TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025103592
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-09
出願番号
2023221080
出願日
2023-12-27
発明の名称
クランプ装置
出願人
株式会社タカミヤ
,
株式会社ミヤマ
代理人
個人
,
個人
主分類
F16B
2/10 20060101AFI20250702BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】様々な長さのボルトを用意したりしなくても、様々な径のパイプ等の対象部材を把持することができるクランプ装置を提供する。
【解決手段】クランプ装置1は、ナット部材14は、筒体部140と、この筒体部140と連続する取付部141と、を備え、筒体部140と取付部141とには、連続する貫通孔17が設けられており、筒体140の貫通孔17の部分には、ボルト部材15の軸部15aが螺合可能な雌ねじ部18が形成され、第1部材としての本体部材3の先端部側にナット部材14を取り付けるための一対の取付片3b,3bが所定の間隔をあけて設けられ、一対の取付片3b,3b間にナット部材14の取付部141が挿入され、取付部141,141と一対の取付片3b,3bとは、一対のリベット12,12で軸支され、一対のリベット12,12間は、ボルト部材15の軸部15aが挿入可能な間隔とされている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
棒状又は管状の対象部材を把持して固定するクランプ装置であって、
前記対象部材を挟み込む第1部材と第2部材を有し、
前記第1部材と前記第2部材は、回動軸を介して回動可能に設けられ、前記第1部材と前記第2部材を回動させて前記対象部材を挟み込み、前記第1部材と前記第2部材との間に架け渡された締結部材を締め付けることで、前記対象部材を固定するように構成されており、
前記締結部材は、前記第1部材の先端部側に回動可能に軸支されたナット部材と、前記第2部材の先端部側に係脱可能であって、前記ナット部材に螺合されるボルト部材と、を備え、
前記ナット部材は、筒体部と、当該筒体部と連続する取付部と、を備え、前記筒体部と前記取付部とには、連続する貫通孔が設けられており、前記筒体の前記貫通孔の部分には、前記ボルト部材が螺合可能な雌ねじ部が形成され、前記第1部材の先端部側に前記ナット部材を取り付けるための一対の取付片が所定の間隔をあけて設けられ、前記一対の取付片間に前記ナット部材の前記取付部が挿入され、前記取付部と前記一対の取付片とは、一対のリベットで軸支され、当該一対のリベット間は、前記ボルト部材が挿入可能な間隔とされていることを特徴とするクランプ装置。
続きを表示(約 210 文字)
【請求項2】
前記ナット部材の前記取付部の内側面には、凹部が形成され、当該凹部内に、前記リベットの頭部が配設されていることを特徴とする請求項1に記載のクランプ装置。
【請求項3】
前記リベットの頭部は、前記ボルト部材の軸方向に所定の長さを有し、当該頭部の全長に亘って前記ボルト部材の軸方向と直交する方向の断面形状が凹むように湾曲した形状に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のクランプ装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば仮設足場や支保工等の仮設構造物を構成するパイプ部材等の管状の対象部材又は棒状の対象部材を把持して固定するクランプ装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、クランプ装置においては、本体部材と蓋部材の2つの部材を、それらの間に軸支された回動部を介して開閉させて、パイプ等の対象部材を把持するように構成されたものがある。
【0003】
このようなクランプ装置は、様々な径のパイプ等の対象部材を把持できるように、本体部材の先端部にナット部材が回転自在に設けられている(特許文献1等を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2010-138930号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、このような従来のクランプ装置は、特許文献1等に開示されたように、本体部材の先端部側にナット部材を取り付けるための一対の取付片が所定の間隔をあけて設けられ、この一対の取付片間にナット部材の取付部が挿入され、1本のリベットで軸支されて、ナット部材が回転自在とされているため、このリベットが貫通した貫通孔の位置ではこのボルトの先端部がリベットにあたり、それ以上、ボルトを通すことができない。そのため、様々な径のパイプ等の対象部材を把持するには、それに合わせた様々な長さのボルトを用意したりしなければならないという煩雑さがあった。
