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公開番号
2025070915
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-02
出願番号
2023202249
出願日
2023-10-20
発明の名称
識別コードの付与情報増加法
出願人
パテントフレア株式会社
代理人
主分類
G06K
19/06 20060101AFI20250424BHJP(計算;計数)
要約
【課題】従来のバーコード、QRコードなどの識別コードの表示方法、読み取り方法とは異なる方法を提供し、識別コードに付与できる情報量の増加と識別コード総数の増加による利用範囲の拡大に寄与する。
【解決手段】従来のモノクロ(2色)表示であった識別コードを、フルカラー(多色)表示、数字や文字などを配置する表示とし、これらのコードを色や形状を識別できる撮像素子を使用するコードリーダーで読み取る。
又、従来2次元表示であった識別コードを、3次元表示とし、レーザー光送受光技術を利用するコードリーダーで読み取る。
これらの方法で、課題を解決する。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
バーコード、QRコードなどを使用する識別コードは、モノクロ(2色)表示されたコードに付与された情報を、専用の装置(赤外線センサーコードリーダー、スマートホンカメラなど)で読み取り、装置のプログラムによって、デジタル信号に変換されていた。
(2色表示を0と1の二進法に当てはめてデジタル変換する)。
これを、モノクロ(2色)表示ではなく、フルカラー(多色)表示とすることにより、同じコード表示でもより多くの情報を付与することができる。従来は、2色で二進法(0と1)を表示していたが、これを6色表示にすると、使用する色に読み取りの順番をつけることで、1つのコードに、二進法(0と1)が複数できるように設定する。
例えば、6色表示の場合、(1)赤(2)橙(3)黄(4)緑(5)青(6)紫と、表示に使用する色に順番を決めておき、この順番通りに読み取ってゆく。
(1)赤とそれ以外の色で二進法(0と1)と設定する。
(2)橙とそれ以外の色で二進法(0と1)と設定する。
このように表示する全色分設定した上で、(1)から(6)まで順番に読み取ってゆく。
さらに、(7)赤と橙(8)黄と緑(9)青と紫のようにグループ分けすると、(7)赤と橙とそれ以外の色で二進法(0と1)と設定する。
この場合は、1つのコードで9通りの表示方法(読み取り方)で、情報を付与できる。
従来のモノクロ(2色)表示コードの読み取り装置(赤外線センサーコードリーダーなど)では、フルカラー(多色)表示コードの読み取りはできないため、イメージセンサー(撮像素子)を使用するカメラなどの多色を識別できる装置で読み取る。
このフルカラー表示の識別コードを、イメージセンサー搭載の読み取り装置で識別するという方法で、1つの識別コードにより多くの情報を付与する方法。
1つの識別コードに使用する複数の色の違いを利用して、複数の二進法(0と1の組み合わせ)の読み取り方を、設定することによって、より多くの情報を付与する方法。
続きを表示(約 2,200 文字)
【請求項2】
バーコード、QRコードなどを使用する識別コードは、モノクロ(2色)表示されたコードに付与された情報を、専用の装置(赤外線センサーコードリーダー、スマートホンカメラなど)で読み取り、装置のプログラムによって、デジタル信号に変換されていた。
(2色表示を0と1の二進法に当てはめてデジタル変換する)。
これを、モノクロ(2色)表示ではなく、数字、文字、記号などが配置された表示とすることにより、同じコード表示でもより多くの情報を、付与することができる。
従来は、2色で二進法(0と1)を表示していたが、数字、文字、記号などが配置された表示にすると、使用する数字、文字、記号などの数(種類)に読み取りの順番をつけることで、1つのコードに、二進法(0と1)が複数できるように設定する。
(数字、文字、記号などを、識別コードの表示に使用するとは、バーコードの場合、縦線(バー)の代わりに数字などを縦に並べて記載する。QRコードの場合、白黒の点の配置の代わりに数字などを配置して記載する。)
例えば、0から4の数字で表示する場合、0、1、2、3、4と読み取ると表示に使用する数字に順番を決めておき、この順番通りに読み取ってゆく、
(1)0とそれ以外の数字で二進法(0と1)と設定する。
(2)1とそれ以外の数字で二進法(0と1)と設定する。
このように、表示する全数字分設定した上で、順番に読み取ってゆく。この場合は、1つのコードで5通りの表示方法(読み取り方)で、情報を付与できる。
従来のモノクロ(2色)表示コードの読み取り装置(赤外線センサーコードリーダーなど)では、数字、文字、記号などが配置された表示コードの読み取りはできないため、イメージセンサー(撮像素子)を使用するカメラなどの数字や文字など形状の違いを識別できる装置で読み取る。
この数字、文字、記号などが配置された表示の識別コードを、イメージセンサー搭載の読み取り装置で識別するという方法で、1つの識別コードにより多くの情報を付与する方法。
1つの識別コードに使用する数字や文字などの違いを利用して、複数の二進法(0と1の組み合わせ)の読み取り方を設定することによって、より多くの情報を付与する方法。
【請求項3】
バーコード、QRコードなどの識別コードは、モノクロ(2色)表示されたコードに付与された情報を、専用の装置(赤外線センサーコードリーダー、スマートホンカメラなど)で読み取り、装置のプログラムによって、デジタル信号に変換されていた。
(2色表示を0と1の二進法に当てはめてデジタル変換する)。
これを、2次元のモノクロ(2色)表示ではなく、3次元の単色表示とすることにより、同じコード表示でもより多くの情報を、付与することができる。
従来は、2次元の2色の色の違いで、二進法(0と1)を表示していたが、これを3次元単色表示にすると、色ではなく凸凹の高さの違いで、二進法(0と1)を表示することになり、高さの違いに読み取りの順番をつけることで、1つのコードに、二進法(0と1)が複数できるように設定する。
