内容分析部は、第1期間の前記会話内容における、声掛け回数、声のボリューム、挨拶の有無、愛称呼びの有無のうち少なくとも1つを分析するように構成されてもよい。
【0010】
このような音声データ分析装置によれば、商品販売員が販売エリアを通り過ぎる人に対して商品販売する際に、声掛け状態での会話内容を分析することができる。
なお、機械学習モデルは、教師用データに基づいて予め学習されていてもよい。教師用データは、第1期間に対応する会話テキストデータである第1対応学習データと、第1期間に対応しない会話テキストデータである第1非対応学習データと、を含んでもよい。このような機械学習モデルは、第1対応学習データが入力されることに応じて第1期間であると判定するように学習され、また、第1非対応学習データが入力されることに応じて第1期間ではないと判定するように機械学習が実行される。
(【0011】以降は省略されています)
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