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公開番号
2025060767
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2024225951,2021516320
出願日
2024-12-23,2020-04-27
発明の名称
光学部品形成用組成物
出願人
三菱瓦斯化学株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
C08G
16/02 20060101AFI20250403BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約
【課題】高屈折率及び高透明性を両立できる光学部品形成用組成物を提供する。
【解決手段】下記式(0)で表される化合物を含む光学部品形成用組成物。
<com:Image com:imageContentCategory="Drawing"> <com:ImageFormatCategory>JPEG</com:ImageFormatCategory> <com:FileName>2025060767000060.jpg</com:FileName> <com:HeightMeasure com:measureUnitCode="Mm">69</com:HeightMeasure> <com:WidthMeasure com:measureUnitCode="Mm">170</com:WidthMeasure> </com:Image>
(Xは、O、S又は無架橋であり、R
0
、R
2
は、有機基であり、n
1
は、1~2の整数であり、n
0
は、0~(4+2n
1
)の整数で少なくとも1つは1~(4+2n
1
)であり、n
4
は、0~1の整数であり、n
5
は、0~(4+2n
4
)の整数である。)
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
下記式(0)で表される化合物を含む、光学部品形成用組成物。
JPEG
2025060767000052.jpg
69
170
(前記式(0)中、
Xは、酸素原子、硫黄原子又は無架橋であることを表し、
R
0
は、各々独立して、置換基を有していてもよい炭素数1~30のアルキル基、置換基を有していてもよい炭素数6~30のアリール基、置換基を有していてもよい炭素数2~30のアルケニル基、置換基を有していてもよい炭素数2~30のアルキニル基、置換基を有していてもよい炭素数1~30のアルコキシ基、ハロゲン原子、ニトロ基、アミノ基、カルボキシル基、架橋性基、解離性基、チオール基、又は水酸基であり、ここで、R
0
の少なくとも1つは、水酸基、架橋性基又は解離性基であり、さらに、R
0
における前記アルキル基、前記アリール基、前記アルケニル基、前記アルキニル基及び前記アルコキシ基は、エーテル結合、ケトン結合又はエステル結合を含んでいてもよく、
R
2
は、各々独立して、置換基を有していてもよい炭素数1~30のアルキル基、置換基を有していてもよい炭素数6~30のアリール基、置換基を有していてもよい炭素数2~30のアルケニル基、置換基を有していてもよい炭素数2~30のアルキニル基、置換基を有していてもよい炭素数1~30のアルコキシ基、ハロゲン原子、ニトロ基、アミノ基、カルボキシル基、架橋性基、解離性基、チオール基又は水酸基であり、ここで、R
2
における前記アルキル基、前記アリール基、前記アルケニル基、前記アルキニル基及び前記アルコキシ基は、エーテル結合、ケトン結合又はエステル結合を含んでいてもよく、
n
1
は、各々独立して、1~2の整数であり、
n
0
は、各々独立して、0~(4+2n
1
)の整数であり、ここで、n
0
の少なくとも1つは1~(4+2n
1
)であり、
n
4
は、各々独立して、0~1の整数であり、
n
5
は、各々独立して、0~(4+2n
4
)の整数である。)
続きを表示(約 3,100 文字)
【請求項2】
前記式(0)で表される化合物が、下記式(1)で表される、請求項1に記載の光学部品形成用組成物。
JPEG
2025060767000053.jpg
69
170
(前記式(1)中、
X、R
2
、n
1
、n
4
及びn
5
は、前記式(0)と同義であり、
Rは、各々独立して、水素原子、置換基を有していてもよい炭素数1~30の直鎖状アルキル基、置換基を有していてもよい炭素数3~30の分岐状若しくは環状アルキル基、置換基を有していてもよい炭素数6~30のアリール基、置換基を有していてもよい炭素数2~20のアルケニル基、置換基を有していてもよい炭素数2~20のアルキニル基、架橋性基又は解離性基であり、ここで、Rの少なくとも1つは水素原子、架橋性基又は解離性基であり、
R
1
は、各々独立して、置換基を有していてもよい炭素数1~30のアルキル基、置換基を有していてもよい炭素数6~30のアリール基、置換基を有していてもよい炭素数2~30のアルケニル基、置換基を有していてもよい炭素数2~30のアルキニル基、置換基を有していてもよい炭素数1~30のアルコキシ基、ハロゲン原子、ニトロ基、アミノ基、カルボキシル基又はチオール基であり、ここで、前記アルキル基、前記アリール基、前記アルケニル基、前記アルキニル基及び前記アルコキシ基は、エーテル結合、ケトン結合又はエステル結合を含んでいてもよく、
n
2
は、各々独立して、1~(4+2n
1
)の整数であり、
n
