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公開番号
2025065885
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-22
出願番号
2023175394
出願日
2023-10-10
発明の名称
配車管理装置及び配車管理方法
出願人
日産自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G08G
1/123 20060101AFI20250415BHJP(信号)
要約
【課題】 サービス提供施設を各車両が効率的に利用できるようにする。
【解決手段】 本発明は、各車両から利用要求を受け付ける利用要求受付部と、各車両から車両情報を取得する車両情報取得部と、利用要求に基づいて該車両どうしが接近する予定の接近エリアを特定する接近エリア特定部と、接近エリア内の候補地を抽出する候補地抽出部と、車両情報が示す現在位置から各候補地までの立ち寄りルート及び走行速度を用いて候補地への予想到着時刻を算出する予想到着時刻算出部と、予想到着時刻に基づいて、候補地の中から特定サービス提供施設の場所を決定する場所決定部と、決定した場所に対応する立ち寄りルートに基づいて車両の走行ルートを更新する走行ルート更新部と、更新された走行ルートを車両に通知する走行ルート通知部とを備える車両管理装置である。決定部は、予想到着時刻に基づく滞在時間帯が重複しない候補地を該場所として決定する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の車両の配車を管理する配車管理装置であって、
前記複数の車両のいずれかから送信される特定サービスの利用に関する利用要求を受け付ける利用要求受付部と、
前記車両の位置情報及び走行ルートを含む車両情報を取得する車両情報取得部と、
所定の受付時間における少なくとも2以上の前記車両にからの前記利用要求に基づいて、前記走行ルート上の前記車両どうしが接近する予定の接近エリアを特定する接近エリア特定部と、
前記接近エリアにおける特定サービス提供施設の候補地を抽出する候補地抽出部と、
前記車両ごとの前記位置情報に基づく現在位置から各前記候補地までの立ち寄りルート及び走行速度を用いて前記車両の前記候補地への予想到着時刻を算出する予想到着時刻算出部と、
前記車両ごとに算出された前記予想到着時刻に基づいて、前記候補地の中から前記特定サービス提供施設の場所を決定する場所決定部と、
前記特定サービス提供施設の場所に対応する前記立ち寄りルートに基づいて前記車両の前記走行ルートを更新する走行ルート更新部と、
更新された前記走行ルートを前記車両に通知する走行ルート通知部と、を備え、
前記場所決定部は、
前記車両の前記予想到着時刻に基づく滞在時間帯が重複しない前記候補地を前記特定サービス提供施設の場所として決定する、
配車管理装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記特定サービス提供施設は、特定サービス提供車両である、
請求項1に記載の配車管理装置。
【請求項3】
前記利用要求受付部は、前記特定サービス提供施設の利用を希望する前記車両に乗車中のユーザの人数、個人属性及び利用内容を含む前記利用要求を取得する、
請求項2に記載の配車管理装置。
【請求項4】
前記ユーザの前記人数、前記個人属性及び前記利用内容に基づいて、前記特定サービス提供施設における前記ユーザの利用時間を予測する利用時間予測部を更に備える、
請求項3に記載の配車管理装置。
【請求項5】
前記場所決定部は、前記予想到着時刻と前記利用時間とに基づいて、前記滞在時間帯を算出する、
請求項4に記載の配車管理装置。
【請求項6】
前記場所決定部は、所定の受付時間における前記利用要求の数が前記候補地の駐車場の空きロットの数以下である場合に、前記滞在時間帯どうしの重複を所定範囲で許容して前記場所を決定する、
請求項1に記載の配車管理装置。
【請求項7】
前記場所決定部は、所定の受付時間における前記利用要求が示すユーザの数が前記特定サービス提供施設に関連付けられた許容人数以下である場合に、前記滞在時間帯どうしの重複を所定範囲で許容することにより前記場所を決定する、
請求項1に記載の配車管理装置。
【請求項8】
前記予想到着時刻算出部は、前記滞在時間帯どうしが重複しない前記候補地が抽出されない場合に、前記候補地への予想到着時刻の算出に用いた前記立ち寄りルートと異なる他の立ち寄りルートを用いて、前記候補地への前記予想到着時刻を再算出する、
請求項1に記載の配車管理装置。
【請求項9】
