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公開番号2025070173
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-02
出願番号2023180304
出願日2023-10-19
発明の名称作業支援システム
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人
主分類G06T 7/246 20170101AFI20250424BHJP(計算;計数)
要約【課題】目視検査作業の正誤を適切に判定する。
【解決手段】検査対象の物品を作業者が手指で動かしながら目視することで行われる目視検査の作業支援を行うシステムは、作業者を撮影する撮影装置20と、端末装置10と、を備えている。端末装置10は、撮影装置20が撮影した画像から、作業者の手指骨格座標を抽出することと、手指骨格座標に基づき、目視検査が正常に行われているか否かを判定することと、を行うように構成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
検査対象の物品を作業者が手指で動かしながら目視することで行われる目視検査の作業支援を行うシステムであって、
前記作業者を撮影する撮影装置と、処理部と、を備えており、
前記処理部は、
前記撮影装置が撮影した画像から前記手指の骨格座標である手指骨格座標を抽出することと、
前記手指骨格座標に基づき、前記目視検査が正常に行われているか否かを判定することと、
とを行う作業支援システム。
続きを表示(約 350 文字)【請求項2】
前記処理部は、前記作業者の身体における前記手指以外の部分の骨格座標である身体骨格座標を、前記撮影装置の画像から抽出しており、かつ前記手指骨格座標及び前記身体骨格座標に基づき前記判定を行う請求項1に記載の作業支援システム。
【請求項3】
前記手指骨格座標は3次元の座標であり、前記身体骨格座標は2次元の座標である請求項2に記載の作業支援システム。
【請求項4】
前記処理部は、前記目視検査が正常に行われていないと判定する状態が既定時間以上継続した場合に前記作業者への異常通知を行う請求項1に記載の作業支援システム。
【請求項5】
前記処理部は、機械学習により学習された学習モデルを用いて前記判定を行う請求項1に記載の作業支援システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、物品の目視検査作業の支援を行う作業支援システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、撮影装置の撮影画像から作業者の手指の骨格座標を抽出するとともに、その骨格座標に基づき、作業の分析を行うシステムが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-163293号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
製造現場等では、加工品等の目視検査を行うことがある。目視検査は、検査対象の物品を、作業者が手で動かしながら目視することで行われる。このときの物品の動かし方によっては、目視できない部分ができてしまい、検査が不十分となる場合がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決する作業支援システムは、検査対象の物品を作業者が手指で動かしながら目視することで行われる目視検査の作業支援を行うシステムであって、前記作業者を撮影する撮影装置と、処理部と、を備えており、前記処理部は、前記撮影装置が撮影した画像から前記手指の骨格座標である手指骨格座標を抽出することと、前記手指骨格座標に基づき、前記目視検査が正常に行われているか否かを判定すること、とを行うように構成されている。
【発明の効果】
【0006】
上記作業支援システムには、目視検査作業の正誤を適切に判定できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0007】
作業支援システムの一実施形態の構成を模式的に示す図である。
目視検査作業の状態を示す図である。
身体骨格座標の設定態様の一例を示す図である。
手指骨格座標の設定態様の一例を示す図である。
作業監視ルーチンのフローチャートである。
作業監視に用いる学習モデルの構成を模式的に示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、作業支援システムの一実施形態を、図1~図6を参照して詳細に説明する。本実施形態の作業支援システムは、検査対象とする物品の目視検査の作業を支援するシステムである。
【0009】
<作業支援システムの構成について>
まず、図1を参照して、本実施形態の作業支援システムの構成を説明する。図1に示すように作業支援システムは、端末装置10、撮影装置20を備えている。
【0010】
端末装置10は、その機能が任意のハードウェア、或いは、任意のハードウェア及びソフトウェアの組み合わせ等により実現されてよい。図1に示す端末装置10の構成の一例は、主記憶装置101、補助記憶装置102、CPU103、インタフェイス装置104、表示装置105及び入力装置106と、それらを接続するバスB1と、を備えている。補助記憶装置102は、端末装置10の機能を実現するためのプログラムを格納すると共に、必要なファイルやデータを格納する。主記憶装置101は、プログラムの起動指示があった場合に、補助記憶装置102からプログラムを読み出して格納する。CPU103は、主記憶装置101に格納された各種プログラムを実行する。端末装置10は、CPU103が実行するプログラムに従って各種機能を実現する。インタフェイス装置104は、外部の通信回線B2に接続するためのインタフェイスとして用いられる。インタフェイス装置104には、通信回線B2を介して撮影装置20及び通知装置21が接続されている。表示装置105は、例えば、CPU103により実行されるプログラムに従ってGUI(Graphical User Interface)を表示する。入力装置106は、端末装置10に関する様々な操作指示を端末装置10のユーザや管理者等に入力させるために用いられる。本実施形態の作業支援システムでは、こうした端末装置10が処理部に対応する構成となっている。
(【0011】以降は省略されています)

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