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公開番号2025058533
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-09
出願番号2023168526
出願日2023-09-28
発明の名称画像形成装置及びその制御方法、並びに、プログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人
主分類B41J 29/42 20060101AFI20250402BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】ユーザが用紙を印刷する際の利便性の向上を実現する技術を提供する。
【解決手段】印刷制御パラメータに基づいて用紙に印刷を行うための画像形成部201Bと、用紙搬送路を介して画像形成部201Bに用紙を給紙する給紙部235と、用紙搬送路に設けられ、用紙の種類を検知する紙種検知センサ260と、給紙部235で給紙する用紙の種類を紙種検知センサ260で検知する設定の場合、紙種検知センサ260で検知可能な用紙の種類に関する情報を表示する表示部250を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
印刷制御パラメータに基づいて用紙に印刷を行うための画像形成手段と、
用紙搬送路を介して前記画像形成手段に前記用紙を給紙する給紙手段と、
前記用紙搬送路に設けられ、前記用紙の種類を検知する紙種検知手段と、
前記給紙手段で給紙する前記用紙の種類を前記紙種検知手段で検知する設定の場合、前記紙種検知手段で検知可能な用紙の種類に関する情報を表示する表示手段と、
を有することを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 2,500 文字)【請求項2】
印刷制御パラメータに基づいて用紙に印刷を行うための画像形成手段と、
用紙搬送路を介して前記画像形成手段に前記用紙を給紙する給紙手段と、
前記用紙搬送路に設けられ、前記用紙の種類を検知する紙種検知手段と、
前記用紙の種類ごとに前記印刷制御パラメータを記憶する記憶手段と、
前記給紙手段で給紙する前記用紙の種類を前記記憶手段に記憶された前記印刷制御パラメータにおける前記用紙の種類の中から選択する設定の場合、当該選択された用紙の種類が前記紙種検知手段で検知可能な用紙の種類である場合にその旨を示す情報を表示する表示手段と、
を有することを特徴とする画像形成装置。
【請求項3】
印刷制御パラメータに基づいて用紙に印刷を行うための画像形成手段と、
用紙搬送路を介して前記画像形成手段に前記用紙を給紙する給紙手段と、
前記用紙搬送路に設けられ、前記用紙の種類を検知する紙種検知手段と、
前記用紙の種類ごとに前記印刷制御パラメータを記憶する記憶手段と、
前記給紙手段で給紙する前記用紙の種類を前記記憶手段に記憶された前記印刷制御パラメータにおける前記用紙の種類の中から選択する設定の場合、前記記憶手段に記憶された前記印刷制御パラメータにおける前記用紙の種類のうち、前記紙種検知手段で検知可能な用紙の種類を除いた用紙の種類を表示する表示手段と、
を有することを特徴とする画像形成装置。
【請求項4】
印刷制御パラメータに基づいて用紙に印刷を行うための画像形成手段と、
用紙搬送路を介して前記画像形成手段に前記用紙を給紙する給紙手段と、
前記用紙搬送路に設けられ、前記用紙の種類を検知する紙種検知手段と、
前記用紙の種類ごとに前記印刷制御パラメータを記憶する記憶手段と、
前記給紙手段で給紙する前記用紙の種類を設定する際に、前記紙種検知手段で検知できない用紙の種類の特徴が選択された場合、前記記憶手段に記憶された前記印刷制御パラメータにおける前記用紙の種類を選択可能に表示し、前記紙種検知手段で検知できない用紙の種類の特徴が選択されなかった場合、前記紙種検知手段で検知可能な用紙の種類である旨を示す情報を表示する表示手段と、
を有することを特徴とする画像形成装置。
【請求項5】
前記用紙の種類ごとに前記印刷制御パラメータを記憶する記憶手段を有し、
前記表示手段は、前記給紙手段で給紙する前記用紙の種類を設定する際に、前記紙種検知手段で検知する設定と、前記記憶手段に記憶された前記印刷制御パラメータにおける前記用紙の種類の中から選択する設定とを、選択可能に表示する
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記用紙の種類ごとに前記印刷制御パラメータを記憶する記憶手段と、
前記給紙手段で給紙する前記用紙の種類を前記紙種検知手段で検知する設定の場合には、前記紙種検知手段で検知された前記用紙の種類を複製してユーザが定義したユーザ定義用紙を作成し、前記給紙手段で給紙する前記用紙の種類を前記紙種検知手段で検知する設定でない場合には、前記記憶手段に記憶された前記印刷制御パラメータにおける前記用紙の種類を複製して前記ユーザ定義用紙を作成する作成手段と、
を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記紙種検知手段は、前記用紙の特徴量を用いて前記用紙の種類を検知する
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項8】
印刷制御パラメータに基づいて用紙に印刷を行うための画像形成手段と、用紙搬送路を介して前記画像形成手段に前記用紙を給紙する給紙手段と、前記用紙搬送路に設けられ、前記用紙の種類を検知する紙種検知手段と、を備える画像形成装置の制御方法であって、
