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公開番号
2025058679
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-09
出願番号
2023168767
出願日
2023-09-28
発明の名称
電動アクチュエータ
出願人
ニデックパワートレインシステムズ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H02K
7/06 20060101AFI20250402BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】構造が複雑化することを抑制できる電動アクチュエータを提供する。
【解決手段】アクチュエータ100は、モータ部40と、モータ部に接続された伝達機構部50と、伝達機構部に繋がり、伝達機構部によって直動させられる直動部60と、モータ部、伝達機構部、および直動部を内部に収容するケース10と、モータ部に電力を供給するインバータ回路を有する基板70と、直動部に設けられたマグネット80と、マグネットの磁界を検出可能な磁気センサ71と、を備える。磁気センサは、基板から離れて配置されたセンサ本体部72と、センサ本体部から延びて基板に固定された端子部73と、を有する。ケースは、センサ本体部を保持する保持凹部30を有する。保持凹部は、基板に向かって開口している。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
モータ部と、
前記モータ部に接続された伝達機構部と、
前記伝達機構部に繋がり、前記伝達機構部によって直動させられる直動部と、
前記モータ部、前記伝達機構部、および前記直動部を内部に収容するケースと、
前記モータ部に電力を供給するインバータ回路を有する基板と、
前記直動部に設けられたマグネットと、
前記マグネットの磁界を検出可能な磁気センサと、
を備え、
前記磁気センサは、
前記基板から離れて配置されたセンサ本体部と、
前記センサ本体部から延びて前記基板に固定された端子部と、
を有し、
前記ケースは、前記センサ本体部を保持する保持凹部を有し、
前記保持凹部は、前記基板に向かって開口している、電動アクチュエータ。
続きを表示(約 960 文字)
【請求項2】
前記直動部は、前記モータ部の軸方向に直動し、
前記モータ部と前記直動部とは、前記モータ部の軸方向と交差する第1方向に並んで配置され、
前記基板は、前記モータ部の軸方向と前記第1方向との両方と交差する第2方向に見て、前記モータ部および前記直動部と重なり、
前記センサ本体部は、前記基板から前記第2方向に離れて配置されている、請求項1に記載の電動アクチュエータ。
【請求項3】
前記保持凹部は、前記ケースのうち前記直動部と前記第1方向に対向する壁部に設けられている、請求項2に記載の電動アクチュエータ。
【請求項4】
前記直動部と前記基板との間の前記第2方向の距離は、前記モータ部と前記基板との間の前記第2方向の距離よりも大きい、請求項3に記載の電動アクチュエータ。
【請求項5】
前記モータ部は、軸方向に突出する出力部を有し、
前記出力部は、前記伝達機構部に接続され、
前記直動部は、前記モータ部の軸方向において前記出力部が突出する向きと逆向きに前記伝達機構部から延びている、請求項2に記載の電動アクチュエータ。
【請求項6】
前記伝達機構部は、
前記モータ部に固定された第1ギヤと、
前記第1ギヤと噛み合う第2ギヤと、
を有し、
前記基板は、前記第2方向に見て、前記第2ギヤと異なる位置に配置されている、請求項2に記載の電動アクチュエータ。
【請求項7】
前記ケースは、前記モータ部および前記直動部を内部に収容する収容部を有し、
前記収容部は、前記第2方向の一方側に開口する開口部を有し、
前記基板は、前記第1方向に延び、前記開口部を前記第1方向に跨いで配置されている、請求項2に記載の電動アクチュエータ。
【請求項8】
前記保持凹部は、前記直動部に向かって開口している、請求項1から7のいずれか一項に記載の電動アクチュエータ。
【請求項9】
前記ケースは、非磁性体製であり、
前記保持凹部は、前記基板に向かって開口する穴部である、請求項1から7のいずれか一項に記載の電動アクチュエータ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電動アクチュエータに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、電動モータの駆動力を直線運動に変換して出力する装置において、直線運動させられる部材の移動量をストロークセンサによって検出する構造が知られている(例えば特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-114398号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような装置においては、ストロークセンサの検出精度を確保するために、ストロークセンサを直線運動させられる部材の近くに精度よく配置することが好ましい。しかしながら、当該部材に単純にストロークセンサを近づけて配置しようとすると、装置の構造が複雑化する恐れがあった。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑みて、構造が複雑化することを抑制できる電動アクチュエータを提供することを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の電動アクチュエータの一つの態様は、モータ部と、前記モータ部に接続された伝達機構部と、前記伝達機構部に繋がり、前記伝達機構部によって直動させられる直動部と、前記モータ部、前記伝達機構部、および前記直動部を内部に収容するケースと、前記モータ部に電力を供給するインバータ回路を有する基板と、前記直動部に設けられたマグネットと、前記マグネットの磁界を検出可能な磁気センサと、を備える。前記磁気センサは、前記基板から離れて配置されたセンサ本体部と、前記センサ本体部から延びて前記基板に固定された端子部と、を有する。前記ケースは、前記センサ本体部を保持する保持凹部を有する。前記保持凹部は、前記基板に向かって開口している。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一つの態様によれば、電動アクチュエータの構造が複雑化することを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、一実施形態における電動アクチュエータを示す斜視図である。
図2は、一実施形態における電動アクチュエータの一部を示す斜視図である。
図3は、一実施形態におけるケースを示す斜視図である。
図4は、一実施形態における電動アクチュエータの一部を上側から見た図である。
図5は、一実施形態における電動アクチュエータを示す断面図であって、図1におけるV-V断面図である。
図6は、一実施形態における電動アクチュエータを示す断面図であって、図5におけるVI-VI断面図である。
図7は、一実施形態における電動アクチュエータの一部を示す断面斜視図である。
図8は、一変形例における電動アクチュエータの一部を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
各図には、以下に説明する実施形態の電動アクチュエータのモータ部における中心軸線J1を仮想的に示している。以下の説明においては、中心軸線J1の軸方向を単に「軸方向」と呼ぶ。中心軸線J1を中心とする径方向を単に「径方向」と呼ぶ。各図に示すX軸は、中心軸線J1が延びる方向を示している。各図に示すY軸は、X軸方向と直交する一方向を示している。各図に示すZ軸は、X軸方向およびY軸方向の両方と直交する方向を示している。以下の説明においては、Y軸に沿った方向を「幅方向」と呼び、Z軸に沿った方向を「上下方向」と呼ぶ。また、軸方向のうちX軸の矢印が向く側(+X側)を「軸方向一方側」と呼び、軸方向のうちX軸の矢印が向く側と逆側(-X側)を「軸方向他方側」と呼ぶ。幅方向のうちY軸の矢印が向く側(+Y側)を「幅方向一方側」と呼び、軸方向のうちY軸の矢印が向く側と逆側(-Y側)を「幅方向他方側」と呼ぶ。上下方向のうちZ軸の矢印が向く側(+Z側)を「上側」と呼び、上下方向のうちZ軸の矢印が向く側と逆側(-Z側)を「下側」と呼ぶ。
【0010】
以下の実施形態において、幅方向(Y軸方向)は、軸方向と交差する「第1方向」に相当する。上下方向(Z軸方向)は、軸方向と第1方向との両方と交差する「第2方向」に相当する。上側は、「第2方向の一方側」に相当する。なお、上下方向、幅方向、上側、および下側とは、単に各部の相対位置関係を説明するための名称であり、実際の配置関係等は、これらの名称で示される配置関係等以外の配置関係等であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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