3
は、各々独立して、0~(4+2n
1
-n
2
)の整数である。)
【請求項3】
前記式(1)で表される化合物が、下記式(2)で表される、請求項2に記載の光学部品形成用組成物。
JPEG
2025060767000054.jpg
69
170
(前記式(2)中、X、R、R
1
、R
2
、n
4
及びn
5
は、前記式(1)と同義であり、
n
2
は、各々独立して、1~6の整数であり、
n
3
は、各々独立して、0~(6-n
2
)の整数である。)
【請求項4】
前記式(1)で表される化合物が、下記式(3)で表される、請求項2に記載の光学部品形成用組成物。
JPEG
2025060767000055.jpg
69
170
(前記式(3)中、X、R
1
、R
2
、n
4
及びn
5
は、前記式(1)と同義であり、
n
3
は、各々独立して、0~5の整数である。)
【請求項5】
前記式(1)で表される化合物が、下記式(4)で表される、請求項2に記載の光学部品形成用組成物。
JPEG
2025060767000056.jpg
61
170
(前記式(4)中、X、R、R
1
、R
2
、n
1
、n
2
及びn
3
は、前記式(1)と同義であり、
n
5
は各々独立して0~4の整数である。)
【請求項6】
前記式(1)で表される化合物が、下記式(5)で表される、請求項2に記載の光学部品形成用組成物。
JPEG
2025060767000057.jpg
58
170
(前記式(5)中、X、R
1
及びR
2
は、前記式(1)と同義であり、
n
3
は各々独立して0~5の整数であり、
n
5
は各々独立して0~4の整数である。)
【請求項7】
下記式(0)で表される化合物に由来する構成単位を有する樹脂を含む、光学部品形成用組成物。
JPEG
2025060767000058.jpg
69
170
(前記式(0)中、
Xは、酸素原子、硫黄原子又は無架橋であることを表し、
R
0
は、各々独立して、置換基を有していてもよい炭素数1~30のアルキル基、置換基を有していてもよい炭素数6~30のアリール基、置換基を有していてもよい炭素数2~30のアルケニル基、置換基を有していてもよい炭素数2~30のアルキニル基、置換基を有していてもよい炭素数1~30のアルコキシ基、ハロゲン原子、ニトロ基、アミノ基、カルボキシル基、架橋性基、解離性基、チオール基、又は水酸基であり、ここで、R
0
の少なくとも1つは、水酸基、架橋性基又は解離性基であり、さらに、R
0
における前記アルキル基、前記アリール基、前記アルケニル基、前記アルキニル基及び前記アルコキシ基は、エーテル結合、ケトン結合又はエステル結合を含んでいてもよく、
R
2
は、各々独立して、置換基を有していてもよい炭素数1~30のアルキル基、置換基を有していてもよい炭素数6~30のアリール基、置換基を有していてもよい炭素数2~30のアルケニル基、置換基を有していてもよい炭素数2~30のアルキニル基、置換基を有していてもよい炭素数1~30のアルコキシ基、ハロゲン原子、ニトロ基、アミノ基、カルボキシル基、架橋性基、解離性基、チオール基又は水酸基であり、ここで、R
2
における前記アルキル基、前記アリール基、前記アルケニル基、前記アルキニル基及び前記アルコキシ基は、エーテル結合、ケトン結合又はエステル結合を含んでいてもよく、
n
1
は、各々独立して、1~2の整数であり、
n
0
は、各々独立して、0~(4+2n
1
)の整数であり、ここで、n
0
の少なくとも1つは1~(4+2n
1
)であり、
n
4
は、各々独立して、0~1の整数であり、
n
5
は、各々独立して、0~(4+2n
4
)の整数である。)
【請求項8】
前記樹脂が、下記式(6)で表される構造を有する、請求項7に記載の光学部品形成用組成物。
JPEG
2025060767000059.jpg
22
170
(前記式(6)中、Lは炭素数1~60の二価の基であり、Mは、前記化合物に由来する単位構造である。)
【請求項9】
前記Xが酸素原子又は硫黄原子である、請求項1~8のいずれか一項に記載の光学部品形成用組成物。
【請求項10】
溶媒をさらに含有する、請求項1~9のいずれか一項に記載の光学部品形成用組成物。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、光学部品形成用組成物に関する。
続きを表示(約 3,100 文字)
【背景技術】
【0002】
化合物又は樹脂の骨格構造若しくは官能基を適宜選択することにより、種々の特性を示す材料が形成される。例えば、画像表示素子又は光学素子における平坦化膜や、マイクロレンズの形成に用いられる材料、すなわち光学部品においては、光学物性として、良好な透明性や高屈折率が求められる場合があり、かかる性能を向上させるべく材料の開発が進められている。
【0003】
光学部品を形成するための組成物としては、様々なものが提案されており、例えば、特許文献1には、イオン性液体と、所定のポリアルキレンオキサイド構造及び(メタ)アクリロイル基を有する化合物と、所定の(メタ)アクリレートモノマーと、光重合開始剤とを含む光学レンズシート用エネルギー線硬化型樹脂組成物が開示されている。また、特許文献2には、特定の構造単位を有する共重合体と、特定の硬化促進触媒と、溶剤とを含有する樹脂組成物は、マイクロレンズ用又は平坦化膜用に好適に用いられることが記載されている。さらに、特許文献3には、特定の構造単位を有する共重合体は、マイクロレンズ用に好適に用いられることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2010-138393号公報