前記給紙手段で給紙する前記用紙の種類を前記紙種検知手段で検知する設定の場合、前記紙種検知手段で検知可能な用紙の種類に関する情報を表示する表示ステップ
を有することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
【請求項9】
印刷制御パラメータに基づいて用紙に印刷を行うための画像形成手段と、用紙搬送路を介して前記画像形成手段に前記用紙を給紙する給紙手段と、前記用紙搬送路に設けられ、前記用紙の種類を検知する紙種検知手段と、前記用紙の種類ごとに前記印刷制御パラメータを記憶する記憶手段と、を備える画像形成装置の制御方法であって、
前記給紙手段で給紙する前記用紙の種類を前記記憶手段に記憶された前記印刷制御パラメータにおける前記用紙の種類の中から選択する設定の場合、当該選択された用紙の種類が前記紙種検知手段で検知可能な用紙の種類である場合にその旨を示す情報を表示する表示ステップ
を有することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
【請求項10】
印刷制御パラメータに基づいて用紙に印刷を行うための画像形成手段と、用紙搬送路を介して前記画像形成手段に前記用紙を給紙する給紙手段と、前記用紙搬送路に設けられ、前記用紙の種類を検知する紙種検知手段と、前記用紙の種類ごとに前記印刷制御パラメータを記憶する記憶手段と、を備える画像形成装置の制御方法であって、
前記給紙手段で給紙する前記用紙の種類を前記記憶手段に記憶された前記印刷制御パラメータにおける前記用紙の種類の中から選択する設定の場合、前記記憶手段に記憶された前記印刷制御パラメータにおける前記用紙の種類のうち、前記紙種検知手段で検知可能な用紙の種類を除いた用紙の種類を表示する表示ステップ
を有することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、画像形成装置及びその制御方法、並びに、プログラムに関する。
続きを表示(約 3,900 文字)【背景技術】
【0002】
画像形成装置における用紙搬送路上に、例えば用紙の表面性や坪量といった用紙の特徴量を測定して用紙の種類を検知するための紙種検知センサ(メディアセンサ)を備えた画像形成装置がある。このような画像形成装置では、例えば、印刷ジョブで給紙した用紙の特徴量を元にして予め記憶された紙種データベース(メディアライブラリ)から当該用紙の種類(紙種)を特定する。そして、このような画像形成装置では、特定した紙種の印刷制御パラメータを画像形成制御に用いることで品質の高い印刷物を得ることができる。
【0003】
また、多種多様な紙種に対応するために、特許文献1には、予め記憶された紙種に対応した印刷制御パラメータをユーザが任意に変更可能とし、変更された印刷制御パラメータをユーザ定義の印刷制御パラメータとして追加して記憶する技術が記載されている。さらに、特許文献1には、ユーザ定義用紙の複製元となる紙種を紙種検知センサ(メディアセンサ)で測定して検知する技術が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-26815号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
紙種検知センサは、センサの性能や種類によって検知可能な用紙の種類(紙種)が限られていることが多く、検知できない用紙の種類を実際に検知処理した場合には、誤検知により適切な画像形成が行えず、不正な印刷物が作成される可能性がある。そのため、紙種検知センサで検知できない用紙の種類(紙種)は、例えばユーザが紙種データベース(メディアライブラリ)の紙種リストから指定しなければならない。しかしながら、この場合、ユーザが、用紙の種類(紙種)の違いを判別することは難しく、さらに紙種検知センサで検知できる用紙の種類か否かを判断することはより困難である。そのため、ユーザが用紙を印刷する際の利便性が損なわれるという課題がある。
【0006】
本開示は、このような課題に鑑みてなされたものであり、ユーザが用紙を印刷する際の利便性の向上を実現する技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の画像形成装置は、印刷制御パラメータに基づいて用紙に印刷を行うための画像形成手段と、用紙搬送路を介して前記画像形成手段に前記用紙を給紙する給紙手段と、前記用紙搬送路に設けられ、前記用紙の種類を検知する紙種検知手段と、前記給紙手段で給紙する前記用紙の種類を前記紙種検知手段で検知する設定の場合、前記紙種検知手段で検知可能な用紙の種類に関する情報を表示する表示手段と、を有する。
また、本開示の画像形成装置は、印刷制御パラメータに基づいて用紙に印刷を行うための画像形成手段と、用紙搬送路を介して前記画像形成手段に前記用紙を給紙する給紙手段と、前記用紙搬送路に設けられ、前記用紙の種類を検知する紙種検知手段と、前記用紙の種類ごとに前記印刷制御パラメータを記憶する記憶手段と、前記給紙手段で給紙する前記用紙の種類を前記記憶手段に記憶された前記印刷制御パラメータにおける前記用紙の種類の中から選択する設定の場合、当該選択された用紙の種類が前記紙種検知手段で検知可能な用紙の種類である場合にその旨を示す情報を表示する表示手段と、を有する。
