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公開番号2025057140
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-09
出願番号2023166821
出願日2023-09-28
発明の名称コンピュータシステムおよびプログラム
出願人株式会社バンダイナムコエンターテインメント
代理人個人,個人,個人
主分類G06Q 50/10 20120101AFI20250402BHJP(計算;計数)
要約【課題】エンターテインメント分野でAIを活用する技術として、興趣性を向上させることができる技術を提供すること。
【解決手段】キャラクタAI8が対応づけられたサポートキャラクタ4を設定し、オーダーを受け付ける受付キャラクタ6とする。オーダーが入力されると、受付キャラクタ6のキャラクタAI8を用いて初期回答が生成され、ユーザへ提示される。初期回答が合格でなければ、受付キャラクタ6とは異なる他のサポートキャラクタ4を副次回答キャラクタ7とする。そして、副次回答キャラクタ7のキャラクタAI8を用いて副次回答が生成されて、ユーザへ提示される。副次回答が生成されてユーザに提示される過程は、サーチ実行演出20と、相談演出24と、再回答提示演出26と、をともなう。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
所与の仮想世界に、回答を求める所与のオーダーに対して回答が可能な複数の回答者オブジェクトを、当該回答者オブジェクトの前記回答として自動生成する回答自動生成モデルと対応付けて設定する回答者オブジェクト設定手段と、
前記複数の回答者オブジェクトのうちの1つである受付オブジェクトに対する前記オーダーである受付オーダーをユーザから受け付ける受付手段と、
前記受付オーダーに対する初期回答を、前記受付オブジェクトの前記回答自動生成モデルを用いて生成する初期回答生成制御手段と、
前記初期回答が所与の合格条件を満たさない場合に、前記受付オブジェクト以外の前記回答者オブジェクトである副次回答オブジェクトを選択し、当該副次回答オブジェクトの前記回答自動生成モデルを用いて、前記受付オーダーに対する副次回答を生成する副次回答生成制御手段と、
を備えるコンピュータシステム。
続きを表示(約 1,800 文字)【請求項2】
前記回答者オブジェクトは、前記仮想世界に登場するキャラクタであり、
前記受付手段は、前記受付オブジェクトの前記キャラクタと前記ユーザとの間の会話形式で前記受付オーダーを受け付ける、
請求項1に記載のコンピュータシステム。
【請求項3】
前記キャラクタには属性が設定されており、
前記回答者オブジェクトの前記回答自動生成モデルは、当該回答者オブジェクトの前記キャラクタである回答者キャラクタの属性に基づいて設定されている、
請求項2に記載のコンピュータシステム。
【請求項4】
前記副次回答生成制御手段は、前記副次回答オブジェクトの前記キャラクタの属性に基づいて前記副次回答オブジェクトを選択する、
請求項3に記載のコンピュータシステム。
【請求項5】
前記ユーザと、前記受付オブジェクトの前記キャラクタである受付キャラクタとの間の関係性を判定する第1の関係性判定手段、
を更に備え、
前記初期回答生成制御手段は、
前記受付オブジェクトの前記回答自動生成モデルを用いて、前記受付オーダーに対する原始回答を生成することと、
前記原始回答を前記関係性に基づいて加工することで前記初期回答を生成することと、
を行う、
請求項2に記載のコンピュータシステム。
【請求項6】
前記ユーザと、前記受付オブジェクトの前記キャラクタである受付キャラクタとの間の関係性を判定する第1の関係性判定手段、
を更に備え、
前記初期回答生成制御手段は、
前記受付オーダーを前記関係性に基づいて加工することと、
前記加工後の前記受付オーダーに対する前記初期回答を、前記受付オブジェクトの前記回答自動生成モデルを用いて生成することと、
を行う、
請求項2に記載のコンピュータシステム。
【請求項7】
前記ユーザと、前記受付オブジェクトの前記キャラクタである受付キャラクタとの間の関係性を判定する第1の関係性判定手段と、
前記関係性に基づいて前記合格条件の寛厳度合を変更して前記合格条件を設定する合格条件設定変更手段と、
を更に備える請求項2に記載のコンピュータシステム。
【請求項8】
前記ユーザと、前記受付オブジェクトの前記キャラクタである受付キャラクタとの間の関係性を判定する第1の関係性判定手段、
を更に備え、
前記副次回答生成制御手段は、前記関係性に基づいて前記副次回答オブジェクトの前記キャラクタを選択する、
請求項2に記載のコンピュータシステム。
【請求項9】
1)前記ユーザと、前記副次回答オブジェクトの前記キャラクタである副次回答キャラクタとの間の関係性、又は、2)前記受付オブジェクトの前記キャラクタである受付キャラクタと、前記副次回答キャラクタとの間の関係性、を判定する第2の関係性判定手段、
を更に備え、
前記副次回答生成制御手段は、
前記副次回答オブジェクトの前記回答自動生成モデルを用いて、前記受付オーダーに対する原始回答を生成することと、
