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公開番号2025060263
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-10
出願番号2023170903
出願日2023-09-29
発明の名称散水システムおよび散水機の制御方法
出願人株式会社小松製作所
代理人弁理士法人新樹グローバル・アイピー
主分類E04G 23/08 20060101AFI20250403BHJP(建築物)
要約【課題】オペレータの作業を減らし、作業効率を向上することが可能な散水システムを提供すること。
【解決手段】散水システム1は、解体作業に用いる散水システムであって、カメラ4と、画像分析部52と、制御指示部53と、を備える。カメラ4は、解体作業の現場を撮像する。画像分析部52は、事前に有効化された散水モードに従って、カメラ4によって取得された撮像画像を分析する。制御指示部53は、画像分析部52による撮像画像の分析に基づいて、散水に関する制御を決定する。
【選択図】図5A
特許請求の範囲【請求項1】
解体作業に用いる散水システムであって、
解体作業の現場を撮像する撮像部と、
事前に有効化された散水モードに従って、前記撮像部によって取得された撮像画像を分析する画像分析部と、
前記画像分析部による前記撮像画像の分析に基づいて、散水に関する制御を決定する制御決定部と、を備えた、
散水システム。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記散水モードは、前記撮像画像中のダストを検出するモードを含む、
請求項1に記載の散水システム。
【請求項3】
前記ダストの存在をオペレータに報知する報知部を更に備え、
前記散水に関する制御は、前記報知部への報知の指示を含み、
前記制御決定部は、前記ダストが存在する場合に、前記報知部に報知の指示を行うことを決定する、
請求項2に記載の散水システム。
【請求項4】
前記散水に関する制御は、散水機による散水を含み、
前記制御決定部は、前記ダストが存在する場合、前記散水機による散水を決定する、
請求項2に記載の散水システム。
【請求項5】
前記画像分析部は、前記ダストが存在する領域を検出し、
前記散水に関する制御は、散水機の散水方向、散水量、散水圧およびノズル先端形状の少なくとも一つを含み、
前記制御決定部は、前記領域に基づいて、前記散水機の前記散水方向、前記散水量、前記散水圧、および前記ノズル先端形状の少なくとも一つを決定する、
請求項2に記載の散水システム。
【請求項6】
前記散水モードは、前記撮像画像中の破砕機の位置を検出するモードを含む、
請求項1に記載の散水システム。
【請求項7】
前記散水に関する制御は、散水機の散水方向、散水量、散水圧およびノズル先端形状の少なくとも一つを含み、
前記制御決定部は、前記破砕機を追従するように前記散水機による前記散水方向、前記散水量、前記散水圧、および前記ノズル先端形状の少なくとも一つを決定する、
請求項6に記載の散水システム。
【請求項8】
前記散水機が追従する前記破砕機を設定する破砕機設定部を更に備え、
前記制御決定部は、設定された前記破砕機を追従するように前記散水機による前記散水方向、前記散水量、前記散水圧、および前記ノズル先端形状の少なくとも一つを決定する、
請求項7に記載の散水システム。
【請求項9】
前記画像分析部は、前記撮像画像中における障害物を検出し、
前記制御決定部は、散水先に前記障害物が存在しない場合、前記破砕機を追従するように前記散水機による前記散水方向、前記散水量、前記散水圧、および前記ノズル先端形状の少なくとも一つを決定する、
請求項7に記載の散水システム。
【請求項10】
前記散水モードは、
前記撮像画像中のダストを検出するモードと、
前記撮像画像中の破砕機の位置を検出するモードと、を含み、
所定のモードを有効化するモード設定部を更に備えた、
請求項1に記載の散水システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、散水システムおよび散水機の制御方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
建物等の解体現場では解体作業時に多量の粉塵が発生し、粉塵を抑えるために解体作業を行いながら散水が行われる。
【0003】
ビル等の解体作業では、内装解体が行われ、ブロック解体、階上解体、躯体解体、地下解体、および木造解体等が行われた後に、要すれば基礎解体が行われる。ここで、階上解体、躯体解体、地下解体、木造解体、および基礎解体の複数の工程において、粉塵の飛散防止のために散水作業を行う必要があり、アスベスト等への対応のために、解体現場における散水作業の重要性が増している。
【0004】
このような散水作業を解体現場において人が行うことを避けるために、オペレータにより操作される送信機からの無線指令に基づいて散水機のノズルが動作される散水装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2008-307516号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に示す散水装置は、散水を行うエリアをオペレータが常時認識しながら散水機を操作する必要があり、オペレータの作業を減らすものではなく、効率化を図ることができなかった。
【0007】
本開示は、オペレータの作業を減らし、効率化を図ることが可能な散水システムおよび散水機の制御方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の第1の態様にかかる散水システムは、解体作業に用いる散水システムであって、撮像部と、画像分析部と、制御決定部と、を備える。撮像部は、解体作業の現場を撮像する。画像分析部は、事前に有効化された散水モードに従って、撮像部によって取得された撮像画像を分析する。制御決定部は、画像分析部による撮像画像の分析に基づいて、散水に関する制御を決定する
【0009】
本開示の第2の態様にかかる散水機の制御方法は、解体作業に用いる散水機の制御方法であって、取得ステップと、画像分析ステップと、制御決定ステップと、を備える。取得ステップは、解体作業の現場を撮像した撮像画像を取得する。画像分析ステップは、事前に有効化された散水モードに従って、撮像部によって取得された撮像画像を分析する。制御決定ステップは、画像分析ステップによる撮像画像の分析に基づいて、散水に関する制御を決定する。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、オペレータの作業を減らし、効率化を図ることが可能な散水システムおよび散水機の制御方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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