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公開番号2025059143
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-10
出願番号2023168960
出願日2023-09-29
発明の名称距離算定装置
出願人ダイハツ工業株式会社
代理人個人,個人
主分類B60L 3/00 20190101AFI20250403BHJP(車両一般)
要約【課題】 走行可能距離をより精度よく算定することが可能な距離算定装置を提供する。
【解決手段】 距離算定装置A10は、空調装置10と、空調装置10に電力を供給する電池80と、空調装置10の作動を制御する制御部20と、モニタリング部30と、演算部40とを備える。モニタリング部30は、車両走行に係る第1消費電力量と、空調装置10の作動に係る第2消費電力量と、電池80の残電力量とを把握する。演算部40は、前記第1消費電力量と、電池80の残電力量と、減算率とを因子として走行可能距離を算定する。演算部40は、空調装置10の作動状況、および前記第2消費電力量を因子として前記減算率を設定する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
空調装置と、
前記空調装置に電力を供給する電池と、
前記空調装置の作動を制御する制御部と、
車両走行に係る第1消費電力量、前記空調装置の作動に係る第2消費電力量、および前記電池の残電力量を把握するモニタリング部と、
前記制御部および前記モニタリング部から伝達された情報に基づき走行可能距離を算定する演算部と、を備え、
前記演算部は、前記第1消費電力量、前記電池の残電力量、および減算率を因子として前記走行可能距離を算定し、
前記演算部は、前記空調装置の作動状況、および前記第2消費電力量を因子として前記減算率を設定する、距離算定装置。
続きを表示(約 63 文字)【請求項2】
前記演算部は、前記電池の充電率を因子として前記減算率を設定する、請求項1に記載の距離算定装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電気自動車の走行可能距離を算定する距離算定装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、内燃機関を搭載した車両の燃費表示装置の一例が開示されている。当該燃費表示装置は、燃費計算部を具備する。車室の設定温度の変更などが乗員によりなされると、燃費計算部は、乗員および残燃料を含む車両の総重量と、車室の設定温度と、外気温と、車両の走行速度とに基づき、車両の燃費を算定する。さらに、燃料計算部は、残燃料を基に走行可能距離を算定する。これらの算定結果は、当該燃費表示装置が具備する表示部に表示される。
【0003】
特許文献1に記載された燃費表示装置においては、走行可能距離は、燃費計算部に予め記憶された空調装置、車両の走行速度、および外気温などの各種テーブルに基づき算出される。ここで、近年の電気自動車の普及に伴い、電気自動車の走行可能距離をより精度よく算定することが求められつつある。そのためには、電気自動車における空調装置の作動状況や、実際の空調装置の消費電力量を走行可能距離の算定に反映することが望ましい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2003-166868号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、先述の事情に鑑み、車両の走行可能距離をより精度よく算定することが可能な距離算定装置を提供することをその課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明によって提供される距離算定装置は、空調装置と、前記空調装置に電力を供給する電池と、前記空調装置の作動を制御する制御部と、車両走行に係る第1消費電力量、前記空調装置の作動に係る第2消費電力量、および前記電池の残電力量を把握するモニタリング部と、前記制御部および前記モニタリング部から伝達された情報に基づき走行可能距離を算定する演算部とを備える。前記演算部は、前記第1消費電力量、前記電池の残電力量、および減算率を因子として前記走行可能距離を算定する。前記演算部は、前記空調装置の作動状況、および前記第2消費電力量を因子として前記減算率を設定する。
【0007】
本発明の実施において好ましくは、前記演算部は、前記電池の充電率を因子として前記減算率を設定する。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係る距離算定装置によれば、車両の走行可能距離をより精度よく算定することが可能となる。
【0009】
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面に基づき以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の一実施形態に係る距離算定装置を示す概略ブロック図である。
図1に示す距離算定装置が具備する演算部において、減算率を設定するためのフローチャートである。
図1に示す距離算定装置が具備する演算部において、第1空調消費率を導出するためのフローチャートである。
図1に示す距離算定装置が具備する演算部において、第2空調消費率を導出するためのフローチャートである。
図1に示す距離算定装置が具備する演算部において、第1減算率の第1初期値を導出するためのフローチャートである。
図1に示す距離算定装置が具備する演算部において、第2減算率の第2初期値を導出するためのフローチャートである。
図2に示す減算率の設定に係る基礎減算率のマップの一例である。
図2に示す減算率の設定に係る変換係数のマップの一例である。
図2に示す減算率の設定に係る第1補正値のマップの一例である。
図2に示す減算率の設定に係る第2補正値のマップの一例である。
図2に示す減算率の設定に係る第3補正値のマップの一例である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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