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公開番号2025058840
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-09
出願番号2024013382
出願日2024-01-31
発明の名称乗物用シート
出願人テイ・エス テック株式会社
代理人個人,個人
主分類B60N 2/90 20180101AFI20250402BHJP(車両一般)
要約【課題】センサの位置を考慮して適切な位置に配置された案内部材を有する乗物用シートを提供する。
【解決手段】乗物用シート10Aは、パッド13aに設けられ、着座者の生体情報を検知するセンサ24bと、パッド13a内に設けられるエアバッグ21aと、パッド13aの一部に取り付けられ、エアバッグ21aの展開方向を案内する案内部材28Uと、を備え、案内部材28Uは、センサ24bと重なる部分に配置される。案内部材28Uが、センサ24bと重なる部分に配置されることで、よりコンパクトな配置とすることができる。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
パッドと、
該パッドに設けられ、着座者の生体情報を検知するセンサと、
前記パッド内に設けられるエアバッグと、
前記パッドの一部に取り付けられ、前記エアバッグの展開方向を案内する案内部材と、を備え、
前記案内部材は、前記センサと重なる部分に配置されることを特徴とする乗物用シート。
続きを表示(約 670 文字)【請求項2】
前記パッドには、吊り込み溝が形成されており、
前記案内部材は、前記吊り込み溝に係合部材を介して取り付けられ、
前記案内部材、前記センサ及び前記係合部材は、シート上下方向において、少なくとも一部が同じ高さに配置されることを特徴とする請求項1に記載の乗物用シート。
【請求項3】
前記センサは、前記パッドの着座者側の面に配置されることを特徴とする請求項1又は2に記載の乗物用シート。
【請求項4】
前記パッドに設けられ、着座者を揉捏する揉捏用部材を備え、
前記案内部材、前記センサ及び前記揉捏用部材は、シート上下方向において、少なくとも一部が同じ高さに配置されることを特徴とする請求項1に記載の乗物用シート。
【請求項5】
前記パッドに設けられる振動発生部材を備え、
前記案内部材、前記振動発生部材及び前記センサは、シート上下方向において、少なくとも一部が同じ高さに配置されることを特徴とする請求項1に記載の乗物用シート。
【請求項6】
前記パッド内に中折れ装置を有し、
前記パッドは、前記中折れ装置の中折れに追従して折れる箇所である回動軸線を有し、
前記案内部材と前記センサとは、前記回動軸線よりも下方に配置されることを特徴とする請求項1に記載の乗物用シート。
【請求項7】
前記センサは、前記着座者の心拍を検知する心拍検知センサであることを特徴とする請求項1に記載の乗物用シート。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、乗物用シートに係り、特に、センサを備える乗物用シートに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
近年、車両用シートには、着座者の生体情報等を取得するためのセンサが設けられるようになってきた。特許文献1には、着座者の心弾動をセンシングして心拍を計測する心拍検知センサが設けられた座席シートが開示されている。パッドの凹部に心拍検知センサを設け、心拍検知センサの周囲に空隙を設けることで、振動による計測精度の低下が抑制されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-49820号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一方、車両用シートには、センサだけでなく、安全装置としてエアバッグも取り付けられる場合がある。シートバックにエアバッグ(サイドエアバッグ)が設けられた場合、エアバッグの膨出時にシートカバーである表皮が適切に破断するように、継ぎ目の縫合部(ティアラインと呼ばれる)が設けられている。また、エアバッグの膨張エネルギを効率的に伝達して縫合部を短時間で破断するため、シートバックの着座面側の一部には、エアバッグの展開方向案内する力布(案内部材)を取り付ける場合がある。力布は、センサと同様に、着座面側に設けられることから、センサの位置を考慮して適切に力布を配置することが求められていた。
【0005】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、センサの位置を考慮して適切な位置に配置された案内部材を有する乗物用シートを提供することにある。
また、上記の目的とは別に、シートに設けられるセンサ等の部材を適切に配置することで、乗物用シートのさらなるコンパクト化を図るという目的もある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題は、本発明の乗物用シートによれば、パッドと、該パッドに設けられ、着座者の生体情報を検知するセンサと、前記パッド内に設けられるエアバッグと、前記パッドの一部に取り付けられ、前記エアバッグの展開方向を案内する案内部材と、を備え、前記案内部材は、前記センサと重なる部分に配置することにより解決される。
【0007】
案内部材が、センサと重なる部分に配置されることで、よりコンパクトな配置とすることができる。
【0008】
また、上記の乗物用シートによれば、前記パッドには、吊り込み溝が形成されており、前記案内部材は、前記吊り込み溝に係合部材を介して取り付けられ、前記案内部材、前記センサ及び前記係合部材は、シート上下方向において、少なくとも一部が同じ高さに配置されるとよい。
案内部材、センサ及び係合部材が、シート上下方向において少なくとも一部が同じ高さに配置されることにより、乗物用シートの上下方向のコンパクト化を図ることができる。
【0009】
また、上記の乗物用シートによれば、前記センサは、前記パッドの着座者側の面に配置されるとよい。
センサが着座面に配置されることで、案内部材とセンサとの干渉を抑制することができ、着座者の生体情報をより的確に検知することができる。
【0010】
また、上記の乗物用シートによれば、前記パッドに設けられ、着座者を揉捏する揉捏用部材を備え、前記案内部材、前記センサ及び前記揉捏用部材は、シート上下方向において、少なくとも一部が同じ高さに配置されるとよい。
案内部材、センサ及び揉捏用部材が、シート上下方向において少なくとも一部が同じ高さに配置されることにより、乗物用シートの上下方向のコンパクト化を図ることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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