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公開番号
2025056806
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-09
出願番号
2022030628
出願日
2022-03-01
発明の名称
推力発生機構
出願人
株式会社 片野工業
,
エアーサクセスジャパン株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H02N
11/00 20060101AFI20250402BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】 移動部の移動を充分に行うことができる推力発生機構を提供する。
【解決手段】 板状第一磁石9が設けられた移動部3と、所定角度で傾斜した板状第二磁石15が並べられてなる直線状第一磁石部5と、所定角度で傾斜した板状第三磁石17が並べられてなる直線状第二磁石部7とを備えており、板状第一磁石9の左側面9aおよび板状第二磁石15の右側面15bと、板状第一磁石9の右側面9bおよび板状第三磁石17の左側面17aとがそれぞれ互いに同一極性となっており、板状第一磁石9の第一中心線C1が、板状第二磁石15および板状第三磁石17のそれぞれの中心線C2、C3以下に位置しているとともに、それぞれの板状第二磁石15および板状第三磁石17が互いに前後にずれて位置している。
【選択図】 図3
特許請求の範囲
【請求項1】
移動方向が第一方向に規制されているとともに第一磁石が取り付けられた移動部と、
複数の第二磁石が、前記第一磁石の一方の面側でかつ前記第一方向に沿って並べられてなる一方側磁石部と、
複数の第三磁石が、前記第一磁石における前記一方の面とは反対側の他方の面側でかつ前記第一方向に沿って並べてられてなる他方側磁石部と
を備え、
前記一方側磁石部のそれぞれの前記第二磁石は、前記第一磁石の前記一方の面と対面可能であるとともに、前記第一磁石の前記一方の面と同一極性の一方側対向面を有しており、
前記他方側磁石部のそれぞれの前記第三磁石は、前記第一磁石の前記他方の面と対面可能であるとともに、前記第一磁石の前記他方の面と同一極性の他方側対向面を有しており、
前記第一磁石は、前記第一方向および前記第一磁石の高さ方向に対して垂直な方向である垂直方向から見て、前記第一磁石における高さ方向の中心を通る移動側中心線が、前記一方側磁石部のそれぞれの前記第二磁石における高さ方向の中心を通るそれぞれの不動側第一中心線以下に位置しており、
前記第一磁石は、前記第一方向および前記第一磁石の高さ方向に対して垂直な方向である垂直方向から見て、前記第一磁石における高さ方向の中心を通る移動側中心線が、前記他方側磁石部のそれぞれの前記第三磁石における高さ方向の中心を通るそれぞれの不動側第二中心線以下に位置しており、
前記一方側磁石部におけるそれぞれの前記第二磁石は、前記垂直方向から見て、それぞれの前記第二磁石の前記不動側第一中心線が前記移動側中心線と交差するように傾斜して設けられており、
前記他方側磁石部におけるそれぞれの前記第三磁石は、前記垂直方向から見て、それぞれの前記第三磁石の前記不動側第二中心線が前記移動側中心線と交差するように傾斜して設けられており、
前記一方側磁石部のそれぞれの前記第二磁石は、前記垂直方向から見て、前記他方側磁石部のそれぞれの前記第三磁石に対して前記第一方向にずれるように設けられている
ことを特徴とする推力発生機構。
続きを表示(約 980 文字)
【請求項2】
前記一方側磁石部のそれぞれの前記第二磁石および前記他方側磁石部のそれぞれの前記第三磁石はいずれも同一形状に形成されている
ことを特徴とする請求項1に記載の推力発生機構。
【請求項3】
前記一方側磁石部のそれぞれの前記第二磁石はいずれも所定角度で傾斜しており、前記他方側磁石部のそれぞれの前記第三磁石はいずれも前記所定角度で傾斜している
ことを特徴とする請求項1または2に記載の推力発生機構。
【請求項4】
移動方向が第一方向に規制されているとともに第一磁石が取り付けられた移動部と、
前記第一磁石の一方の面側でかつ前記第一方向に沿うように配置された第二磁石と、
前記第一磁石における前記一方の面とは反対側の他方の面側でかつ前記第一方向に沿うように配置された第三磁石と、
を備え、
前記第二磁石は、前記第一磁石の前記一方の面と対面可能であるとともに、前記第一磁石の前記一方の面と同一極性の一方側対向面を有しており、
前記第三磁石は、前記第一磁石の前記他方の面と対面可能であるとともに、前記第一磁石の前記他方の面と同一極性の他方側対向面を有しており、
前記第一磁石は、前記第一方向および前記第一磁石の高さ方向に対して垂直な方向である垂直方向から見て、前記第一磁石における高さ方向の中心を通る移動側中心線が、前記第二磁石における高さ方向の中心を通る不動側第一中心線以下に位置しており、
