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公開番号2025056958
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-09
出願番号2023166518
出願日2023-09-27
発明の名称コンピュータプログラム、蓄電素子情報処理方法、及び蓄電素子情報処理装置
出願人株式会社GSユアサ
代理人個人,個人
主分類G06Q 10/30 20230101AFI20250401BHJP(計算;計数)
要約【課題】使用済み蓄電素子に対して判定された取り扱いを明確に識別可能とするコンピュータプログラム、蓄電素子情報処理方法、及び蓄電素子情報処理装置を提供する。
【解決手段】コンピュータプログラムは、コンピュータに、電動機器又は電動移動体にて使用済みの蓄電素子の外観画像と、前記蓄電素子の識別データとを取得し、前記識別データによって前記蓄電素子を特定し、前記外観画像に基づく前記蓄電素子の状態に応じて判定される前記蓄電素子の資源としての取り扱いの判定結果を取得し、前記判定結果に基づき、前記蓄電素子に新たに付与する新識別データを作成し、前記新識別データを、出力装置へ出力する処理を実行させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
コンピュータに、
電動機器又は電動移動体にて使用済みの蓄電素子の外観画像と、前記蓄電素子の識別データとを取得し、
前記識別データによって前記蓄電素子を特定し、
前記外観画像に基づく前記蓄電素子の状態に応じて判定される前記蓄電素子の資源としての取り扱いの判定結果を取得し、
前記判定結果に基づき、前記蓄電素子に新たに付与する新識別データを作成し、
前記新識別データを、出力装置へ出力する
処理を実行させるコンピュータプログラム。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記出力装置は、ラベルを印刷出力する印刷出力装置であり、
前記コンピュータに、
前記新識別データと対応する前記蓄電素子に新たに付与する新ラベルのラベルデータを作成し、
前記ラベルデータを前記印刷出力装置へ出力し、
前記新ラベルの前記蓄電素子の特定の位置への貼付指示を出力する
処理を実行させる請求項1に記載のコンピュータプログラム。
【請求項3】
前記コンピュータに、
前記印刷出力装置から印刷出力されたラベルの前記蓄電素子の特定位置への貼付完了を登録する指示を出力させ、
前記ラベルが貼付された蓄電素子の新識別データに対応付けて、前記蓄電素子の前記判定結果を記憶する
処理を実行させる請求項2に記載のコンピュータプログラム。
【請求項4】
前記判定結果は、前記蓄電素子の状態に応じて、前記蓄電素子を廃棄するか、リユースするか、又はリサイクルするかに区別される
請求項1に記載のコンピュータプログラム。
【請求項5】
前記識別データは、前記蓄電素子の外観画像に含まれる外観のパターン認識によって特定されるか、前記外観画像に含まれる二次元コード若しくはバーコードに対する認識処理によって特定されるか、前記外観画像に含まれるラベルに対するパターン認識によって特定されるか、前記外観画像に含まれる製造ロット番号に対するテキスト認識によって特定されるか、又は、前記蓄電素子に付されたタグから近距離無線通信により読み出されたデータである
請求項1から4のいずれか1つに記載のコンピュータプログラム。
【請求項6】
前記コンピュータに、
前記蓄電素子の製造元メーカ、搭載機器又は電動移動体の識別データ、前記蓄電素子の品番、並びに、前記蓄電素子の固有識別データのうち少なくとも1つに対応付けて、前記蓄電素子の外観画像、前記蓄電素子に付される二次元コード若しくはバーコードのデータ、前記蓄電素子に付されるラベル、及び前記蓄電素子に付される製造ロット番号の少なくとも1つを格納したデータベースを用いて、対象の蓄電素子の識別データを特定する
処理を実行させる請求項1から4のいずれか1つに記載のコンピュータプログラム。
【請求項7】
前記コンピュータに、
前記蓄電素子の管理装置から得られる温度履歴、充放電の累積容量情報、エラー記録、前記蓄電素子の使用期間、及び満充電容量のうちの少なくとも1つから前記蓄電素子の状態を特定する
処理を実行させる請求項1から4のいずれか1つに記載のコンピュータプログラム。
【請求項8】
前記コンピュータに、
前記蓄電素子の充電容量、放電容量、内部抵抗、外観の異常の有無、及び電圧のいずれか1つを取得し、
取得した情報から前記蓄電素子の状態を特定する
処理を実行させる請求項1から4のいずれか1つに記載のコンピュータプログラム。
【請求項9】
前記コンピュータに、
