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公開番号2025061826
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-11
出願番号2025011233,2021024481
出願日2025-01-27,2021-02-18
発明の名称画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人
主分類G02B 7/28 20210101AFI20250403BHJP(光学)
要約【課題】検出可能な被写体において、焦点検出領域をユーザが設定したい領域に設定することを目的とする。
【解決手段】画像処理装置は、複数の種別の乗物を検出する検出手段と、乗物に対する撮影方向または乗物の傾斜方向の少なくとも1つに関する情報を取得する取得手段と、合焦させる領域を設定する設定手段と、を有し、前記設定手段は、前記検出手段により検出された乗物の種別と、前記取得手段により取得された前記情報に応じて、前記合焦させる領域を変更する。
【選択図】図16
特許請求の範囲【請求項1】
複数の種別の乗物を検出する検出手段と、
乗物に対する撮影方向または乗物の傾斜方向の少なくとも1つに関する情報を取得する取得手段と、
合焦させる領域を設定する設定手段と、を有し、
前記設定手段は、前記検出手段により検出された乗物の種別と、前記取得手段により取得された前記情報に応じて、前記合焦させる領域を変更することを特徴とする画像処理装置。
続きを表示(約 880 文字)【請求項2】
前記検出手段が検出する乗物の種別には、バイク、車が含まれることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記検出手段は、乗物の運転手の頭部の領域を、被写体領域として検出することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
【請求項4】
前記検出手段は、乗物のボディ部の領域を、被写体領域として検出することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
【請求項5】
前記設定手段は、被写体がバイクである場合に、進行方向に対して正面からの撮影シーンまたは車体が手前に傾斜している撮影シーンでは、前記運転手の頭部の領域を、前記合焦させる領域とすることを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
【請求項6】
前記設定手段は、被写体がバイクである場合に、車体が奥側に傾斜している撮影シーンでは、前記ボディ部の領域を、前記合焦させる領域とすることを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
【請求項7】
前記設定手段は、被写体が車である場合に、進行方向に対して正面からの撮影シーンであって、上からの撮影シーンでは、車全体を深度内に収めるように前記合焦させる領域を設定することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
【請求項8】
前記設定手段は、被写体が車である場合に、進行方向に対して側面からの撮影シーンでは、車体側面の領域を、前記合焦させる領域とすることを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
【請求項9】
前記設定手段は、ユーザによって予め設定された検出被写体の向きに応じた、合焦させる領域の候補となる項目に基づいて、前記合焦させる領域を設定することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項10】
前記設定手段は、機械学習に基づいて生成された辞書データを用いて撮像画像に対する合焦させる領域を出力することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像処理装置、画像処理方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
撮像装置により検出された被写体内において、ユーザ(撮影者)が焦点検出したい領域を設定し、被写体を追従する必要がある。関連する技術として、特許文献1の技術が提案されている。特許文献1の技術では、被写体が人の顔である場合に、顔の中の目を検出し、検出された目の大きさを判定し、焦点検出領域を目や顔に設定する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-123301号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した特許文献1の技術では、被写体が人物の場合にその人物の目や顔に焦点検出領域を設定すればよいが、撮影シーンによって焦点検出したい領域が、異なる被写体に対してユーザの意思とは異なる領域に焦点検出領域を設定してしまう恐れがある。
【0005】
本発明は、検出可能な被写体において、焦点検出領域をユーザが設定したい領域に設定することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明の画像処理装置は、複数の種別の乗物を検出する検出手段と、乗物に対する撮影方向または乗物の傾斜方向の少なくとも1つに関する情報を取得する取得手段と、合焦させる領域を設定する設定手段と、を有し、前記設定手段は、前記検出手段により検出された乗物の種別と、前記取得手段により取得された前記情報に応じて、前記合焦させる領域を変更することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、検出可能な被写体において、焦点検出領域をユーザが設定したい領域に設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の第1実施形態に係る撮像装置の構成例を示すブロック図である。
第1実施形態に係る撮像装置における撮像素子の画素配列を示す図である。
図3(A)は第1実施形態の撮像素子における撮像画素の平面図であり、図3(B)は第1実施形態の撮像素子における撮像画素の断面図である。
第1実施形態の撮像素子における撮像画素の構造を説明するための図である。
第1実施形態の撮像素子による瞳分割を説明するための図である。
第1実施形態におけるデフォーカス量と像ずれ量との関係を説明するための図である。
第1実施形態における焦点検出領域を説明するための図である。
第1実施形態に係る撮像装置のライブビュー撮影の流れを示すフローチャートである。
第1実施形態の撮影処理の流れを示すフローチャートである。
第1実施形態の被写体追従AF処理の流れを示すフローチャートである。
第1実施形態の被写体検出処理及び追尾処理の流れを示すフローチャートである。
第1実施形態のフォーカス領域検出処理の流れを示すフローチャートである。
第1実施形態の焦点検出領域設定処理の流れを示すフローチャートである。
図14(A)、図14(B)、図14(C)及び図14(D)は第1実施形態のフォーカス領域検出処理で検出されるフォーカス領域を説明するための図である。
第1実施形態におけるフォーカス領域としての検出が有効となりうるシーンの例を示す図である。
第1実施形態の予測AF処理の流れを示すフローチャートである。
第1実施形態における被写体の像面移動量と予測曲線を説明するための図である。
図18(A)、図18(B)、図18(C)、図18(D)、図18(E)及び図18(F)は第1実施形態におけるフォーカス移動可能範囲を説明するための図である。
第1実施形態におけるフォーカス移動可能範囲を説明するための図である。
第1実施形態における予測演算とフォーカス制御時に変更する項目を説明するための図である。
本発明の第2実施形態の焦点検出領域設定処理の流れを示すフローチャートである。
図22(A)及び図22(B)は第2実施形態における局所領域と焦点検出候補領域を説明するための概念図である。
図23(A)、図23(B)、図23(C)及び図23(D)は第2実施形態における焦点検出候補領域の設定を説明するための概念図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の各実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。しかしながら、以下の各実施形態に記載されている構成はあくまで例示に過ぎず、本発明の範囲は各実施形態に記載されている構成によって限定されることはない。
【0010】
<第1実施形態>
以下、図面を参照して、本発明の第1実施形態について説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る撮像装置(カメラ100)の構成例を示すブロック図である。
(【0011】以降は省略されています)

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