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公開番号
2025063946
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-16
出願番号
2025013197,2022138781
出願日
2025-01-29,2022-08-31
発明の名称
椅子及び椅子用身体支持ユニット
出願人
株式会社イトーキ
代理人
個人
,
個人
主分類
A47C
27/12 20060101AFI20250409BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約
【課題】曲がった繊維を絡まらせてなるクッション材を椅子用に適用するにおいて、組み
立ての手間軽減と寸法精度の向上とを図る。
【解決手段】座クッション材10は、等厚の平板プレートを材料にして製造されている。
座クッション材10は座インナーシェル9に上から重なっており、座インナーシェル9に
は、座アウターシェル11との関係で、内向き膨らみ部19が形成されている。座クッシ
ョン材10には、座インナーシェル9の内向き膨らみ部19と嵌合するサイド凹所21と
、座インナーシェル9の後端縁9aが入り込むリア凹所22とが予め加圧によって形成さ
れている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
湾曲した合成樹脂繊維の多数本を絡ませて成る多孔質材料によって作られた椅子用クッシ
ョン材であって、
等厚の素材プレートを材料としており、少なくとも人の身体が当たる表面は湾曲面に形
成されて、裏面又は外周面若しくは両方に、他の部材が入り込む逃がし部を予め形成して
いる、
椅子用クッション材。
続きを表示(約 760 文字)
【請求項2】
裏側からシェル状のサポート材で支持されるようになっており、少なくとも裏面に、前
記逃がし部として、前記サポート材に設けた突部と嵌合する凹所が形成されている、
請求項1に記載した椅子用クッション材。
【請求項3】
座に使用するものであり、
上面は全体として上向きに凹むように正面視で緩く湾曲して、
前部は前端に向けて低くなるように湾曲し、
左右側部に、前記逃がし部として、座板の左右側部に設けた上向きの土手状側枠部が入
り込む前後長手のサイド凹所が下方と側方とに開放されるように形成されて、
後端部に、前記逃がし部として、前記座板の後端に設けてリア土手部が入り込むリア凹
所が下方と後方とに開口するように形成されている、
請求項1又は2に記載した椅子用クッション材。
【請求項4】
等厚の素材プレートを材料にして加圧加工によって前記湾曲面と凹所とが形成されてお
り、前記凹所の箇所では密度が高くなっている、
請求項1又は2に記載した椅子用クッション材。
【請求項5】
請求項1又は2に記載したクッション材と、前記クッション材が張られた荷重受け板と
、前記クッション材を覆う張地と、を有しており、
座と背もたれと肘当てとヘッドレストとのうちのいずれかである、
椅子の身体支持ユニット。
【請求項6】
前記クッション材の少なくとも表面側に、前記張地で覆われた緩衝シートを配置してい
る、
請求項5に記載した椅子の身体支持ユニット。
【請求項7】
請求項5に記載した身体支持ユニットを備えている椅子。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本願発明は、椅子及びそのクッション材、身体支持ユニットに関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
オフィス用回転椅子などの椅子において、座や背もたれにクッション材を配置すること
は広く行われている。クッション材としては発泡ウレタンフォームが広く使用されている
が、ウレタンフォームは、通気性が悪いために蒸れやすい問題や、発泡品としての性質上
弾性に限度があって凹み過ぎやすい問題、或いは、使用しているうちに反発力が低下する
へたりの現象が現れやすいといった問題があった。
【0003】
そこで、湾曲した合成樹脂繊維の多数本を絡ませて成る多孔質材料を椅子のクッション
材として使用することが検討されており、その例が特許文献1~4に開示されている。特
許文献1では、多孔質材料は等厚に形成されており、張地(表皮材)で覆うことにより、
外周部に丸みを持たせている。他方、特許文献2では、材料の繊維群を型にして加熱しつ
つ加圧することにより、所望の形状に成型している。
【0004】
また、特許文献3では、低反発のクッション層と高反発のクッション層とを、高反発の
クッション層が表面側になるようにして積層するが開示されている。特許文献1において
、積層されたクッション材はカバーで覆われている。
【0005】
更に、特許文献4には、無数の弾性糸を絡ませてなる支持体(クッション材)を第1収
容体で包み込み、第1収容体に多数の通気穴を空けているマットレスが開示されている。
特許文献4において、第1収容体はそれ自体としては通気性が乏しい外装材と思われ、多
数の通気穴を空けておくことにより、支持体の伸縮を許容していると解される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許第3666564号公報
特開平7-137060号公報
特開2020-199042号公報
実用新案登録第3213907号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
さて、無数の繊維を絡ませたクッション材は、繊維の弾性変形を利用してクッション性
を持たせるものであるため、発泡樹脂品に比べて高い反発力を得ることが可能であり、繊
維の材質や線径を選択することにより、反発力が異なるクッション材を得ることも容易に
行える。
【0008】
そして、特許文献1は、平シートをそのまま使用するものであるためコスト面では有利
であるが、椅子を構成する部材がクッション材に食い込む状態になっていると、クッショ
ン材をその部材に強く押しつけて、部分的に圧縮変形させた状態で椅子を組み立てなけれ
ばならないため、椅子の組み立て作業に手間が掛かったり、寸法精度にバラツキが生じや
すくなったりすることが懸念される。
【0009】
他方、特許文献2は所定の形状に予め成型されているため、高い寸法精度を確保できて
椅子の組み立ても迅速に行えるが、専用の金型が必要になるためコストが嵩むという問題
がある。
【0010】
他方、請求項3のように、クッション材を反発力が異なる複数層の積層品に構成すると
、反発力が高い層と低い層との特質を有効利用して品質を向上できるが、多数の繊維を絡
ませたクッション材は繊維の端が表面に露出していることがあるため、特許文献3のよう
に高反発層を外側に配置すると、身体への当たりの柔らかさを確保し難いおそれがある。
(【0011】以降は省略されています)
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