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公開番号
2025059863
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2023170218
出願日
2023-09-29
発明の名称
シートバックテーブル
出願人
トヨタ車体株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B60N
3/00 20060101AFI20250403BHJP(車両一般)
要約
【課題】使い勝手を向上させることができる。
【解決手段】シートバックテーブル10は、車両用のシートに取り付けられる取付部21及びシートを構成するシートバックの後側に位置する連結部22を有するベース部材20と、シートバックの幅方向Xに延びる軸線Cを中心に連結部22に対して回動可能に連結された基端部31を有する支持部材30と、支持部材30に支持された天板40と、連結部22と基端部31との間に設けられ、ベース部材20に対する支持部材30の回動角度を変更可能に構成された変更機構50とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両用のシートに取り付けられる取付部及び前記シートを構成するシートバックの後側に位置する連結部を有するベース部材と、
前記シートバックの幅方向に延びる軸線を中心に前記連結部に対して回動可能に連結された基端部を有する支持部材と、
前記支持部材に支持された天板と、
前記連結部と前記基端部との間に設けられ、前記ベース部材に対する前記支持部材の回動角度を変更可能に構成された変更機構と、を備える、
シートバックテーブル。
続きを表示(約 540 文字)
【請求項2】
前記変更機構は、前記支持部材が前記シートバックの上部に近づく側へ回動することを許容する一方、前記支持部材が前記シートバックの下部に近づく側へ回動することを規制するように構成されている、
請求項1に記載のシートバックテーブル。
【請求項3】
前記変更機構は、前記ベース部材に対する前記支持部材の回動角度を所定の角度範囲内において所定角度ずつ変更可能に構成されたラチェット機構である、
請求項2に記載のシートバックテーブル。
【請求項4】
前記取付部は、前記幅方向に互いに間隔をあけて配置され、前記シートを構成するヘッドレストの一対の脚部が挿通される一対の挿通孔を有する、
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のシートバックテーブル。
【請求項5】
前記ベース部材は、前記幅方向に互いに間隔をあけて設けられた一対の前記連結部を有しており、
前記支持部材は、一対の前記連結部に回動可能に連結された一対の前記基端部を有しており、
一対の前記変更機構が、一対の前記連結部と一対の前記基端部との間にそれぞれ設けられている、
請求項4に記載のシートバックテーブル。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シートバックテーブルに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車両の前席のシートを構成するシートバックの後面に傾動自在に支持されたテーブル(以下、天板)を備えたシートバックテーブルが開示されている。天板は、シートバックの後面に沿った格納状態と、シートバックの後面に対して起立された使用状態との間で傾動可能に構成されている。後席の乗員は、天板を格納状態から使用状態に変更することで天板を使用する。
【0003】
また従来、車両の前席のシートに対して後付けで取り付けられるシートバックテーブルがある。
図5(a)に示すように、こうした後付けタイプのシートバックテーブル110は、シート90のシートバック92の後面に取り付けられるベース部材120と、ベース部材120に対して支持された天板140とを備えている。後付けタイプのシートバックテーブル110では、使用状態においてベース部材120に対する天板140の傾動角度を変更することができないものが多い。
【0004】
また、後付けタイプの他のシートバックテーブルとしては、シートバックの後面に取り付けられるベース部材と、ベース部材に対して傾動可能に支持された天板と、使用状態においてベース部材に対する天板の角度を規制する一対の紐部とを備えるものがある。一対の紐部は、天板の幅方向の両端に設けられており、天板の後端部と、ベース部材のうち天板の基端部よりも上方に位置する部分とを連結している。こうしたシートバックテーブルでは、一対の紐部の長さを変更することで、ベースプレートに対する天板の傾動角度を変更することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2017-109717号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、後付けタイプのシートバックテーブルのうち前者のシートバックテーブル110においては、ベース部材120に対する天板140の傾動角度を変更できない。このため、図5(b)に示すように、図5(a)に示す姿勢からシートバック92が倒されると、天板140が後側ほど下側に位置するように水平面に対して傾くこととなる。
【0007】
後者の後付けタイプのシートバックテーブルにおいては、ベース部材に対する天板の傾斜角度を変更する際に、一対の紐部の長さを互いに同じ長さとなるように変更する必要がある。また、一対の紐部が天板の幅方向の両端部に位置するため、紐部によって天板上のスペースが制約を受ける。
【0008】
これらのことから、使い勝手の点において改善の余地がある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するためのシートバックテーブルの各態様を記載する。
[態様1]
車両用のシートに取り付けられる取付部及び前記シートを構成するシートバックの後側に位置する連結部を有するベース部材と、
前記シートバックの幅方向に延びる軸線を中心に前記連結部に対して回動可能に連結された基端部を有する支持部材と、
前記支持部材に支持された天板と、
前記連結部と前記基端部との間に設けられ、前記ベース部材に対する前記支持部材の回動角度を変更可能に構成された変更機構と、を備える、
シートバックテーブル。
【0010】
同構成によれば、変更機構によってベース部材に対する支持部材の回動角度を変更することでシートバックに対する天板の回動角度を変更することができる。これにより、シートバックのリクライニング角度によって天板が水平面に対して傾くことを抑制できる。また、変更機構がベース部材の連結部と支持部材の基端部との間に設けられているので、変更機構によって天板上のスペースが制約を受けない。したがって、使い勝手を向上させることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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