例えば、3次元表示で最も低い所を0mmとし、1mm違いで最も高い所を4mmとする場合、0mmから4mmまで高さ違いの5段階の表示となり、低い方から読み取ると決めておき、順番通りに読み取ってゆく。
(1)0mmとそれ以外の高さで、二進法(0と1)と設定する。
(2)1mmとそれ以外の高さで、二進法(0と1)と設定する。
このように、表示する全高さ分設定した上で、5段階を順番に読み取ってゆく。この場合は、1つのコードで5通りの表示方法(読み取り方)で情報を付与できる。
従来の2次元モノクロ表示コードの読み取り装置(赤外線センサーコードリーダーなど)では、3次元表示コードの読み取りはできないため、レーザー光送受光カメラなどの3次元情報を、識別できる装置で読み取る。
(レーザー光送受光カメラは、レーザー光を対象に照射(送光)し、その反射光を受光することで、対象の3次元情報を得る装置である。)
3次元表示コード全体に、レーザー光を照射すると反射光を受光する時の時間差によって、コードの3次元情報を読み取ることができる。
この3次元表示の識別コードを、レーザー光送受光カメラ方式の読み取り装置で識別するという方法で、1つの識別コードに、より多くの情報を付与する方法。
1つの識別コードに使用する高さ(凸凹)の違いを利用して、複数の二進法(0と1の組み合わせ)の読み取り方を設定することによって、より多くの情報を付与する方法。
【請求項4】
請求項1、請求項2、請求項3に記載の方法を使用した識別コードと、コードを識別しデジタル信号に変換する装置。
【請求項5】
請求項4に記載の識別コードを、デジタル信号に変換する装置を制御するOS(プログラムソフト)。
【請求項6】
請求項4に記載の識別コードと、デジタル信号変換装置、請求項5に記載のOS(プログラムソフト)を使用した役務、事業。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、識別コードとそのデジタル信号変換技術の応用技術に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
バーコード、QRコードなど識別コードの技術
【0003】
イメージセンサー(撮像素子)の技術
【0004】
レーザー光反射光による3次元測定技術
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
バーコードやQRコードなどの識別コードは、多くの用途で使用されているが、その表示方法(表示条件)の制約から、1つのコードに付与できる情報量が限られていた。
同じ条件(制約)で使用する際の、付与情報量の増加と、印刷物などの表示された識別コードを利用する場合だけでなく、コンピューター内の情報処理における光信号用途(ディスプレー表示)などへの利用にも対応するため、識別コードの総数量の増加も求められていた。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)「カラー(多色)表示の識別コード」を「イメージセンサー使用カメラ方式のコードリーダー」で識別
従来のバーコード、QRコードなどの識別コードは、モノクロ(2色)表示であったが、これをカラー(多色)表示とする。
複数の色が使われている識別コードの場合、特定の色とそれ以外の色で、二進法(0と1)となるように設定し、各色の順番を決めて、順番通りに読み取ることによって、1つの識別コードで、複数の読み取り方ができるようになる。
これは、複数のモノクロ(2色)表示コードを、1つのカラー(多色)表示コードにまとめる形となり、同じ識別コード表示で、より多くの情報を付与することができる。
このカラー(多色)表示のコードは、従来の赤外線センサーなどのコードリーダーとプログラムソフトでは、デジタル信号に変換できないため、多色を識別できるイメージセンサー(撮像素子)を使用するカメラ方式のコードリーダーと、対応するプログラムソフトで、デジタル信号に変換する。
(2)「数字や文字などの配置表示の識別コード」を、「イメージセンサー使用カメラ方式のコードリーダー」で識別
従来のバーコード、QRコードなどの識別コードは、モノクロ(2色)表示であったが、これを数字や文字などの配置表示とする。(2色の白黒の点や線の配置を、数字や文字などの配置に置き換えて表示する)。
例えば、複数の数字が配置されている識別コードの場合、特定の数字とそれ以外の数字で、二進法(0と1)となるように設定し、各数字の順番を決めて、順番通りに読み取ることによって、1つの識別コードで、複数の読み取り方ができるようになる。
これは、複数のモノクロ(2色)表示コードを、1つの数字が配置されている表示コードにまとめる形となり、同じ識別コード表示で、より多くの情報を付与することができる。
この数字や文字などの配置表示コードは、従来の赤外線センサーなどのコードリーダーとプログラムソフトでは、デジタル信号に変換できないため、形状を識別できるイメージセンサー(撮像素子)を使用するカメラ方式のコードリーダーと対応するプログラムソフトで、デジタル信号に変換する。
(3)「3次元表示の識別コード」を「レーザー光送受光カメラ方式のコードリーダー」で、識別
従来のバーコード、QRコードなどの識別コードは、2次元のモノクロ(2色)表示であったが、これを3次元の単色表示とする。3次元で複数の高さ(凸凹)のある識別コードの場合、特定の高さとそれ以外の高さで、二進法(0と1)となるように設定し、各高さの順番を決めて、順番通りに読み取ることによって、1つの識別コードで、複数の読み取り方ができるようになる。
これは、複数の2次元のモノクロ(2色)表示コードを、1つの3次元の単色表示コードにまとめる形となり、同じ識別表示コードで、より多くの情報を付与することができる。
この3次元の単色表示コードは、従来の赤外線センサーなどのコードリーダーとプログラムソフトでは、デジタル信号に変換できないため、3次元情報(形状)を識別できるレーザー光送受光カメラ方式のコードリーダーと対応するプログラムソフトで、デジタル信号に変換する。
この(1)(2)(3)の方法を用いて課題を解決する。
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