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公開番号2025059886
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-10
出願番号2023170265
出願日2023-09-29
発明の名称美容器
出願人株式会社 MTG
代理人弁理士法人グランダム特許事務所
主分類A61H 15/00 20060101AFI20250403BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】部品点数を減らすことが可能な美容器を提供する。
【解決手段】美容器10は、肌に当てる施術部12を備え、前記施術部12は、冷熱または温熱を供給する熱源57と、前記冷熱または温熱を蓄える蓄熱部材58と、を有し、前記蓄熱部材58は、前記熱源57を保持している。このような構成によれば、蓄熱部材は、熱源を保持する部材を兼ねているから、蓄熱部材と熱源を保持する部材とを別々に設ける場合と比べて部品点数を減らすことができる。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
肌に当てる施術部を備え、
前記施術部は、冷熱または温熱を供給する熱源と、前記冷熱または温熱を蓄える蓄熱部材と、を有し、
前記蓄熱部材は、前記熱源を保持している、美容器。
続きを表示(約 420 文字)【請求項2】
前記蓄熱部材は導電性を有し、前記熱源の一対の電極のうち少なくとも一方の電極に接触している、請求項1に記載の美容器。
【請求項3】
前記施術部は、前記施術部の表面と前記蓄熱部材との間に絶縁部を有している、請求項2に記載の美容器。
【請求項4】
前記施術部は、2つの前記蓄熱部材を有し、
前記2つの蓄熱部材は、前記熱源を間に挟んだ状態で保持している、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の美容器。
【請求項5】
前記蓄熱部材と前記熱源とは、面接触している、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の美容器。
【請求項6】
前記施術部は、回転軸を中心に回転するものであり、
前記蓄熱部材は、前記施術部の表面のうち前記回転軸に直交する断面において最大径の部分の径方向内側に配置されている、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の美容器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、美容器に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、顔面等のマッサージに用いられる美容器が知られている。例えば下記特許文献1に記載された美容器は、顔面に接触する筒状のローラを有している。ローラの内側には、細長い棒状の加熱部が設けられている。加熱部の一端部は、軸受部及び断熱材によって把持部の先端部に保持されている。また、引用文献1には、鉄粉と酸化促進剤とを含む発熱材を不織布で袋状にしたものや、液体状の蓄熱材や保熱材等を封入シートに入れたものを、ローラの内側に装着することも記載されている。これによって、電気を利用しなくても顔面の皮膚に均一に熱を伝えることができるとされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-120553号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような美容器は、ローラを温めるための部材として、鉄粉と酸化促進剤とを含む発熱材を不織布で袋状にしたものや、液体状の蓄熱材や保熱材等を封入シートに入れたものを用いている。また、上記のような美容器は、加熱部を保持するための部材として、軸受部及び断熱材等を用いている。このため、部品点数が多いという問題があった。
【0005】
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、部品点数を減らすことが可能な美容器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の美容器は、肌に当てる施術部を備え、前記施術部は、冷熱または温熱を供給する熱源と、前記冷熱または温熱を蓄える蓄熱部材と、を有し、前記蓄熱部材は、前記熱源を保持しているものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、蓄熱部材は、熱源を保持する部材を兼ねているから、蓄熱部材と熱源を保持する部材とを別々に設ける場合と比べて部品点数を減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施例における美容器を示す背面図
美容器を示す側面図
台座にセットした状態の美容器を示す斜視図
台座にセットした状態の美容器を示す正面図
美容器を示す断面図であって、図1のA-A位置における断面に相当する断面図
ハンドル部の通電経路を説明する図
ハンドル部の通電経路を説明する図であって、照明装置を取り付けた状態を示す図
施術部及びハンドル部の先端を示す美容器の一部拡大断面図
施術部及びハンドル部の先端を示す美容器の一部拡大斜視図
通電部品を示す分解斜視図
先端側コア部を固定した状態の外殻部、通電部品及び基端側コア部を示す斜視図
外殻部及び先端側コア部を示す分解斜視図
基板側コア部を示す分解斜視図
施術部及びハンドル部の先端を示す美容器の一部拡大断面図であって、図8とは異なる位置の断面図
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の好ましい形態を以下に示す。
(1)本発明の美容器は、肌に当てる施術部を備え、前記施術部は、冷熱または温熱を供給する熱源と、前記冷熱または温熱を蓄える蓄熱部材と、を有し、前記蓄熱部材は、前記熱源を保持している。このような構成によれば、蓄熱部材は、熱源を保持する部材を兼ねているから、蓄熱部材と熱源を保持する部材とを別々に設ける場合と比べて部品点数を減らすことができる。
(2)上記(1)に記載された美容器において、前記蓄熱部材は導電性を有し、前記熱源の一対の電極のうち少なくとも一方の電極に接触しているものとしてもよい。このような構成によれば、蓄熱部材は、通電部材を兼ねているから、蓄熱部材と通電部材とをそれぞれ設ける場合と比べて部品点数を減らすことができる。また、熱源の熱を効率的に蓄熱部材に伝えることができる。
(3)上記(1)又は(2)に記載された美容器において、前記施術部は、前記施術部の表面と前記蓄熱部材との間に絶縁部を有しているものとしてもよい。このような構成によれば、通電経路と施術部の表面とが絶縁されるから、蓄熱部材と施術部の表面との間に間隙を設ける必要がないため、効率的に熱を施術部の表面に伝えることができる。
(4)上記(1)から(3)のいずれかに記載された美容器において、前記施術部は、2つの前記蓄熱部材を有し、前記2つの蓄熱部材は、前記熱源を間に挟んだ状態で保持しているものとしてもよい。このような構成によれば、冷熱または温熱を効果的に蓄熱できる。
(5)上記(1)から(4)のいずれかに記載された美容器において、前記蓄熱部材と前記熱源とは、面接触しているものとしてもよい。このような構成によれば、冷熱または温熱は、蓄熱部材に偏りなく蓄熱される。
(6)上記(1)から(5)のいずれかに記載された美容器において、前記施術部は、回転軸を中心に回転するものであり、前記蓄熱部材は、前記施術部の表面のうち前記回転軸に直交する断面において最大径の部分の径方向内側に配置されているものとしてもよい。ここで、施術部の表面のうち回転軸に直交する断面において最大径の部分は、施術部において肌に最も接触しやすい部分である。当該部分の内側に蓄熱部材を配置することによって、肌への熱の伝達を効果的に行うことができる。
【0010】
<実施例>
以下、本発明を具体化した一実施例について、図1~図14を参照しつつ詳細に説明する。本実施例における美容器10は、施術部12を顔面等の肌にあてて転がし、マッサージできる器具である。以下、各構成部材において、図1の上側を上側、図1の下側を下側、図1の右側を右側、図1の左側を左側、図2の左側を前側、図2の右側を後側として説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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