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公開番号
2025059169
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2023169008
出願日
2023-09-29
発明の名称
クランプ
出願人
株式会社タカミヤ
代理人
個人
,
個人
主分類
F16B
2/10 20060101AFI20250403BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】簡単な構成で固定前のクランプの蓋部を所定位置に保持することができ、その結果、作業員の負担を抑えることができ、作業を一人で行えるようになり、作業効率が良くなり、作業スピードも早くすることができるクランプを提供する。
【解決手段】棒状部材Pを把持するクランプ10であって、棒状部材Pに沿った内径を有する本体部20と、本体部20の被開閉部21に連結され、かつ、被開閉部21に対して開閉自在な開閉部31を有する蓋部30と、本体部20の被開閉部21が設けられた位置と異なる位置に連結され、かつ、本体部20に対して蓋部30が閉状態にされたときに蓋部30における開閉部31が設けられた位置と異なる位置を係止して当該閉状態を保持する係止部40と、を有しており、本体部20を載置した状態において、蓋部30を本体部20に対して蓋部30の長手方向Lが略垂直方向に向く位置に保持する保持機構を有している。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
棒状部材を把持するクランプであって、
前記棒状部材に沿った内径を有する本体部と、
前記本体部の被開閉部に連結され、かつ、前記被開閉部に対して開閉自在な開閉部を有する蓋部と、
前記本体部の前記被開閉部が設けられた位置と異なる位置に連結され、かつ、前記本体部に対して前記蓋部が閉状態にされたときに前記蓋部における前記開閉部が設けられた位置と異なる位置を係止して当該閉状態を保持する係止部と、
を有しており、
前記本体部を載置した状態において、前記蓋部を前記本体部に対して前記蓋部の長手方向が略垂直方向に向く位置に保持する保持機構を有していることを特徴とするクランプ。
続きを表示(約 960 文字)
【請求項2】
前記保持機構として、
前記本体部の前記被開閉部は、前記本体部を載置したときの上下方向を長手方向とする長孔を有しており、
前記蓋部の前記開閉部は、前記長孔に挿入される開閉軸を有しており、かつ、前記開閉軸付近に、前記開閉軸の軸方向の外側にそれぞれ突出形成された突起部を有しており、
前記本体部の前記被開閉部付近には、前記突起部を差し込む凹部が形成されており、
前記保持機構は、前記本体部に対して前記蓋部の長手方向を略垂直方向に向け、前記長孔に沿って前記開閉軸を下方に移動させ、前記突起部を前記凹部に差し込むことで、前記蓋部を前記本体部に対して長手方向が略垂直方向に向く位置に保持するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のクランプ。
【請求項3】
前記被開閉部は、前記本体部における上方に延びた立設部に設けられており、
前記蓋部は、前記立設部における前記被開閉部が設けられた面に対して幅狭に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のクランプ。
【請求項4】
前記係止部は、前記本体部における前記被開閉部と対向する位置に回動自在に連結されており、
前記蓋部を閉状態にして前記係止部を前記本体部の内側に回動させて前記蓋部を保持すると共に、前記蓋部の閉状態を保持した状態から前記係止部を前記本体部の外側に回動させることで前記蓋部の閉状態を解除した状態にするように構成されており、
前記係止部を前記本体部の外側に回動させたときに、水平位置より上方位置で回動が停止するようにストッパが設けられていることを特徴とする請求項1に記載のクランプ。
【請求項5】
前記被開閉部の前記長孔は、上部から下部に向かって径が小さくなるように構成されていることを特徴とする請求項2に記載のクランプ。
【請求項6】
前記突起部は、上部から下部に向かって幅狭となるように構成されており、
前記凹部は、上部から下部に向かって幅狭となるように構成されており、
前記凹部をガイドにして前記突起部が前記凹部の下部に保持されるように構成されていることを特徴とする請求項2に記載のクランプ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、金属パイプ等の棒状部材を把持するクランプに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、金属パイプ等の棒状部材や管状部材を把持するクランプとして、本体部に対して蓋部が回動自在に取り付けられていて、当該本体部と蓋部とで棒状部材を把持するものが知られている(例えば、引用文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-026816号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、前記したような従来のクランプでは、本体部と蓋部を固定するまでは、蓋部が自由に回動できる状態となっており、蓋部の位置が定まらない状態となっていた。このように、クランプを固定する作業を行う際に、蓋部が自由に動くため、その動きを抑えながらクランプの固定を行う必要があり、作業員の負担が大きく、作業を一人では行えない場合も生じていた。その結果、作業効率が悪くなり、作業スピードも遅くなるという問題が生じていた。
【0005】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、簡単な構成で固定前のクランプの蓋部を所定位置に保持することができ、その結果、作業員の負担を抑えることができ、作業を一人で行えるようになり、これにより、作業効率が良くなり、作業スピードも早くすることができるクランプを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
かかる課題を達成するために、本発明は、棒状部材を把持するクランプであって、前記棒状部材に沿った内径を有する本体部と、前記本体部の被開閉部に連結され、かつ、前記被開閉部に対して開閉自在な開閉部を有する蓋部と、前記本体部の前記被開閉部が設けられた位置と異なる位置に連結され、かつ、前記本体部に対して前記蓋部が閉状態にされたときに前記蓋部における前記開閉部が設けられた位置と異なる位置を係止して当該閉状態を保持する係止部と、を有しており、前記本体部を載置した状態において、前記蓋部を前記本体部に対して前記蓋部の長手方向が略垂直方向に向く位置に保持する保持機構を有しているクランプとしたことを特徴とする。
【0007】
また、本発明は、上記記載の構成に加え、前記保持機構として、前記本体部の前記被開閉部は、前記本体部を載置したときの上下方向を長手方向とする長孔を有しており、前記蓋部の前記開閉部は、前記長孔に挿入される開閉軸を有しており、かつ、前記開閉軸付近に、前記開閉軸の軸方向の外側にそれぞれ突出形成された突起部を有しており、前記本体部の前記被開閉部付近には、前記突起部を差し込む凹部が形成されており、前記保持機構は、前記本体部に対して前記蓋部の長手方向を略垂直方向に向け、前記長孔に沿って前記開閉軸を下方に移動させ、前記突起部を前記凹部に差し込むことで、前記蓋部を前記本体部に対して長手方向が略垂直方向に向く位置に保持するように構成されているクランプとしたことを特徴とする。
【0008】
また、本発明は、上記記載の構成に加え、前記被開閉部は、前記本体部における上方に延びた立設部に設けられており、前記蓋部は、前記立設部における前記被開閉部が設けられた面に対して幅狭に形成されているクランプとしたことを特徴とする。
【0009】
また、本発明は、上記記載の構成に加え、前記係止部は、前記本体部における前記被開閉部と対向する位置に回動自在に連結されており、前記蓋部を閉状態にして前記係止部を前記本体部の内側に回動させて前記蓋部を保持すると共に、前記蓋部の閉状態を保持した状態から前記係止部を前記本体部の外側に回動させることで前記蓋部の閉状態を解除した状態にするように構成されており、前記係止部を前記本体部の外側に回動させたときに、水平位置より上方位置で回動が停止するようにストッパが設けられているクランプとしたことを特徴とする。
【0010】
また、本発明は、上記記載の構成に加え、前記被開閉部の前記長孔は、上部から下部に向かって径が小さくなるように構成されているクランプとしたことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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