TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025061348
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-10
出願番号2025005750,2020189162
出願日2025-01-15,2020-11-13
発明の名称デリバリーにおける麺類の提供方法
出願人日清食品ホールディングス株式会社
代理人
主分類G06Q 50/12 20120101AFI20250403BHJP(計算;計数)
要約【課題】本発明は、調理簡便で良好な食感を有する麺類をデリバリーでき、低コストで販売エリアを拡大できる新規麺類のデリバリーシステムを提供することを課題とする。
【解決手段】客からの注文を受信する情報受信部と、注文商品を製造する商品製造部と、商品の製造に必要な資材を保管、管理する在庫保管部と、を有するサテライトキッチンと、商品の製造に必要な資材を製造する資材製造部と、を有するセントラルキッチンを有し、客からの注文を受信した情報受信部からの指示により、商品製造部が冷凍麺、冷凍スープを60℃以上に加温処理した液体スープ及び具材を、電子レンジ調理可能な蓋及び容器にアッセンブルして商品を作製し、配達員が客に商品を配達し、客が商品を電子レンジ調理することにより商品を喫食する麺類のデリバリーシステム。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
セントラルキッチンとサテライトキッチンを有する麺類のデリバリーシステムであって、
前記サテライトキッチンは、
客からの商品の注文情報を受信する情報受信部と、
前記情報受信部の指示に従って前記商品を製造する商品製造部と、
前記商品の作製に使用する冷凍麺、冷凍スープ、具材、電子レンジ調理可能な容器及び電子レンジ調理可能な蓋を含む資材を保管、管理する在庫保管部と、を有し、
前記情報受信部は、前記客からの注文情報により前記商品製造部に前記商品の製造を指示し、
前記商品製造部は、前記情報受信部からの指示に従い、前記在庫保管部から前記商品の製造に使用する前記資材を受け取り、前記冷凍スープを60℃以上に加温処理し、液体スープとした後、前記冷凍麺、前記液体スープ及び前記具材を同一かまたは別々の前記電子レンジ調理可能な容器及び前記電子レンジ調理可能な蓋にアッセンブルし、前記商品を作製し、
前記在庫保管部は、前記商品製造部からの注文に従い、前記商品の作製に必要な前記資材を前記商品製造部に渡し、また、前記資材の在庫情報に従って前記セントラルキッチンの資材製造部に前記資材の製造を発注し、
前記セントラルキッチンは、
前記サテライトキッチンの前記在庫保管部からの発注情報により、前記資材の内、前記冷凍麺、前記冷凍スープ及び前記具材を作製し、前記サテライトキッチンの前記在庫保管部に前記資材を配送する前記資材製造部を有し、
前記サテライトキッチンの前記商品製造部で作製された前記商品を、前記配達員が前記客にデリバリーし、
前記客が前記商品を電子レンジ調理によって調理し、喫食することを特徴とする麺類のデリバリーシステム。
続きを表示(約 130 文字)【請求項2】
前記液体スープの加温温度が60~95℃であることを特徴とする請求項1記載の麺類のデリバリーシステム。
【請求項3】
前記デリバリーに係る配送時間が30分以内であることを特徴とする請求項1または2記載の麺類のデリバリーシステム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、麺類のデリバリーシステムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ラーメンなどの麺類のデリバリーは存在するが、調理された麺類をそのままデリバリーすることが多く、麺が伸びたり、スープの温度が下がるなど、出来立ての風味、食感とは異なるものであった。
【0003】
また、近年、冷凍麺やコンビニエンスストアなどでセット麺と呼ばれる麺類が販売されており、電子レンジで温めることで麺類を喫食することができる。しかしながら、市販されている電子レンジ調理する冷凍麺においては、スープや容器を別途用意するものが多く、手間がかかる。
【0004】
冷凍麺とスープと容器が一体化した電子レンジ調理用冷凍麺の技術として、特許文献1の技術が開示されている。特許文献1の技術は、スープや容器を別途用意する必要がないものの、スープが冷凍されているため、解凍し、加温するのに調理に時間がかかり、麺が加熱されすぎて食感が悪くなるなどの課題がある。
【0005】