前記原始回答を、前記第2の関係性判定手段により判定された関係性に基づいて加工することで前記副次回答を生成することと、
を行う、
請求項2に記載のコンピュータシステム。
【請求項10】
1)前記ユーザと、前記副次回答オブジェクトの前記キャラクタである副次回答キャラクタとの間の関係性、又は、2)前記受付オブジェクトの前記キャラクタである受付キャラクタと、前記副次回答キャラクタとの間の関係性、を判定する第2の関係性判定手段、
を更に備え、
前記副次回答生成制御手段は、
前記受付オーダーを、前記第2の関係性判定手段により判定された関係性に基づいて加工することと、
前記加工後の前記受付オーダーに対する前記副次回答を、前記副次回答オブジェクトの前記回答自動生成モデルを用いて生成することと、
を行う、
請求項2に記載のコンピュータシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コンピュータシステム等に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
近年、機械学習した人工知能(AI:Artificial Intelligence)が様々な場面で利用されるようになった。例えば、特許文献1には、複数のAIを使用するAIサービス利用支援システムの技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-28950号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
AIの利用形態としては、実務的な用途での利用形態が多い。しかし、エンターテインメントの用途でもAIを利用できるはずである。
ただし、機械的な応答制御に従来のAIの技術を適用した場合には、それこそ「機械的」な回答となり、エンターテインメントとしての興趣性に乏しい。
【0005】
本発明が解決しようとする課題は、エンターテインメント分野でAIを活用する技術として、興趣性を向上させることができる技術を提供すること、である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するための第1の発明は、所与の仮想世界に、回答を求める所与のオーダーに対して回答が可能な複数の回答者オブジェクト(例えば、図2の回答者オブジェクト5)を、当該回答者オブジェクトの前記回答として自動生成する回答自動生成モデル(例えば、図2のキャラクタAI8)と対応付けて設定する回答者オブジェクト設定手段(例えば、図11のゲーム管理部210、回答者オブジェクト設定部212、図14のサポートキャラクタ設定データ610、図17のステップS14)と、
前記複数の回答者オブジェクトのうちの1つである受付オブジェクト(例えば、図2の受付キャラクタ6)に対する前記オーダーである受付オーダーをユーザから受け付ける受付手段(例えば、図10のサーバ処理部200s、図11のゲーム管理部210、オーダー受付制御部214、図15の受付オーダーデータ710、図17のステップS42)と、
前記受付オーダーに対する初期回答を、前記受付オブジェクトの前記回答自動生成モデルを用いて生成する初期回答生成制御手段(例えば、図11の初期回答生成制御部218、図15の回答データ720、図17のステップS52)と、
前記初期回答が所与の合格条件を満たさない場合に、前記受付オブジェクト以外の前記回答者オブジェクトである副次回答オブジェクトを選択し、当該副次回答オブジェクトの前記回答自動生成モデルを用いて、前記受付オーダーに対する副次回答を生成する副次回答生成制御手段(例えば、図11の副次回答生成制御部220、図15の回答データ720、図18のステップS162)、と、
を備えるコンピュータシステムである。
【0007】
「回答者オブジェクト」は、例えば、人・動物・ロボットなどのキャラクタとしてのデザインを有し、表示画面上で特定の表示形態として視認可能なオブジェクトであってもよいし、特定の表示形態を有さずにテキストや音声等で回答を出力する架空のオブジェクトであってもよい。
【0008】
「回答自動生成モデル」は、AIを成立・機能させるためのデータである。例えば、機械学習したAIのモデルであってもよいし、ルールベース型のAIのモデルであってもよい。
【0009】
第1の発明のコンピュータシステムは、回答者オブジェクトのうちの1体を受付オブジェクトとしてユーザから受付オーダーを受け付ける。そして、受付オーダーに対する初期回答を、受付オブジェクトに対応する回答自動生成モデルを用いて生成する。初期回答が合格条件を満たさない場合には、副次回答オブジェクトの回答自動生成モデルを用いて副次回答を生成する。
【0010】
この流れをユーザの立場から見れば、受付オブジェクトは、自身で合格条件を満たす回答を出すことが出来なかった受付オーダーを、副次回答オブジェクトに頼って対応し直すように見える。あたかも、回答に困って他人に回答を聞きに行くかのような「人らしい」振る舞いをする興趣性が得られる。すなわち、エンターテインメント分野でAIを活用する技術として、興趣性を向上させることができる技術を実現できる。
(【0011】以降は省略されています)

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