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公開番号2025056959
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-09
出願番号2023166519
出願日2023-09-27
発明の名称コンピュータプログラム、蓄電素子情報処理方法、及び蓄電素子情報処理装置
出願人株式会社GSユアサ
代理人個人,個人
主分類G06Q 10/30 20230101AFI20250401BHJP(計算;計数)
要約【課題】蓄電素子をリユース、リサイクルするための手順を広く多様なメーカ及び品種に対応しつつ簡易に出力可能とするコンピュータプログラム、蓄電素子情報処理方法、及び蓄電素子情報処理装置を提供する。
【解決手段】コンピュータプログラムは、コンピュータに、電動機器又は電動移動体にて使用済みの蓄電素子の外観画像と、前記蓄電素子の識別データとを取得し、取得した前記外観画像及び/又は前記識別データに基づき、前記蓄電素子の設計情報を、複数種類の蓄電素子それぞれの設計情報を格納したデータベースから読み出し、前記蓄電素子の設計情報から前記蓄電素子に対する操作手順を決定し、決定した操作手順を出力する処理を実行させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
コンピュータに、
電動機器又は電動移動体にて使用済みの蓄電素子の外観画像と、前記蓄電素子の識別データとを取得し、
取得した前記外観画像及び/又は前記識別データに基づき、前記蓄電素子の設計情報を、複数種類の蓄電素子それぞれの設計情報を格納したデータベースから読み出し、
前記蓄電素子の設計情報から前記蓄電素子に対する操作手順を決定し、
決定した操作手順を出力する
処理を実行させるコンピュータプログラム。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記コンピュータに、
前記蓄電素子の状態、及び、前記蓄電素子を搭載していた前記電動機器又は電動移動体の状態、に基づき判定される資源としての取り扱いの結果を取得し、
取得した資源としての取り扱いの結果に基づき、前記蓄電素子の設計情報から、前記蓄電素子に対する操作手順を決定する
処理を実行させる請求項1に記載のコンピュータプログラム。
【請求項3】
前記コンピュータに、
前記蓄電素子の状態に応じて、前記蓄電素子を廃棄するか、リユースするか、又はリサイクルするかを判定し、
判定結果に応じて、前記蓄電素子の設計情報から前記蓄電素子に対する操作手順を決定する
処理を実行させる請求項1又は2に記載のコンピュータプログラム。
【請求項4】
前記識別データは、前記蓄電素子の外観画像に対するパターン認識によって特定されるか、前記外観画像に含まれる二次元コード若しくはバーコードに対する認識処理によって特定されるか、前記外観画像に含まれるラベルに対するパターン認識によって特定されるか、前記外観画像に含まれる製造ロット番号に対するテキスト認識によって特定されるか、又は、前記蓄電素子に付されたタグから近距離無線通信により読み出されたデータである
請求項1又は2に記載のコンピュータプログラム。
【請求項5】
前記コンピュータに、
前記外観画像及び/又は前記識別データに基づき、前記蓄電素子の製造元メーカ、搭載機器又は電動移動体の識別データ、前記蓄電素子の品番、並びに、前記蓄電素子の固有識別データのうち少なくとも1つを特定し、
特定したデータに基づいて前記蓄電素子の設計情報を前記データベースから読み出す
処理を実行させる請求項1又は2に記載のコンピュータプログラム。
【請求項6】
前記データベースには、前記複数種類の蓄電素子それぞれの外観画像、ラベル情報、蓄電素子の製造元メーカ、品番、固有識別データ、搭載機器又は電動移動体の識別データ、のいずれか少なくとも1つに対応する設計情報が格納されている
請求項1又は2に記載のコンピュータプログラム。
【請求項7】
前記データベースに格納されている前記設計情報は、複数種類の蓄電素子それぞれについての検査手順又は解体手順、SDS(Safety Data Sheet )情報、取扱説明書、材料情報、及び、充放電制御情報のうちの少なくとも1つを含む
請求項1又は2に記載のコンピュータプログラム。
【請求項8】
前記蓄電素子の状態を示すデータは、前記蓄電素子の管理装置から得られる温度履歴、充放電の累積容量情報、エラー記録、前記蓄電素子の使用期間、及び満充電容量のうちの少なくとも1つである
請求項1又は2に記載のコンピュータプログラム。
【請求項9】
前記コンピュータに、
