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公開番号2025058697
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-09
出願番号2023168796
出願日2023-09-28
発明の名称輻射ヒータ装置
出願人パナソニックオートモーティブシステムズ株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H05B 3/20 20060101AFI20250402BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】輻射熱の放射量を増加可能な輻射ヒータ装置を提供する。
【解決手段】輻射ヒータ装置10は、シート状の基材21及び前記基材21上に配置されたヒータ線22を有するヒータ素子20と、前記ヒータ素子20の第一面側に配置される第一輻射シート60と、前記ヒータ素子20における前記第一面とは反対側の第二面側に配置される断熱材50と、前記ヒータ素子20と前記第一輻射シート60との間に介在する第一伝熱シート30とを備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
シート状の基材及び前記基材上に配置されたヒータ線を有するヒータ素子と、
前記ヒータ素子の第一面側に配置される輻射シートと、
前記ヒータ素子における前記第一面とは反対側の第二面側に配置される断熱材と、
前記ヒータ素子と前記輻射シートとの間に介在する第一伝熱シートとを備える、
輻射ヒータ装置。
続きを表示(約 380 文字)【請求項2】
前記ヒータ素子と前記断熱材との間に介在する第二伝熱シートを備える、
請求項1に記載の輻射ヒータ装置。
【請求項3】
前記第一伝熱シートと前記第二伝熱シートとは、同じ材料から形成されている、
請求項2に記載の輻射ヒータ装置。
【請求項4】
前記第一伝熱シートと前記第二伝熱シートとは、アルミニウムから形成されている、
請求項3に記載の輻射ヒータ装置。
【請求項5】
前記第一伝熱シートの材料の熱伝導率は、前記第二伝熱シートの材料の熱伝導率よりも大きい、
請求項2に記載の輻射ヒータ装置。
【請求項6】
前記第一伝熱シートは、銅から形成されており、前記第二伝熱シートは、アルミニウムから形成されている、
請求項5に記載の輻射ヒータ装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、輻射ヒータ装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、基板部と、基板部により支持された発熱部と、基板部の表面に配置された表面部材とを有する層構造の輻射ヒータ装置が開示されている。発熱部は、一対の電極間に線状に延びる複数の線状発熱体を有している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6725005号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記従来の輻射ヒータ装置では、複数の線状発熱体が発熱するが、各線状発熱体の間では発熱しないため、輻射熱の放射量の増加が阻害される。
【0005】
そこで、本開示の目的は、輻射熱の放射量を増加可能な輻射ヒータ装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る輻射ヒータ装置は、シート状の基材及び前記基材上に配置されたヒータ線を有するヒータ素子と、前記ヒータ素子の第一面側に配置される輻射シートと、前記ヒータ素子における前記第一面とは反対側の第二面側に配置される断熱材と、前記ヒータ素子と前記輻射シートとの間に介在する第一伝熱シートとを備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、輻射熱の放射量を増加可能な輻射ヒータ装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施の形態1に係る輻射ヒータ装置の使用例を示す図である。
図2は、実施の形態1に係る輻射ヒータ装置の設置構造を示す断面図である。
図3は、実施の形態1に係る輻射ヒータ装置の概略構成を示す断面図である。
図4は、実施の形態1に係る第一輻射シートの端部の配置例を示す平面図である。
図5は、実施の形態1に係る第一輻射シートの端部の配置例を示す平面図である。
図6は、実施の形態1に係る輻射ヒータ装置と、比較例である輻射ヒータ装置での各部の温度及び輻射熱の放射量を示す表である。
図7は、実施の形態2に係る輻射ヒータ装置の概略構成を示す断面図である。
図8は、実施の形態3に係る輻射ヒータ装置の概略構成を示す断面図である。
図9は、実施の形態4に係る輻射ヒータ装置の概略構成を示す断面図である。
図10は、実施の形態5に係る輻射ヒータ装置の概略構成を示す断面図である。
図11は、実施の形態6に係る輻射ヒータ装置の概略構成を示す断面図である。
図12は、実施の形態7に係る輻射ヒータ装置の概略構成を示す断面図である。
図13は、実施の形態8に係る輻射ヒータ装置の概略構成を示す断面図である。
図14は、実施の形態9に係る輻射ヒータ装置の一部を拡大して示す断面図である。
図15は、実施の形態10に係る輻射ヒータ装置の一部を拡大して示す断面図である。
図16は、実施の形態11に係る輻射ヒータ装置の一部を拡大して示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の一態様に係る輻射ヒータ装置は、シート状の基材及び前記基材上に配置されたヒータ線を有するヒータ素子と、前記ヒータ素子の第一面側に配置される輻射シートと、前記ヒータ素子における前記第一面とは反対側の第二面側に配置される断熱材と、前記ヒータ素子と前記輻射シートとの間に介在する第一伝熱シートとを備える。
【0010】
これによれば、第一伝熱シートがヒータ素子と輻射シートとの間に介在しているので、ヒータ線からの熱を第一伝熱シートで平面状に広げることができる。これにより、ヒータ線と、基材におけるヒータ線が配置されていない領域との温度差を緩和することができ、均等な発熱が可能となる。したがって、輻射熱の放射量を増加させることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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