前記第一磁石は、前記第一方向および前記第一磁石の高さ方向に対して垂直な方向である垂直方向から見て、前記第一磁石における高さ方向の中心を通る移動側中心線が、前記第三磁石における高さ方向の中心を通る不動側第二中心線以下に位置しており、
前記第二磁石は、前記垂直方向から見て、前記第二磁石の前記不動側第一中心線が前記移動側中心線と交差するように傾斜して設けられており、
前記第三磁石は、前記垂直方向から見て、前記第三磁石の前記不動側第二中心線が前記移動側中心線と交差するように傾斜して設けられており、
前記第二磁石は、前記垂直方向から見て、前記第三磁石に対して前記第一方向にずれるように設けられている
ことを特徴とする推力発生機構。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
磁石から発せられる磁力によって移動部を移動させる推力発生機構に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
磁石を用いて移動部の移動をさせる推力発生機構として、無接点推進装置などが知られている(例えば、特許文献1参照)が、この装置では、磁石から発せられる磁場を移動部の浮上のために用いるものであり、移動部の移動を充分に行えないものであった。このため、本願の発明者は、特許文献2に係る推力発生機構を開発するに至った。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
昭62-264846号公報
特許第6985671号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
そして、本願の発明者は、特許文献2に係る推力発生機構のみにとどまらず、さらに新たな推力発生機構を開発するに至った。
【0005】
本発明の目的とするところは、移動部の移動を充分に行うことができる推力発生機構を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る推力発生機構は、
移動方向が第一方向に規制されているとともに第一磁石が取り付けられた移動部と、
複数の第二磁石が、前記第一磁石の一方の面側でかつ前記第一方向に沿って並べられてなる一方側磁石部と、
複数の第三磁石が、前記第一磁石における前記一方の面とは反対側の他方の面側でかつ前記第一方向に沿って並べてられてなる他方側磁石部と
を備え、
前記一方側磁石部のそれぞれの前記第二磁石は、前記第一磁石の前記一方の面と対面可能であるとともに、前記第一磁石の前記一方の面と同一極性の一方側対向面を有しており、
前記他方側磁石部のそれぞれの前記第三磁石は、前記第一磁石の前記他方の面と対面可能であるとともに、前記第一磁石の前記他方の面と同一極性の他方側対向面を有しており、
前記第一磁石は、前記第一方向および前記第一磁石の高さ方向に対して垂直な方向である垂直方向から見て、前記第一磁石における高さ方向の中心を通る移動側中心線が、前記一方側磁石部のそれぞれの前記第二磁石における高さ方向の中心を通るそれぞれの不動側第一中心線以下に位置しており、
前記第一磁石は、前記第一方向および前記第一磁石の高さ方向に対して垂直な方向である垂直方向から見て、前記第一磁石における高さ方向の中心を通る移動側中心線が、前記他方側磁石部のそれぞれの前記第三磁石における高さ方向の中心を通るそれぞれの不動側第二中心線以下に位置しており、
前記一方側磁石部におけるそれぞれの前記第二磁石は、前記垂直方向から見て、それぞれの前記第二磁石の前記不動側第一中心線が前記移動側中心線と交差するように傾斜して設けられており、
前記他方側磁石部におけるそれぞれの前記第三磁石は、前記垂直方向から見て、それぞれの前記第三磁石の前記不動側第二中心線が前記移動側中心線と交差するように傾斜して設けられており、
前記一方側磁石部のそれぞれの前記第二磁石は、前記垂直方向から見て、前記他方側磁石部のそれぞれの前記第三磁石に対して前記第一方向にずれるように設けられている
ことを特徴とする。
【0007】
また、前記一方側磁石部のそれぞれの前記第二磁石および前記他方側磁石部のそれぞれの前記第三磁石はいずれも同一形状に形成されているようにしてもよい。
【0008】
さらに、前記一方側磁石部のそれぞれの前記第二磁石はいずれも所定角度で傾斜しており、前記他方側磁石部のそれぞれの前記第三磁石はいずれも前記所定角度で傾斜しているようにしてもよい。
【0009】
また、前記一方側磁石部のそれぞれの前記第二磁石および前記他方側磁石部のそれぞれの第三磁石はいずれも、平面視で湾曲した円弧状に形成されており、前記一方側磁石部は、前記複数の第二磁石が円環状に連結されることで円環状に形成されており、前記他方側磁石部は、前記複数の第三磁石が円環状に連結されることで前記一方側磁石と同心円となる円環状に形成されているようにしてもよい。
【0010】
さらに、前記第一磁石は、平面視で湾曲した円弧状に形成されているようにしてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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