前記予想到着時刻算出部は、前記滞在時間帯どうしが重複しない前記候補地が抽出されない場合に、前記候補地への前記予想到着時刻の算出に用いた前記立ち寄りルートでの前記走行速度よりも遅い他の走行速度を用いて、前記候補地への前記予想到着時刻を再算出する、
請求項1に記載の配車管理装置。
【請求項10】
配車サービスの対象エリアにおいて複数の車両の配車を管理する配車管理方法であって、
前記複数の車両のいずれかから送信される特定サービスの利用に関する利用要求を受け付けることと、
前記車両の位置情報及び走行ルートを含む車両情報を取得することと、
所定の受付時間における少なくとも2以上の前記車両にからの前記利用要求に基づいて、前記走行ルート上の前記車両どうしが接近する予定の接近エリアを特定することと、
前記接近エリアにおける特定サービス提供施設の候補地を抽出することと、
前記車両ごとの前記位置情報に基づく現在位置から各前記候補地までの立ち寄りルート及び走行速度を用いて前記車両の前記候補地への予想到着時刻を算出することと、
前記車両ごとに算出された前記予想到着時刻に基づいて、前記候補地の中から前記特定サービス提供施設の場所を決定することと、
前記特定サービス提供施設の場所に対応する前記立ち寄りルートに基づいて前記車両の前記走行ルートを更新することと、
更新された前記走行ルートを前記車両に通知することと、を含み、
前記特定サービス提供施設の場所を決定することは、
前記車両の前記予想到着時刻に基づく滞在時間帯が重複しない前記候補地を前記特定サービス提供施設の場所として決定する、
配車管理方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、配車管理装置及び配車管理方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
モビリティサービスは、車両による乗客及び/又は荷物の運送(輸送)をスムーズに提供するサービスである。モビリティサービスでは、各車両の稼働率を高めつつ、ユーザの利便性を向上させるために、車両の効率的な配車が要求される。
【0003】
モビリティサービスのある形態として、稼働中の車両が特定の施設を利用するために立ち寄ることがあるが、希望する時間に該特定の施設が他の車両によって既に利用されており、予約の管理がしばしば必要になる。
【0004】
例えば、下記特許文献1は、ユーザの端末とバースとの位置情報に基づいて、端末とともに移動する車両がバースに到着する予想到着時刻を算出し、算出された予想到着時刻とバースの空き状況とに基づいて、該予想到着時刻にバースに到着する車両がバースを利用する利用時間を割り当て、予想到着時刻にバースに到着する車両とともに移動する端末に対し、割り当てた利用時間を通知する技術を開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-037645号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に開示された技術は、物流施設のバースの利用を前提としているため、複数の物流施設の候補の中から適切な物流施設のバースの予約を車両間で調整するという状況を考慮していなかった。したがって、例えば、特定のサービスの提供を行う地理的に離れた複数の場所(施設)がある場合に、稼働中の各車両の到着時刻及び利用時間を考慮すれば、その中から選択される一つの場所のみで複数の車両の利用を受け入れることができる場合がある。
【0007】
そこで、本発明は、かかる問題に鑑み、地理的に離れた複数の場所のいずれかの場所にある特定サービス提供施設を複数の車両(ユーザ)が効率的に利用できるようにした配車管理装置及び配車管理方法を提供することを目的とする。
【0008】
ところで、特定サービス提供施設が移動可能であれば、地理的に離れた各場所に特定サービス提供施設を設けておく必要はなく、車両の利用要求に応じて、所定の場所に移動式の特定サービス提供施設が移動することで、車両の利用を受け入れることができる。
【0009】
そこで、本発明は、地理的に離れた複数の場所のいずれかの場所で移動式の特定サービス提供施設を複数の車両(ユーザ)が効率的に利用できるようにした配車管理装置及び配車管理方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記課題を解決するための本発明は、以下に示す発明特定事項乃至は技術的特徴を含んで構成される。
(【0011】以降は省略されています)
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