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公開番号
2025062928
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-15
出願番号
2023172302
出願日
2023-10-03
発明の名称
配線基板
出願人
イビデン株式会社
代理人
弁理士法人朝日奈特許事務所
主分類
H05K
3/46 20060101AFI20250408BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】接続信頼性の低下が抑制される配線基板の提供。
【解決手段】実施形態の配線基板は、絶縁層21~26及び導体層11~18と、絶縁層21~26を貫通して絶縁層21~26を挟む導体層11~18同士を接続するビア導体群41G~43Gと、を備えている。ビア導体群41G~43Gは、平面視で、2次元配列で配置されている複数のビア導体41a~43a、41b~43bを含んでおり、ビア導体41a、42a、43a、41b、42b、43bの下部は、導体層17、11、12に含まれる導体パッド17a、11a、12a、17b、11b、12bと接続されている。ビア導体群41G~43Gは、内側ビア導体41a~43a及び外側ビア導体41b~43bから構成されている。外側ビア導体41b~43bは、信号を伝送する配線から分離されているダミービア導体DVを含んでいる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
交互に積層されている絶縁層及び導体層と、
前記絶縁層を貫通して前記絶縁層を挟む導体層同士を接続するビア導体群と、
を備える配線基板であって、
前記ビア導体群は、平面視で、2次元配列で配置されている複数のビア導体を含んでおり、
前記複数のビア導体の下部は、前記導体層に含まれる複数の導体パッドとそれぞれ接続されており、
前記ビア導体群は、
前記2次元配列の内側領域に配置されている内側ビア導体と、
前記2次元配列の外側領域に配置されており、前記内側ビア導体を囲む外側ビア導体と、
から構成されており、
前記外側ビア導体は、前記導体層に含まれる、信号を伝送する配線から分離されているダミービア導体を含んでいる。
続きを表示(約 590 文字)
【請求項2】
請求項1記載の配線基板であって、
前記ダミービア導体は、前記導体層に含まれる、グランド電位が印加される配線及び電源電位が印加される配線から分離されている。
【請求項3】
請求項1記載の配線基板であって、
前記複数のビア導体の下部の各々は、無電解めっき膜層を含んでおり、前記無電解めっき膜層で前記導体パッドと接続されている。
【請求項4】
請求項1記載の配線基板であって、
前記外側ビア導体の最近接のビア導体の数は、前記内側ビア導体の最近接のビア導体の数よりも少ない。
【請求項5】
請求項1記載の配線基板であって、
前記ダミービア導体は、前記外側領域の角部に配置されている。
【請求項6】
請求項1記載の配線基板であって、
前記ビア導体群は、平面視で、部品搭載領域と重なっている。
【請求項7】
請求項1記載の配線基板であって、
前記複数のビア導体の中心間距離は、150μm以下である。
【請求項8】
請求項1記載の配線基板であって、
前記複数のビア導体は、格子状に配置されている。
【請求項9】
請求項1記載の配線基板であって、
前記複数のビア導体は、千鳥状に配置されている。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、配線基板に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、交互に積層されている絶縁層及び導体層と、絶縁層を貫通して絶縁層を挟む導体層同士を接続する複数のビア導体とを備える配線基板が開示されている。複数のビア導体は、格子状に配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-76567号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示の配線基板では、ビア導体群の外側領域に配置されているビア導体の下部に変色が生じることがある。変色が生じているビア導体は、変色が生じていないビア導体と比べて、その導体に接続される他の導体との接続信頼性の低下が懸念される。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の配線基板は、交互に積層されている絶縁層及び導体層と、前記絶縁層を貫通して前記絶縁層を挟む導体層同士を接続するビア導体群と、を備えている。前記ビア導体群は、平面視で、2次元配列で配置されている複数のビア導体を含んでおり、前記複数のビア導体の下部は、前記導体層に含まれる複数の導体パッドとそれぞれ接続されている。前記ビア導体群は、前記2次元配列の内側領域に配置されている内側ビア導体と、前記2次元配列の外側領域に配置されており、前記内側ビア導体を囲む外側ビア導体と、から構成されている。前記外側ビア導体は、前記導体層に含まれる、信号を伝送する配線から分離されているダミービア導体を含んでいる。
【0006】
本発明の実施形態によれば、2次元配列で配置されているビア導体群を含む配線基板において、接続信頼性の低下が抑制されると考えられる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の一実施形態の配線基板の一例を示す断面図。
図1の配線基板における各絶縁層でのビア導体群の2次元配列の一例を示す平面図。
図1の配線基板における各絶縁層でのビア導体群の2次元配列の他の例を示す平面図。
図1のIII部の拡大図。
一実施形態の配線基板の製造方法の一例を示す断面図。
一実施形態の配線基板の製造方法の一例を示す断面図。
一実施形態の配線基板の製造方法の一例を示す拡大断面図。
一実施形態の配線基板の製造方法の一例を示す拡大断面図。
一実施形態の配線基板の製造方法の一例を示す拡大断面図。
一実施形態の配線基板の製造方法の一例を示す断面図。
一実施形態の配線基板の製造方法の一例を示す断面図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本発明の一実施形態の配線基板が図面を参照しながら説明される。図1は、一実施形態の配線基板の一例である配線基板100を示す断面図である。図2Aには、図1の配線基板100における各絶縁層でのビア導体群の2次元配置の一例を示す平面図が示されており、図2Bには、図1の配線基板100における各絶縁層でのビア導体群の2次元配置の他の例を示す平面図が示されている。図3には、図1のIII部の拡大図が示されている。なお、配線基板100は、本実施形態の配線基板の一例に過ぎない。実施形態の配線基板の積層構造、並びに、導体層及び絶縁層それぞれの数は、図1の配線基板100の積層構造、並びに配線基板100に含まれる導体層及び絶縁層それぞれの数に限定されない。
【0009】
図1に示されるように、配線基板100は、コア基板3、導体層11~16、及び絶縁層21~26を含んでいる。コア基板3は、コア絶縁層30、並びにコア絶縁層30の第1面30F上に形成されている導体層17及びコア絶縁層30の第2面30B上に形成されている導体層18を含んでいる。コア絶縁層30の第1面30F側において、コア基板3上には、順に、絶縁層21、導体層11、絶縁層22、導体層12、絶縁層23、及び導体層13が積層されている。一方、コア絶縁層30の第2面30B側において、コア基板3上には、順に、絶縁層24、導体層14、絶縁層25、導体層15、絶縁層26、及び導体層16が積層されている。実施形態の配線基板は、1組以上の互いに対向する2つの導体層と、対向する2つの導体層の間に介在する1以上の絶縁層を含み得る。
【0010】
コア絶縁層30には、導体層17と導体層18とを接続するスルーホール導体33が形成されている。スルーホール導体33は、コア絶縁層30の貫通孔30aの内壁に沿う筒状の形体を有している。スルーホール導体33は、例えば、金属膜体で構成され得る。スルーホール導体33の空洞33aは、エポキシ樹脂などの樹脂4で充填されている。
(【0011】以降は省略されています)
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