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公開番号2025065418
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-17
出願番号2025019849,2024049311
出願日2025-02-10,2019-03-27
発明の名称プリントサーバプログラムおよび印刷システム
出願人ブラザー工業株式会社
代理人
主分類G06F 3/12 20060101AFI20250410BHJP(計算;計数)
要約【課題】情報処理装置から複数のプリンタを利用する場合の、プリンタの利用可能性を高める技術を提供することにある。
【解決手段】各プリンタ2、3、4の汎用印刷設定および固有印刷設定を含む印刷設定の和集合を生成し、さらにその和集合に基づいて汎用印刷設定および固有印刷設定の設定を受け付けることで印刷設定の選択肢が広がり、さらに印刷ジョブが入力された場合に、その固有印刷設定の設定状況に応じて、印刷ジョブを送信するプリンタを決定することで、プリンタ固有の印刷設定が設定された場合に、複数のプリンタのうちその印刷設定に適したプリンタに印刷ジョブが送信される。これにより、複数のプリンタ2、3、4が接続された印刷システムにおいて、プリンタの利用可能性を高めることができる。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
情報処理装置のコンピュータによって実行可能であり、前記情報処理装置のオペレーティングシステムにプリンタとして登録可能なプリントサーバプログラムであって、
前記コンピュータに、
前記情報処理装置と接続する複数のプリンタから、能力を示す能力情報をそれぞれ取得する取得処理と、
前記取得処理にて取得した複数の前記能力情報から、印刷ジョブの印刷設定として設定可能な設定値の和集合を生成する生成処理と、を実行させ、前記和集合には、各プリンタに固有の設定値である固有情報を含めることが可能であり、
さらに前記コンピュータに、
前記生成処理にて生成した前記和集合に基づいて、前記印刷設定のうち前記固有情報に関する設定を受け付ける受付処理と、
前記オペレーティングシステムにあらかじめ組み込まれた汎用印刷プログラムに対して、前記プリントサーバプログラムを出力先として指定する印刷指示があり、前記オペレーティングシステムから前記印刷指示に基づく印刷ジョブが前記プリントサーバプログラムに入力された場合に、前記受付処理にて受け付けた前記固有情報に関する前記設定に基づいて、前記複数のプリンタの中から前記印刷ジョブの送信先となるプリンタを決定する決定処理と、
前記決定処理にて決定したプリンタに、前記印刷ジョブを送信する送信処理と、
を実行させる、
ことを特徴とするプリントサーバプログラム。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
請求項1に記載するプリントサーバプログラムにおいて、
前記コンピュータに、
前記プリントサーバプログラムの起動時に、前記取得処理を実行させる、
ことを特徴とするプリントサーバプログラム。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載するプリントサーバプログラムにおいて、
前記コンピュータに、
前記オペレーティングシステムから能力要求が入力された場合に、前記取得処理にて取得した前記能力情報のうち前記固有情報以外の情報を応答する応答処理を実行させる、 ことを特徴とするプリントサーバプログラム。
【請求項4】
請求項1または請求項2に記載するプリントサーバプログラムにおいて、
前記コンピュータに、
前記オペレーティングシステムから能力要求があった場合に、前記生成処理にて生成した前記和集合に基づく情報を応答する応答処理を実行させる、
ことを特徴とするプリントサーバプログラム。
【請求項5】
請求項1から請求項4のいずれか1つに記載するプリントサーバプログラムにおいて、
前記コンピュータに、
前記決定処理にて前記印刷ジョブの送信先のプリンタを決定した場合に、決定された前記プリンタを示す情報を前記情報処理装置の表示デバイスに表示させる表示処理を実行させる、
ことを特徴とするプリントサーバプログラム。
【請求項6】
請求項1から請求項5のいずれか1つに記載するプリントサーバプログラムにおいて、
前記コンピュータに、
前記印刷ジョブが入力された後、前記決定処理を実行する前に、前記受付処理を実行させる、
ことを特徴とするプリントサーバプログラム。
【請求項7】
請求項1から請求項5のいずれか1つに記載するプリントサーバプログラムにおいて、
前記コンピュータに、
前記受付処理にて受け付けた前記固有情報に関する前記設定を、前記情報処理装置のメモリに記憶する記憶処理を実行させ、
前記決定処理では、
前記記憶処理にて前記メモリに記憶された前記固有情報に関する前記設定を読み出し、読み出した前記設定に基づいて、前記印刷ジョブの送信先となるプリンタを決定する、 ことを特徴とするプリントサーバプログラム。
【請求項8】
請求項1から請求項7のいずれか1つに記載するプリントサーバプログラムにおいて、
前記決定処理では、
前記複数のプリンタの中から、前記受付処理にて受け付けた前記固有情報に関する前記設定による印刷が可能なプリンタを抽出し、抽出されたプリンタが1つの場合、その抽出されたプリンタに決定し、抽出されたプリンタが複数有る場合、所定の条件に基づいて1つのプリンタに決定する、
ことを特徴とするプリントサーバプログラム。
【請求項9】