前記蓄電素子の外観画像と、前記蓄電素子の識別データとを操作者の第1装置から取得し、
決定した操作手順を操作者の第2装置へ出力する
処理を実行させる請求項1又は2に記載のコンピュータプログラム。
【請求項10】
前記蓄電素子を搭載していた前記電動機器又は電動移動体の状態は、前記電動機器又は電動移動体の識別データに対応付けて記録される使用履歴から特定される
請求項2に記載のコンピュータプログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電動移動体に搭載されている蓄電素子の資源としての利用を促進するコンピュータプログラム、蓄電素子情報処理方法、及び蓄電素子情報処理装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
電気自動車等の電動移動体の普及により、多くの使用済みの蓄電素子が発生している。電動移動体にて使用済みの蓄電素子の多くは、満充電容量が初期容量から70%から80%程度に低下しているに過ぎず、他の用途であれば充分安全かつ長く使用できる。したがって、電動移動体に搭載されていた蓄電素子のリユース、リサイクルが試みられている。
【0003】
電気自動車に搭載されている電池を回収した後の再利用方法を決定する方法が種々提案されている(特許文献1等)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2011/162014号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
蓄電素子のリユース、リサイクルの対象を単一のメーカの少ない品種に限定することができれば、リユース、リサイクルの際の手順や検査等の手順のバリエーションが少なく、効率よく実施可能である。しかしながら、限られたメーカ及び品種としたリユース、リサイクル等では、リユース、リサイクルの効果が限定的である。広く多様なメーカ及び品種の蓄電素子を適切に組み合わせることも許容しつつリユース、リサイクルを実現するためには、蓄電素子の判別や、解体手順の参照が簡易にできる仕組みが必要である。
【0006】
本開示は、蓄電素子をリユース、リサイクルするための手順を広く多様なメーカ及び品種に対応しつつ簡易に出力可能とするコンピュータプログラム、蓄電素子情報処理方法、及び蓄電素子情報処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一実施形態のコンピュータプログラムは、コンピュータに、電動機器又は電動移動体にて使用済みの蓄電素子の外観画像と、前記蓄電素子の識別データとを取得し、取得した前記外観画像及び/又は前記識別データに基づき、前記蓄電素子の設計情報を、複数種類の蓄電素子それぞれの設計情報を格納したデータベースから読み出し、前記蓄電素子の設計情報から前記蓄電素子に対する操作手順を決定し、決定した操作手順を出力する処理を実行させる。
【発明の効果】
【0008】
本発明の一側面に係るコンピュータプログラムによれば、コンピュータは、外観画像等の情報から、対象の使用済みの蓄電素子をリユースにするのか、リサイクルにするのかに応じた操作手順を、広く多様なメーカ及び品種に即して出力できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施形態の情報処理システムの概要図である。
情報処理装置の構成を示すブロック図である。
電池DBに記憶されているデータの内容例を示す。
端末装置の構成を示すブロック図である。
情報処理システムにおける処理手順の一例を示すフローチャートである。
情報処理装置における識別データの取得処理手順の一例を示すフローチャートである。
情報処理装置における操作手順の決定処理手順の一例を示すフローチャートである。
端末装置にて表示される操作手順の一例を示す。
第2実施形態の電池DBに記憶されているデータの内容例を示す。
第2実施形態の情報処理手順の一例を示すフローチャートである。
第2実施形態の情報処理手順の一例を示すフローチャートである。
第2実施形態における操作手順の決定処理手順の一例を示すフローチャートである。
検査画面の一例を示す。
【発明を実施するための形態】
【0010】
始めに、本明細書によって開示されるコンピュータプログラム、蓄電素子情報処理方法、及び蓄電素子情報処理装置の概要について説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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