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公開番号2025060028
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-10
出願番号2023170511
出願日2023-09-29
発明の名称被覆部材および被覆工法
出願人株式会社イノアック住環境
代理人ケー・ティー・アンド・エス弁理士法人
主分類E02D 17/20 20060101AFI20250403BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】緑化する構造物の面の角度および周辺の空間の大小によらず緑化材を被覆可能な新規の被覆部材および被覆工法を提供する。
【解決手段】被覆部材は、構造物の露出面を覆う被覆部材であって、前記露出面に配置される発泡体層と、前記発泡体層の外表面に配置される表面層と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
構造物の露出面を覆う被覆部材であって、
前記露出面に配置される発泡体層と、
前記発泡体層の外表面に配置される表面層と、を備える
被覆部材。
続きを表示（約 440 文字）【請求項２】
前記発泡体層は、前記露出面に隣接する地面に接する
請求項１に記載の被覆部材。
【請求項３】
前記露出面と前記発泡体層の傾斜角度が異なる
請求項１に記載の被覆部材。
【請求項４】
前記発泡体層の外表面は、階段形状である
請求項１に記載の被覆部材。
【請求項５】
前記表面層は、緑化層である
請求項１に記載の被覆部材。
【請求項６】
前記表面層は、砂または土を含む
請求項１に記載の被覆部材。
【請求項７】
構造物の露出面を覆う被覆工法であって、
前記露出面に発泡体層を形成する工程と、
前記発泡体層の外表面に表面層を形成する工程と、を備える
被覆工法。
【請求項８】
前記発泡体層を形成する工程では、前記露出面に前記発泡体層の発泡原料を吹き付けて前記発泡体層を形成する
請求項７に記載の被覆工法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、被覆部材および被覆工法に関する。
続きを表示（約 980 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１は、コンクリート法面を補強し緑化する方法を開示している。この緑化方法は、既設のコンクリート法面にハニカム状の補強材を設置した後、植生土壌等を充填し、緑化させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２２－０３１４９５号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
近年、橋梁の下部工や建築物などの構造物の壁面を緑化する需要が高まっている。構造物の壁面に緑化材を設置する場合、構造物の周辺に予め盛土を施して、緑化材が流出しないように傾斜面を設けることがある。このような緑化方法においては、構造物の周辺の空間の大小に関わらず緑化材を設置できることが求められている。
【０００５】
本発明の課題は、緑化する構造物の面の角度および周辺の空間の大小によらず緑化材を設置可能な新規の被覆部材および被覆工法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示の一態様に係る被覆部材は、構造物の露出面を覆う被覆部材であって、前記露出面に配置される発泡体層と、前記発泡体層の外表面に配置される表面層と、を備える。
【０００７】
また、本開示の別の態様に係る被覆工法は、構造物の露出面を覆う被覆工法であって、前記露出面に発泡体層を形成する工程と、前記発泡体層の外表面に表面層を形成する工程と、を備える。
【発明の効果】
【０００８】
本開示は、緑化する構造物の面の角度および周辺の空間の大小によらず緑化材を設置可能な新規の被覆部材および被覆工法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
本開示の第１実施形態に係る被覆部材を示す断面図。
本開示の第２実施形態に係る被覆部材を示す断面図。
本開示の第２実施形態に係る被覆部材を示す上面図。
本開示の被覆部材を用いた被覆工法を示す説明図。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
以下、本開示の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。
（【００１１】以降は省略されています）

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