前記蓄電素子を搭載していた前記電動機器又は電動移動体の識別データに対応付けて記録される使用履歴から前記電動機器又は電動移動体の状態を特定し、
前記蓄電素子の状態と、前記蓄電素子を搭載していた前記電動機器又は電動移動体の状態とに基づき判定される前記蓄電素子の資源としての取り扱いの判定結果を取得する
処理を実行させる請求項1から4のいずれか1つに記載のコンピュータプログラム。
【請求項10】
前記コンピュータに、
前記新識別データに対応付けて、リユース製品であることを記憶する
処理を実行させる請求項1から4のいずれか1つに記載のコンピュータプログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電動移動体に搭載されている蓄電素子の資源としての利用を促進するコンピュータプログラム、蓄電素子情報処理方法、及び蓄電素子情報処理装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
電気自動車等の電動移動体の普及により、多くの使用済みの蓄電素子が発生している。電動移動体にて使用済みの蓄電素子の多くは、満充電容量が初期容量から70%から80%程度に低下しているに過ぎず、他の用途であれば充分安全かつ長く使用できる。したがって、電動移動体に搭載されていた蓄電素子のリユース、リサイクルが試みられている。
【0003】
電気自動車に搭載されている電池を回収した後の再利用方法を決定する方法が種々提案されている(特許文献1等)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2011/162014号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
限られたメーカ及び品種の蓄電素子のみならず、広く多様なメーカ及び品種の蓄電素子を収集し、リユース、リサイクルに判別することが必要になる。同シリーズの車両に搭載されている蓄電素子であっても、バージョンや車種によって異なる設計の蓄電素子が搭載されていることもある。広く多様なメーカ及び品種の蓄電素子を取り扱う場合、新品の蓄電素子と、リユース品の蓄電素子とを外観で見分けることは難しい。
【0006】
本開示は、使用済み蓄電素子に対して判定された取り扱いを明確に識別可能とするコンピュータプログラム、蓄電素子情報処理方法、及び蓄電素子情報処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一実施形態のコンピュータプログラムは、コンピュータに、電動機器又は電動移動体にて使用済みの蓄電素子の外観画像と、前記蓄電素子の識別データとを取得し、前記識別データによって前記蓄電素子を特定し、前記外観画像に基づく前記蓄電素子の状態に応じて判定される前記蓄電素子の資源としての取り扱いの判定結果を取得し、前記判定結果に基づき、前記蓄電素子に新たに付与する新識別データを作成し、前記新識別データを、出力装置へ出力する処理を実行させる。
【発明の効果】
【0008】
本発明の一側面に係るコンピュータプログラムによれば、使用済み蓄電素子に対してされた取り扱いが明確に識別可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施形態の情報処理システムの概要図である。
情報処理装置の構成を示すブロック図である。
電池DBに記憶されているデータの内容例を示す。
端末装置の構成を示すブロック図である。
情報処理システムにおける処理手順の一例を示すフローチャートである。
情報処理システムにおける処理手順の一例を示すフローチャートである。
情報処理装置における識別データの取得処理手順の一例を示すフローチャートである。
判定処理手順の一例を示すフローチャートである。
端末装置にて表示される結果画面の一例を示す。
新ラベルの貼付例を示す図である。
貼付完了の登録処理手順の一例を示すフローチャートである。
電池DBに記憶される貼付完了のデータの例を示す。
第2実施形態の情報処理システムの概要図である。
第2実施形態の情報処理システムにおける処理手順の一例を示すフローチャートである。
第2実施形態の電池DBに記憶されているデータの内容例を示す。
第3実施形態における判定処理手順の一例を示すフローチャートである。
第3実施形態における状態の特定手順の一例を示すフローチャートである。
検査画面の一例を示す。
【発明を実施するための形態】
【0010】
始めに、本明細書によって開示されるコンピュータプログラム、蓄電素子情報処理方法、及び蓄電素子情報処理装置の概要について説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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