特開2015-174877号公報
特開2018-203913号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1~3に記載の材料は、光学部品形成材料として、さらに高い次元で高屈折率及び高透明性を両立するという観点からは、なお改善の余地がある。
【0006】
本発明は、上記の従来技術が有する課題に鑑みてなされたものであり、高屈折率及び高透明性を両立できる光学部品形成用組成物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意検討を重ねた結果、特定構造を有する化合物が、光学部品形成用材料として有用であることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0008】
すなわち、本発明は、次の態様を包含する。
[1]
下記式(0)で表される化合物を含む、光学部品形成用組成物。
JPEG
2025060767000001.jpg
69
170
(前記式(0)中、
Xは、酸素原子、硫黄原子又は無架橋であることを表し、
R
0
は、各々独立して、置換基を有していてもよい炭素数1~30のアルキル基、置換基を有していてもよい炭素数6~30のアリール基、置換基を有していてもよい炭素数2~30のアルケニル基、置換基を有していてもよい炭素数2~30のアルキニル基、置換基を有していてもよい炭素数1~30のアルコキシ基、ハロゲン原子、ニトロ基、アミノ基、カルボキシル基、架橋性基、解離性基、チオール基、又は水酸基であり、ここで、R
0
の少なくとも1つは、水酸基、架橋性基又は解離性基であり、さらに、R
0
における前記アルキル基、前記アリール基、前記アルケニル基、前記アルキニル基及び前記アルコキシ基は、エーテル結合、ケトン結合又はエステル結合を含んでいてもよく、
R
2
は、各々独立して、置換基を有していてもよい炭素数1~30のアルキル基、置換基を有していてもよい炭素数6~30のアリール基、置換基を有していてもよい炭素数2~30のアルケニル基、置換基を有していてもよい炭素数2~30のアルキニル基、置換基を有していてもよい炭素数1~30のアルコキシ基、ハロゲン原子、ニトロ基、アミノ基、カルボキシル基、架橋性基、解離性基、チオール基又は水酸基であり、ここで、R
2
における前記アルキル基、前記アリール基、前記アルケニル基、前記アルキニル基及び前記アルコキシ基は、エーテル結合、ケトン結合又はエステル結合を含んでいてもよく、
n
1
は、各々独立して、1~2の整数であり、
n
0
は、各々独立して、0~(4+2n
1
)の整数であり、ここで、n
0
の少なくとも1つは1~(4+2n
1
)であり、
n
4
は、各々独立して、0~1の整数であり、
n
5
は、各々独立して、0~(4+2n
4
)の整数である。)
[2]
前記式(0)で表される化合物が、下記式(1)で表される、[1]に記載の光学部品形成用組成物。
JPEG
2025060767000002.jpg
69
170
(前記式(1)中、
X、R
2
、n
1
、n
4
及びn
5
は、前記式(0)と同義であり、
Rは、各々独立して、水素原子、置換基を有していてもよい炭素数1~30の直鎖状アルキル基、置換基を有していてもよい炭素数3~30の分岐状若しくは環状アルキル基、置換基を有していてもよい炭素数6~30のアリール基、置換基を有していてもよい炭素数2~20のアルケニル基、置換基を有していてもよい炭素数2~20のアルキニル基、架橋性基又は解離性基であり、ここで、Rの少なくとも1つは水素原子、架橋性基又は解離性基であり、
R
1
は、各々独立して、置換基を有していてもよい炭素数1~30のアルキル基、置換基を有していてもよい炭素数6~30のアリール基、置換基を有していてもよい炭素数2~30のアルケニル基、置換基を有していてもよい炭素数2~30のアルキニル基、置換基を有していてもよい炭素数1~30のアルコキシ基、ハロゲン原子、ニトロ基、アミノ基、カルボキシル基又はチオール基であり、ここで、前記アルキル基、前記アリール基、前記アルケニル基、前記アルキニル基及び前記アルコキシ基は、エーテル結合、ケトン結合又はエステル結合を含んでいてもよく、
n
2
は、各々独立して、1~(4+2n
1
)の整数であり、
n
3
は、各々独立して、0~(4+2n
1
-n
2
)の整数である。)
[3]
前記式(1)で表される化合物が、下記式(2)で表される、[2]に記載の光学部品形成用組成物。
JPEG
2025060767000003.jpg
69
170
(前記式(2)中、X、R、R
1
、R
2
、n
4
及びn
5
は、前記式(1)と同義であり、
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、高屈折率及び高透明性を両立できる光学部品形成用組成物を提供することができる。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施の形態(「本実施形態」ともいう。)について説明する。なお、本実施形態は、本発明を説明するための例示であり、本発明は、本実施形態のみに限定されるものではない。
(【0011】以降は省略されています)
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