請求項8に記載するプリントサーバプログラムにおいて、
前記所定の条件には、レディ状態のプリンタであることが含まれる、
ことを特徴とするプリントサーバプログラム。
【請求項10】
請求項8または請求項9に記載するプリントサーバプログラムにおいて、
前記所定の条件には、印刷速度が速いプリンタほど優先することが含まれる、
ことを特徴とするプリントサーバプログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書に開示される技術分野は、プリンタを制御するプリントサーバプログラムおよび印刷システムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、プリンタドライバをインストールすることなく、OSに組み込まれている汎用印刷プログラムを用いて印刷を行うドライバレス印刷技術が普及している。OS標準の汎用印刷プログラムを用いる技術を開示する文献として、例えば特許文献1に、プリンタがOS標準の汎用印刷プログラムを用いて生成された印刷ジョブを受信した場合、その印刷ジョブを一時的に保存し、印刷ジョブの送信元の端末装置に対して、追加情報を要求する構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-024272号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
OS標準の汎用印刷プログラムを用いてプリンタに印刷を行わせる場合、印刷設定の項目や設定値が一般的なものに限られるため、そのプリンタ固有の機能に対する設定を行うことができない。そこで、例えば特許文献1のように、印刷ジョブの送信元の端末装置から追加情報として、プリンタ固有の機能に対する設定を受信することで、プリンタはそのプリンタ固有の処理を実行できる。しかしながら、特許文献1は複数のプリンタと接続されている場合の処理については開示されておらず改善の余地がある。
【0005】
本明細書は、情報処理装置から複数のプリンタを利用する場合の、プリンタの利用可能性を高める技術を開示する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題の解決を目的としてなされたものであり、情報処理装置のコンピュータによって実行可能であり、前記情報処理装置のオペレーティングシステムにプリンタとして登録可能なプリントサーバプログラムであって、前記コンピュータに、前記情報処理装置と接続する複数のプリンタから、能力を示す能力情報をそれぞれ取得する取得処理と、前記取得処理にて取得した複数の前記能力情報から、印刷ジョブの印刷設定として設定可能な設定値の和集合を生成する生成処理と、を実行させ、前記和集合には、各プリンタに固有の設定値である固有情報を含めることが可能であり、さらに前記コンピュータに、前記生成処理にて生成した前記和集合に基づいて、前記印刷設定のうち前記固有情報に関する設定を受け付ける受付処理と、前記オペレーティングシステムにあらかじめ組み込まれた汎用印刷プログラムに対して、前記プリントサーバプログラムを出力先として指定する印刷指示があり、前記オペレーティングシステムから前記印刷指示に基づく印刷ジョブが前記プリントサーバプログラムに入力された場合に、前記受付処理にて受け付けた前記固有情報に関する前記設定に基づいて、前記複数のプリンタの中から前記印刷ジョブの送信先となるプリンタを決定する決定処理と、前記決定処理にて決定したプリンタに、前記印刷ジョブを送信する送信処理と、を実行させる、ことを特徴とする。
【0007】
上述の構成によれば、各プリンタの固有情報を含む設定値の和集合を生成し、さらにその和集合に基づいて固有情報の設定を受け付けることで設定値の選択肢が広がり、さらに印刷ジョブが入力された場合に、その固有情報の設定に基づいて、印刷ジョブを送信するプリンタを決定することで、プリンタ固有の設定値が設定された場合に、複数のプリンタのうちその設定値に適したプリンタに印刷ジョブが送信される。これにより、複数のプリンタが接続された印刷システムにおいて、プリンタの利用可能性を高めることができる。
【0008】
上記プリンタを制御するプリントサーバプログラムを搭載した印刷システムも、新規で有用である。
【発明の効果】
【0009】
本明細書に開示される技術によれば、情報処理装置から複数のプリンタを利用する場合の、プリンタの利用可能性を高める技術が実現される。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施の形態にかかる情報処理システムの概略構成図である。
情報処理装置の概略構成図である。
情報処理装置を機能的に説明する説明図である。
他の情報処理装置の概略構成図である。
プリンタの能力取得処理の手順を示すフローチャートである。
プリンタにおいて設定可能な印刷設定項目および印刷設定項目について説明するため説明図である。
プリンタの選択処理の手順を示すフローチャートである。
プリンタの固有印刷設定の選択処理の手順を示すフローチャートである。
プリンタの印刷設定について、コンテンツ作成アプリからOSを介しての問合せに対する回答処理の手順を示すフローチャートである。
固有印刷設定に基づくプリンタ選択処理の手順を示すフローチャートである。
印刷画面表示処理の手順を示すフローチャートである。
印刷処理の手順を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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