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公開番号2025065140
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-17
出願番号2025004333,2023084161
出願日2025-01-10,2023-05-22
発明の名称プログラム、プログラムを記憶する記憶媒体、電子機器、および電子機器の制御方法
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類H04W 12/06 20210101AFI20250410BHJP(電気通信技術)
要約【課題】電子機器と外部機器の間の所定の通信を用いた機能の実行においてユーザの利便性を低下を防ぐ仕組みを提供する。
【解決手段】電子機器を、プログラムを実行する権限がオペレーティングシステムの設定を変更できる管理者権限であるかの所定の情報に基づき、前記管理者権限でなく、かつ、前記オペレーティングシステムの設定状態が第1の設定状態である場合には、外部機器との第1の通信モードでの通信を行い、前記管理者権限でなく、かつ、前記オペレーティングシステムの設定状態が第2の設定状態である場合には、前記第1の通信モードとは異なる第2の通信モードでの通信を行うことに関する特定の表示をするように制御する制御手段として機能させる。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
電子機器のコンピュータを、
プログラムを実行する権限がオペレーティングシステムの設定を変更できる管理者権限であるかの所定の情報を取得する取得手段、
前記取得手段で取得した前記所定の情報に基づき、
前記管理者権限であり、かつ、ネットワークに関する前記オペレーティングシステムの設定状態が第1の設定状態である場合には、外部機器との第1の通信モードでの通信を行い、
前記管理者権限であり、かつ、ネットワークに関する前記オペレーティングシステムの設定状態が第2の設定状態である場合には、前記オペレーティングシステムの設定を自動的に前記第1の設定状態に変更して前記外部機器との前記第1の通信モードでの通信を行い、
前記管理者権限でなく、かつ、前記オペレーティングシステムの設定状態が前記第1の設定状態である場合には、前記外部機器との前記第1の通信モードでの通信を行い、
前記管理者権限でなく、かつ、前記オペレーティングシステムの設定状態が前記第2の設定状態である場合には、前記第1の通信モードとは異なる第2の通信モードでの通信を行うことに関する特定の表示をする
ように制御する制御手段、
として機能させるためのプログラム。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記特定の表示は、前記電子機器及び前記外部機器のいずれに対しても外部の機器であるアクセスポイントと無線接続させるためのガイダンスであることを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
【請求項3】
前記特定の表示は、前記アクセスポイントとWi-Fi Protected Setupによる接続を行うためのガイダンスであることを特徴とする請求項2に記載のプログラム。
【請求項4】
前記第1の通信モードでの通信は、前記電子機器及び前記外部機器のいずれに対しても外部の機器であるアクセスポイントを介さずに前記外部機器とダイレクトに行われる無線通信であり、
前記第2の通信モードでの通信は、前記アクセスポイントを介して行われる無線通信であることを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
【請求項5】
前記管理者権限でなく、かつ、前記オペレーティングシステムの設定状態が前記第2の設定状態である場合には、前記外部機器との前記第1の通信モードでの通信は行われないことを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
【請求項6】
前記外部機器との前記第1の通信モードでの通信が行われると、前記特定の表示とは異なる第2の表示がされることを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
【請求項7】
前記第2の表示は、前記電子機器及び前記外部機器のいずれに対しても外部の機器であるアクセスポイントと無線接続するためのユーザー入力を受付けるための画面の表示であることを特徴とする請求項6に記載のプログラム。
【請求項8】
前記制御手段は、前記管理者権限であり、前記オペレーティングシステムの設定状態が前記第2の設定状態であった場合には、前記第1の設定状態に変更して前記外部機器と前記第1の通信モードでの通信を行い、その後、前記外部機器との前記第1の通信モードでの通信が終了した後に自動的に前記第2の設定状態に戻すように制御することを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
【請求項9】
前記第1の設定状態は、前記外部機器が前記第1の通信モードにおいて前記電子機器を指定して通信するための設定情報を、前記外部機器から前記電子機器に対して割り当てることが可能な設定状態であることを特徴とする請求項8に記載のプログラム。
【請求項10】
前記第1の設定状態は、Dynamic Host Configuration Protocol(DHCP)が有効である設定状態であり、前記第2の設定状態は、前記DHCPが無効である設定状態であることを特徴とする請求項9に記載のプログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、外部機器と通信を行うためのプログラム、プログラムを記憶する記憶媒体、電子機器、および電子機器の制御方法に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
ローカルエリアネットワーク(以降LANと称す)を介して、PC等の電子機器がプリンタ等の外部機器と通信する技術が知られている。また、LANが無線ネットワークで構築される場合があり、この場合、有線ネットワークと比べ、通信機器の設置場所を選ばないという利便性がある。特許文献1には、電子機器であるPCを介して利用可能な外部機器であるプリンタを無線ネットワークに接続させる技術が記載されている。特許文献1では、プリンタの無線インタフェース(以降I/Fと称す)を一時接続用途のアクセスポイント(以降APと称す)として動作させ、PCからプリンタの無線I/Fに無線LANにより第1の通信モードで一時的に接続することが記載されている。そして、特定のAPとして動作するプリンタを第2の通信モードで接続させるための接続情報をPCが無線LANを介してプリンタに送信することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-191252号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
電子機器のユーザの権限や設定状態によっては外部機器との所定の通信が制限され、当該通信を用いた機能を実行することができず、ユーザの利便性を低下させてしまう。
【0005】
本発明は、電子機器と外部機器の間の所定の通信を用いた機能の実行においてユーザの利便性の低下を防ぐ仕組みを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明に係るプログラムは、電子機器のコンピュータを、プログラムを実行する権限がオペレーティングシステムの設定を変更できる管理者権限であるかの所定の情報を取得する取得手段、前記取得手段で取得した前記所定の情報に基づき、前記管理者権限であり、かつ、ネットワークに関する前記オペレーティングシステムの設定状態が第1の設定状態である場合には、外部機器との第1の通信モードでの通信を行い、前記管理者権限であり、かつ、ネットワークに関する前記オペレーティングシステムの設定状態が第2の設定状態である場合には、前記オペレーティングシステムの設定を自動的に前記第1の設定状態に変更して前記外部機器との前記第1の通信モードでの通信を行い、前記管理者権限でなく、かつ、前記オペレーティングシステムの設定状態が前記第1の設定状態である場合には、前記外部機器との前記第1の通信モードでの通信を行い、前記管理者権限でなく、かつ、前記オペレーティングシステムの設定状態が前記第2の設定状態である場合には、前記第1の通信モードとは異なる第2の通信モードでの通信を行うことに関する特定の表示をするように制御する制御手段、として機能させる。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、電子機器と外部機器の間の所定の通信を用いた機能の実行においてユーザの利便性の低下を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
システムおよび装置の構成を示す図である。
電子機器において実行される処理を示すフローチャートである。
ユーザインタフェース画面を示す図である。
電子機器において実行される処理を示すフローチャートである。
ユーザインタフェース画面を示す図である。
電子機器において実行される処理を示すフローチャートである。
ユーザインタフェース画面を示す図である。
電子機器において実行される処理を示すフローチャートである。
ユーザインタフェース画面を示す図である。
外部機器において実行される処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
【0010】
[第1実施形態]
図1は、本実施形態におけるシステムの全体構成の一例を示す図である。本システムは、電子機器の一例としてのPC100と、外部機器の一例としてのプリンタ110と、アクセスポイント(AP)120とを含む。図1のシステムでは、プリンタ110が、AP120と接続するために必要な接続情報(無線プロファイル情報)をPC100から受信し、接続設定すなわちネットワークセットアップを実施することが可能である。
(【0011】以降は省略されています)

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