TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025058134
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-09
出願番号2023168034
出願日2023-09-28
発明の名称照射システム、照射シート、光散乱光ファイバ、光散乱光ファイバの製造方法および殺菌方法
出願人国立大学法人大阪大学
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類A61N 5/06 20060101AFI20250402BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】体組織もしくは体内に配置される器具の表面を適切に殺菌できる照射システムを提供する。
【解決手段】照射システムは、光源(11)と、照射シート(12)と、を備え、前記照射シートは、シート状に配置された、紫外線を伝搬し、かつ、紫外線を側面から出射する1つ以上の光ファイバ(5)を含み、体組織に沿って変形可能、または体内に配置される器具に沿って変形可能であり、出射される紫外線によって、前記照射シートに対向する体組織もしくは前記器具の表面の殺菌を行う。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
紫外線を生成する光源と、
照射シートと、を備え、
前記照射シートは、
シート状に配置された、紫外線を伝搬し、かつ、紫外線を側面から出射する1つ以上の光ファイバを含み、
体組織に沿って変形可能、または体内に配置される器具に沿って変形可能であり、
出射される紫外線によって、前記照射シートに対向する体組織もしくは前記器具の表面の殺菌を行う、照射システム。
続きを表示(約 740 文字)【請求項2】
前記照射シートは、シート状に配置された複数の前記光ファイバを含む、請求項1に記載の照射システム。
【請求項3】
複数の前記光ファイバは、互いに接着されている、請求項2に記載の照射システム。
【請求項4】
前記照射シートは、複数の前記光ファイバが織られた織物である、請求項2に記載の照射システム。
【請求項5】
前記光ファイバは、紫外線を散乱する散乱粒子を含む、請求項1から4のいずれか一項に記載の照射システム。
【請求項6】
前記光ファイバは、中空コアと、前記中空コアの紫外線を反射する光反射膜とを有し、
前記光反射膜は、前記中空コアの内壁の一部を覆い、残りを覆わない、請求項1に記載の照射システム。
【請求項7】
体内に配置される前記器具を備え、
前記照射シートは、前記器具の外側面に配置されている、請求項1から4のいずれか一項に記載の照射システム。
【請求項8】
シート状に配置された、紫外線を伝搬し、かつ、紫外線を側面から出射する1つ以上の光ファイバを含み、
体組織に沿って変形可能、または体内に配置される器具に沿って変形可能である、照射シート。
【請求項9】
中空コアを有する光ファイバの端面を、散乱粒子を含む懸濁液に浸すことにより、前記中空コアの中に前記散乱粒子を導入する第1導入工程を含む、光散乱光ファイバの製造方法。
【請求項10】
前記中空コアの中に導入された前記懸濁液に含まれる液体を蒸発させる蒸発工程を含む、請求項9に記載の光散乱光ファイバの製造方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、照射システム、照射シート、光散乱光ファイバ、光散乱光ファイバの製造方法および殺菌方法に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、器具(医療用器具)の表面に光を照射することにより、器具の表面に存在する細菌を効率よく殺菌する方法が提案されている。例えば、特許文献1は、器具の表面に埋め込まれた光拡散ファイバから散乱される光(可視光線、近紫外線)を当該表面に照射し、当該表面に存在する細菌を殺菌する光伝送装置を開示する。
【0003】
特許文献2は、体内に挿入される光ファイバを通して、人体内部を殺菌する紫外線照射装置が開示されている。特許文献3は、体内に挿入される光ファイバを通して、創傷組織領域および創傷空洞部面に対して光照射を行う創傷照射方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-072862号公報
特開2017-221473号公報
特開2019-509783号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1は、例えば体外の器具の殺菌を想定としており、体内に配置される器具または体組織に存在する細菌(例えば、体内に配置される器具と体組織との界面に存在する細菌)を殺菌することは想定されていない。
【0006】
また、特許文献2、3には、体内に配置される器具と体組織との界面に存在する細菌を殺菌することは開示されていない。
【0007】
本発明の一態様は、上記の問題点を鑑みてなされたものであり、体組織もしくは体内に配置される器具の表面を適切に殺菌できる照射システムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る照射システムは、紫外線を生成する光源と、照射シートと、を備え、前記照射シートは、シート状に配置された、紫外線を伝搬し、かつ、紫外線を側面から出射する1つ以上の光ファイバを含み、体組織に沿って変形可能、または体内に配置される器具に沿って変形可能であり、出射される紫外線によって、前記照射シートに対向する体組織もしくは前記器具の表面の殺菌を行う。
【0009】
また、前記照射シートは、シート状に配置された複数の前記光ファイバを含んでもよい。
【0010】
また、複数の前記光ファイバは、互いに接着されていてもよい。また、前記照射シートは、複数の前記光ファイバが織られた織物であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

特許ウォッチbot のツイートを見る
この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

日本電信電話株式会社
ロボットVRシステム
3日前
日本電信電話株式会社
ロボットVRシステム
3日前
株式会社トクヤマ
グルコン酸誘導体の製造方法
1日前
国立大学法人大阪大学
波長変換素子、波長変換素子の製造方法及び発光装置
4日前
オムロン株式会社
状態推定装置、状態推定方法及び状態推定プログラム
8日前
株式会社ジェイテックコーポレーション
プラズマ援用研磨方法及びその装置
4日前
国立大学法人大阪大学
照射システム、照射シート、光散乱光ファイバ、光散乱光ファイバの製造方法および殺菌方法
9日前
株式会社マンダム
紫外線による皮脂腺細胞への影響の観察方法、および、紫外線による皮脂腺細胞への影響を緩和する物質のスクリーニング方法
1日前
中外製薬株式会社
C5関連疾患の治療または予防用の医薬組成物およびC5関連疾患を治療または予防するための方法
1日前
個人
健康器具
2か月前
個人
歯茎みが品
2か月前
個人
鼾防止用具
1か月前
個人
白内障治療法
1か月前
個人
導電香
2か月前
個人
脈波測定方法
2か月前
個人
脈波測定方法
1か月前
個人
マッサージ機
2か月前
個人
洗井間専家。
21日前
個人
ホバーアイロン
9日前
個人
片足歩行支援具
3か月前
個人
クリップ
3か月前
個人
車椅子持ち上げ器
1か月前
個人
口内洗浄具
2か月前
個人
眼科診療車
3か月前
三生医薬株式会社
錠剤
1か月前
株式会社結心
手袋
1か月前
個人
服薬支援装置
1か月前
株式会社 MTG
浴用剤
2か月前
株式会社コーセー
化粧料
3か月前
個人
除菌システム
3か月前
株式会社コーセー
美爪料
3か月前
個人
避難困難者救出台車
3か月前
株式会社ニデック
眼科装置
3か月前
株式会社ニデック
眼科装置
2か月前
個人
腰用サポーター
1か月前
株式会社ダリヤ
皮膚化粧料
1か月前
続きを見る