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公開番号2025062087
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-11
出願番号2025017289,2021135189
出願日2025-02-05,2021-08-20
発明の名称光コネクタおよび光コネクタの接続方法
出願人株式会社白山
代理人弁理士法人クレイア特許事務所
主分類G02B 6/26 20060101AFI20250404BHJP(光学)
要約【課題】光ファイバを高密度実装する場合に、コネクタに必要なバネ力が増大するのを防止し小型化が可能となる光コネクタ、光コネクタ接続構造および光実装回路を提供すること。
【解決手段】光ファイバ30が挿通される光ファイバ挿通孔114と一対のガイドピン40が挿通される一対のガイドピン挿通孔116とが形成された第1端面112を有する第1のフェルール110と、第1のフェルール110の第1端面112に屈折率整合接着剤層を介して接着された板状のレンズ保持部材200と、を備え、レンズ保持部材200は、部材本体210と、部材本体210に設けられたGRINレンズ250とを有し、GRINレンズ250は光ファイバ30と光学的に結合されている。
【選択図】図1



特許請求の範囲【請求項1】
冷媒槽の冷媒中に浸漬された電子部品に接続される光コネクタであって、
光ファイバが挿通される光ファイバ挿通孔を有する第1のフェルールと、
前記第1のフェルールの接続端面側に設けられたスペーサと、を備え、
前記スペーサは、前記光ファイバの光を通過し、かつ前記冷媒が充填される開口部を有し、
前記開口部を通過する光はビーム径が拡大される、光コネクタ。
続きを表示(約 450 文字)【請求項2】
前記スペーサは、前記冷媒および/または前記開口部内の空気を通す流路をさらに有する、請求項1に記載の光コネクタ。
【請求項3】
前記第1のフェルールの前記光ファイバと前記スペーサの前記開口部との間に、前記光ファイバの光をコリメートするコリメートレンズと、をさらに備え、
前記コリメートされた光が通過する前記開口部の前記冷媒は、屈折率が1.2以上1.6以下である、請求項1に記載の光コネクタ。
【請求項4】
冷媒槽の冷媒中に浸漬された電子部品に接続される光コネクタの接続方法であって、
光ファイバが挿通される光ファイバ挿通孔を有する第1のフェルール、
前記第1のフェルールの接続端面側に設けられ、前記光ファイバの光を通過する開口部を有するスペーサ、および、
前記電子部品側に設けられた第2のフェルール、をこの順に接続する工程と、
前記スペーサの前記開口部に前記冷媒を充填する工程と、を有する、光コネクタの接続方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、光コネクタ、光コネクタ接続構造および光実装回路に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
光ファイバを相互に接続する構造は、一般にはフェルールを含む2つの嵌合されるフェルールアセンブリを使用することにより、光ファイバの取り扱いを容易にし、また位置決めを正確にする。
特許文献1(WO2019/244388号公報)には、光結合効率を上げ、また異物、不整列などによるIL(伝送損失)への影響を軽減するため、GRINレンズを使用した光コネクタが提案されている。
【0003】
特許文献1の光接続部品は、第1端部と、第1端部の反対側に位置する第2端部とを備える。第1端部は相手側コネクタに当接する第1当接面と第1凹部と第1底面とを有する。第2端部はMTフェルールに当接する第2当接面と第2凹部と第2底面とを有する。第1底面と第2底面はMTフェルールの光ファイバ保持孔に対向している。この光接続部品は、ガイドピンが挿通可能なガイド孔を更に備える。光接続部品を構成する樹脂では、波長が1210nm以上且つ1650nm以下である光に対して透過率が80%以上且つ100%以下である。一実施形態に係る光コネクタは、前述した光接続部品と、複数の光ファイバと、MTフェルールとを備える。複数の光ファイバのそれぞれの先端にはGRINレンズが融着接続されている(段落0021)。
【0004】
特許文献2(特開2020-122816号公報)には、光接続損失の増大を抑制しつつ、光ファイバの先端にGRINレンズが融着接続されたレンズ付き光ファイバを容易に実装できるフェルール及び光コネクタが開示されている。
【0005】
特許文献2に記載のフェルール及び光コネクタは、光ファイバの先端にGRINレンズが融着接続された複数のレンズ付き光ファイバを保持する本体部を備え、本体部は、X方向に沿って延在すると共にY方向に沿って並ぶ複数の溝を含む下側部材と、複数の溝に対向しており下側部材とは別体の上側部材と、を有し、溝は、光ファイバを支持する第1領域と、第1領域と前端面との間に位置しておりGRINレンズを支持する第2領域とを含み、下側部材は、第1領域と第2領域との間に設けられる第1凹部を更に含み、第1凹部は、光ファイバとGRINレンズとの融着部分を収容するものである。
【0006】
特許文献3(特開2017-161831号公報)には、光コネクタの着脱に対する耐久性を高め、位置決め精度の低下を抑制することができる光コネクタ用スペーサ、光コネクタ、及び、光接続構造が開示されている。
【0007】
特許文献3に記載の光コネクタ用スペーサは、フェルール端面に対向する一端面と、一端面の逆側の他端面と、一端面と他端面とを接続する外周面とを含む板状の本体部を備え、本体部は、光ファイバ保持孔に対向し、本体部の一端面から他端面に光を通過する開口と、一端面及び他端面の少なくとも一方に形成される一対の凹部と、一対の凹部内に形成され、一対のガイドピンが一端面から他端面に貫通するガイドピン挿通孔と、を有し、ガイドピン挿通孔は、凹部内で開口側に偏って配置されている。フェルール端面には、レンズアレイが設けられている。レンズアレイは、フェルールの各光ファイバから出射した光をコリメートする複数のコリメートレンズを有しており、コリメートレンズは、例えばGRINレンズである(段落0023)。
【0008】
特許文献4(特開2016-95431号公報)には、信頼性が改善された光コネクタ結合システムが開示されている。
【0009】
特許文献4に記載の光コネクタ結合システムは、第1光ファイバと、第1光コネクタと、第2光ファイバと、第2光コネクタと、スペーサ部と、アダプタとを備える。第1光コネクタは、第1光インターフェース部を有する第1フェルールと、第1ハウジングとを備える。第2光コネクタは、第2光インターフェース部を有する第2フェルールと、第2ハウジングとを備える。スペーサ部は、第1光フェルール上に配置される。第1フェルールと第2フェルールが互いに位置決めされた状態で、第1光ファイバは、第1光インターフェース部及び第2光インターフェース部を介して、第2光ファイバに光学的に結合される。第1光インターフェース部は、X軸方向に平行に配列した複数のGRIN(Gradient-Index)レンズを有する(段落0042)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0010】
WO2019/244388号公報
特開2020-122816号公報
特開2017-161831号公報
特開2016-95431号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
(【0011】以降は省略されています)

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