【0006】
そこで、本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、様々な長さのボルトを用意したりしなくても、様々な径のパイプ等の対象部材を把持することができるクランプ装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、棒状又は管状の対象部材を把持して固定するクランプ装置であって、前記対象部材を挟み込む第1部材と第2部材を有し、前記第1部材と前記第2部材は、回動軸を介して回動可能に設けられ、前記第1部材と前記第2部材を回動させて前記対象部材を挟み込み、前記第1部材と前記第2部材との間に架け渡された締結部材を締め付けることで、前記対象部材を固定するように構成されており、前記締結部材は、前記第1部材の先端部側に回動可能に軸支されたナット部材と、前記第2部材の先端部側に係脱可能であって、前記ナット部材に螺合されるボルト部材と、を備え、前記ナット部材は、筒体部と、当該筒体部と連続する取付部と、を備え、前記筒体部と前記取付部とには、連続する貫通孔が設けられており、前記筒体の前記貫通孔の部分には、前記ボルト部材が螺合可能な雌ねじ部が形成され、前記第1部材の先端部側に前記ナット部材を取り付けるための一対の取付片が所定の間隔をあけて設けられ、前記一対の取付片間に前記ナット部材の前記取付部が挿入され、前記取付部と前記一対の取付片とは、一対のリベットで軸支され、当該一対のリベット間は、前記ボルト部材が挿入可能な間隔とされていることを特徴とする。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記ナット部材の前記取付部の内側面には、凹部が形成され、当該凹部内に、前記リベットの頭部が配設されていることを特徴とする。
【0009】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記リベットの頭部は、前記ボルト部材の軸方向に所定の長さを有し、当該頭部の全長に亘って前記ボルト部材の軸方向と直交する方向の断面形状が凹むように湾曲した形状に形成されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
請求項1に記載の発明によれば、ナット部材は、筒体部と、この筒体部と連続する取付部と、を備え、筒体部と取付部とには、連続する貫通孔が設けられており、筒体の貫通孔の部分には、ボルト部材が螺合可能な雌ねじ部が形成され、第1部材の先端部側にナット部材を取り付けるための一対の取付片が所定の間隔をあけて設けられ、一対の取付片間にナット部材の取付部が挿入され、取付部と一対の取付片とは、一対のリベットで軸支され、一対のリベット間は、ボルト部材が挿入可能な間隔とされている。このため、小さな径の細いパイプ等の対象部材でも、ボルト部材の先端部がリベット間に挿入され、把持して固定することができる。これにより、例えば、長いボルト部材を1本用意さえすれば、ボルト部材の先端部がリベット間に挿入される場合も含んで様々な径のパイプ等の対象部材を把持して固定することができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社タカミヤ
クランプ装置
11日前
株式会社タカミヤ
クランプ装置及びナット部材
11日前
個人
ホース保持具
3か月前
個人
差動歯車用歯形
24日前
個人
トーションバー
3か月前
株式会社不二工機
電磁弁
18日前
株式会社不二工機
電磁弁
2か月前
個人
回転式配管用支持具
4か月前
個人
ボルトナットセット
4か月前
カヤバ株式会社
緩衝器
13日前
カヤバ株式会社
緩衝器
13日前
個人
ベルトテンショナ
4か月前
カヤバ株式会社
ダンパ
26日前
カヤバ株式会社
緩衝器
4か月前
カヤバ株式会社
ダンパ
26日前
株式会社三協丸筒
枠体
3か月前
株式会社ノーリツ
分配弁
2か月前
株式会社ノーリツ
分配弁
2か月前
株式会社ノーリツ
分配弁
2か月前
株式会社フジキン
ボールバルブ
1か月前
個人
角型菅の連結構造及び工法
4か月前
株式会社不二工機
電動弁
3か月前
日東精工株式会社
樹脂被覆ねじ
4か月前
個人
固着具と固着具の固定方法
3か月前
日東電工株式会社
断熱材
3か月前
個人
固着具と固着具の固定方法
2か月前
個人
固着具と固着具の固定方法
1か月前
個人
固着具と固着具の固定方法
2か月前
日東精工株式会社
座金組込みねじ
4か月前
井関農機株式会社
作業車両
18日前
太陽工業株式会社
金属板結合方法
3か月前
日東精工株式会社
座金組込みねじ
4か月前
日東精工株式会社
弾性鍔付きねじ
2か月前
株式会社有恒商会
伸縮継手
12日前
個人
ワンウェイベアリング
6日前
AWJ株式会社
配管支持具
4か月前
続きを見る
他の特許を見る