また、コンビニエンスストアなどで販売されているセット麺の技術として、特許文献2の技術が開示されている。セット麺は、電子レンジ調理のみで簡単に喫食可能であるが、予め調理された茹で麺を使用しているため、冷蔵保存中に麺の水分が均質化しており、調理後の食感が悪く、風味も劣る。また、冷蔵保存されているため、スープの温度が低く、加熱に時間がかかるなどの課題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許第2846561号公報
特許第6655750号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、調理簡便で良好な食感を有する麺類をデリバリーでき、低コストで販売エリアを拡大できる新規麺類のデリバリーシステムを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
発明者らは、従来の麺類のデリバリーやセット麺、冷凍麺の課題を解決すべく、デリバリーの麺類であっても、本格的な店のラーメンに近い麺の食感、風味を有し、簡便で短時間で調理可能な優れた麺類を提供する方法について鋭意研究し、本発明に至った。
【0009】
すなわち、セントラルキッチンとサテライトキッチンを有する麺類のデリバリーシステムであって、前記サテライトキッチンは、客からの商品の注文情報を受信する情報受信部と、前記情報受信部の指示に従って前記商品を製造する商品製造部と、前記商品の作製に使用する冷凍麺、冷凍スープ、具材、電子レンジ調理可能な容器及び電子レンジ調理可能な蓋を含む資材を保管、管理する在庫保管部と、を有し、前記情報受信部は、前記客からの注文情報により前記商品製造部に前記商品の製造を指示し、前記商品製造部は、前記情報受信部からの指示に従い、前記在庫保管部から前記商品の製造に使用する前記資材を受け取り、前記冷凍スープを60℃以上に加温処理し、液体スープとした後、前記冷凍麺、前記液体スープ及び前記具材を同一かまたは別々の前記電子レンジ調理可能な容器及び前記電子レンジ調理可能な蓋にアッセンブルし、前記商品を作製し、前記在庫保管部は、前記商品製造部からの注文に従い、前記商品の作製に必要な前記資材を前記商品製造部に渡し、また、前記資材の在庫情報に従って前記セントラルキッチンの資材製造部に前記資材の製造を発注し、前記セントラルキッチンは、前記サテライトキッチンの前記在庫保管部からの発注情報により、前記資材の内、前記冷凍麺、前記冷凍スープ及び前記具材を作製し、前記サテライトキッチンの前記在庫保管部に前記資材を配送する前記資材製造部を有し、前記サテライトキッチンの前記商品製造部で作製された前記商品を、前記配達員が前記客にデリバリーし、前記客が前記商品を電子レンジ調理によって調理し、喫食することを特徴とする麺類のデリバリーシステムである。
【0010】
また、本発明に係る麺類のデリバリーシステムに用いる液体スープの加温温度は、60~95℃であることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
非正規コート
今日
キヤノン電子株式会社
通信システム
11日前
個人
広告提供システムおよびその方法
今日
株式会社ザメディア
出席管理システム
5日前
株式会社タクテック
商品取出集品システム
4日前
ミサワホーム株式会社
情報処理装置
4日前
トヨタ自動車株式会社
作業評価装置
11日前
トヨタ自動車株式会社
工程計画装置
5日前
トヨタ自動車株式会社
作業判定方法
6日前
株式会社NURSY
再就職の支援装置
12日前
株式会社村田製作所
動き検知装置
4日前
トヨタ自動車株式会社
情報処理システム
6日前
ゼネラル株式会社
RFIDタグ付き物品
7日前
個人
公益寄付インタラクティブシステム
11日前
富士フイルム株式会社
タッチセンサ
11日前
株式会社インテック
触覚ディスプレイ装置
12日前
トヨタ自動車株式会社
情報処理方法
6日前
大王製紙株式会社
作業管理システム
12日前
株式会社国際電気
支援システム
7日前
個人
コンテンツ配信システム
4日前
ブラザー工業株式会社
ラベルプリンタ
6日前
株式会社デンソー
情報処理方法
11日前
富士通株式会社
画像生成方法
10日前
個人
プラットフォームシステム
4日前
甍エンジニアリング株式会社
屋根材買い取りシステム
10日前
トヨタ自動車株式会社
作業支援システム
4日前
株式会社知財事業研究所
運行計画作成システム
4日前
株式会社K-model
運用設計資料作成装置
今日
ミサワホーム株式会社
管理装置及び賃貸システム
12日前
日立建機株式会社
作業機械の管理装置
7日前
株式会社マーケットヴィジョン
情報処理システム
11日前
日立建機株式会社
潤滑油診断システム
5日前
株式会社日立製作所
設計支援装置
5日前
株式会社アイシン
情報提供システム
10日前
トヨタ自動車株式会社
車両用の情報処理装置
6日前
トヨタ自動車株式会社
車両用の情報処理装置
5日前
続きを見る