また、本開示の画像形成装置は、印刷制御パラメータに基づいて用紙に印刷を行うための画像形成手段と、用紙搬送路を介して前記画像形成手段に前記用紙を給紙する給紙手段と、前記用紙搬送路に設けられ、前記用紙の種類を検知する紙種検知手段と、前記用紙の種類ごとに前記印刷制御パラメータを記憶する記憶手段と、前記給紙手段で給紙する前記用紙の種類を前記記憶手段に記憶された前記印刷制御パラメータにおける前記用紙の種類の中から選択する設定の場合、前記記憶手段に記憶された前記印刷制御パラメータにおける前記用紙の種類のうち、前記紙種検知手段で検知可能な用紙の種類を除いた用紙の種類を表示する表示手段と、を有する。
また、本開示の画像形成装置は、印刷制御パラメータに基づいて用紙に印刷を行うための画像形成手段と、用紙搬送路を介して前記画像形成手段に前記用紙を給紙する給紙手段と、前記用紙搬送路に設けられ、前記用紙の種類を検知する紙種検知手段と、前記用紙の種類ごとに前記印刷制御パラメータを記憶する記憶手段と、前記給紙手段で給紙する前記用紙の種類を設定する際に、前記紙種検知手段で検知できない用紙の種類の特徴が選択された場合、前記記憶手段に記憶された前記印刷制御パラメータにおける前記用紙の種類を選択可能に表示し、前記紙種検知手段で検知できない用紙の種類の特徴が選択されなかった場合、前記紙種検知手段で検知可能な用紙の種類である旨を示す情報を表示する表示手段と、を有する。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、ユーザが用紙を印刷する際の利便性の向上を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の第1の実施形態に係る画像形成装置の概略構成の一例を示す断面図である。
本開示の第1の実施形態に係る画像形成装置の制御系の構成例を示すブロック図である。
図1及び図2に示す紙種検知センサの概略構成の一例を示す断面図である。
本開示の第1の実施形態を示し、ユーザ定義用紙の作成の係る表示画面の一例を示す図である。
本開示の第1の実施形態を示し、ユーザ定義用紙の作成の係る表示画面の一例を示す図である。
本開示の第1の実施形態を示し、ユーザ定義用紙の作成の係る表示画面の一例を示す図である。
本開示の第1の実施形態を示し、ユーザ定義用紙の作成の係る表示画面の一例を示す図である。
本開示の第1の実施形態を示し、ユーザ定義用紙の作成の係る表示画面の一例を示す図である。
本開示の第1の実施形態を示し、ユーザが用紙の種類を意識することなくユーザ定義用紙を作成するための表示画面の一例を示す図である。
本開示の第1の実施形態を示し、ユーザが用紙の種類を意識することなくユーザ定義用紙を作成するための表示画面の一例を示す図である。
本開示の第1の実施形態を示し、ユーザが用紙の種類を意識することなくユーザ定義用紙を作成するための表示画面の一例を示す図である。
本開示の第1の実施形態を示し、ユーザが用紙の種類を意識することなくユーザ定義用紙を作成するための表示画面の一例を示す図である。
本開示の第1の実施形態を示し、ユーザが用紙の種類を意識することなくユーザ定義用紙を作成するための表示画面の一例を示す図である。
本開示の第1の実施形態を示し、ユーザが用紙の種類を意識することなくユーザ定義用紙を作成するための表示画面の一例を示す図である。
本開示の第1の実施形態を示し、ユーザが用紙の種類を意識することなくユーザ定義用紙を作成するための表示画面の一例を示す図である。
本開示の第1の実施形態を示し、ユーザが用紙の種類を意識することなくユーザ定義用紙を作成するための表示画面の一例を示す図である。
本開示の第1の実施形態を示し、ユーザが用紙の種類を意識することなくユーザ定義用紙を作成するための表示画面の一例を示す図である。
本開示の第1の実施形態を示し、ユーザが用紙の種類を意識することなくユーザ定義用紙を作成するための表示画面の一例を示す図である。
本開示の第1の実施形態に係る画像形成装置の制御方法における処理手順の一例を示すフローチャートである。
本開示の第1の実施形態を示し、図6のステップS604におけるベースとする用紙種類設定処理の詳細な処理手順の一例を示すフローチャートである。
本開示の第1の実施形態を示し、図6のステップS605における調整チャート印刷処理の詳細な処理手順の一例を示すフローチャートである。
本開示の第2の実施形態を示し、ユーザ定義用紙のベースとする用紙の種類を設定するための用紙種類設定画面の一例を示す図である。
本開示の第2の実施形態を示し、図6のステップS604におけるベースとする用紙種類設定処理の詳細な処理手順の一例を示すフローチャートである。
本開示の第3の実施形態を示し、ユーザ定義用紙のベースとする用紙の種類を設定するための用紙種類設定画面の一例を示す図である。
本開示の第3の実施形態を示し、ユーザ定義用紙のベースとする用紙の種類を設定するための用紙種類設定画面の一例を示す図である。
本開示の第3の実施形態を示し、ユーザ定義用紙のベースとする用紙の種類を設定するための用紙種類設定画面の一例を示す図である。
本開示の第3の実施形態を示し、図6のステップS604におけるベースとする用紙種類設定処理の詳細な処理手順の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、図面を参照しながら、本開示を実施するための形態(実施形態)について説明する。なお、以下に説明する実施形態は一例であり、本開示は以下に説明する実施形態に限定されるものではない。
(【0011】以降は省略されています)

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