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公開番号
2025056484
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-08
出願番号
2023165988
出願日
2023-09-27
発明の名称
配膳車
出願人
株式会社井上製作所
代理人
個人
主分類
A47B
31/00 20060101AFI20250401BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約
【課題】 配膳車内に保管される食品の食感や食味等の向上を図ることができ、且つ移動も容易な配膳車とする。
【解決手段】 カート収容室10を有する配膳車本体2と、配膳車本体2のカート収容室10内に収容されるカート3を備え、カート3は幅中央部分に仕切り壁15が形成され、該仕切り壁15の一側が蒸気による加熱と冷気による冷却が行われる温冷室11となされ、同他側が冷気による冷却のみが行われる冷室12となされた配膳車において、配膳車本体2の上部に前記温冷室11および冷室12に冷気を供給する冷却装置41および前記温冷室11に蒸気を供給する蒸気供給手段36が設けられ、温冷室11には、前記冷却装置41から供給される冷気の供給と前記蒸気発生手段36から供給される蒸気の供給を切換える切換ダンパー35が設けられている。
【選択図】 図6
特許請求の範囲
【請求項1】
カート収容室を有する配膳車本体と、配膳車本体のカート収容室内に収容されるカートを備え、カートは幅中央部分に、前後方向に伸びる仕切り壁部材が上下方向に列設されてなる仕切り壁が形成され、該仕切り壁の一側が蒸気による加熱と冷気による冷却が行われる温冷室となされ、同他側が冷気による冷却のみが行われる冷室となされたカート収容型配膳車において、配膳車本体の上部に前記温冷室および冷室に冷気を供給する冷却装置および前記温冷室に蒸気を供給する蒸気供給手段が設けられ、温冷室については、前記冷却装置から供給される冷気の供給と前記蒸気発生手段から供給される蒸気の供給を切換える切換ダンパーが設けられ、該切換ダンパーによって、前記温冷室の上部から冷気と蒸気が選択的に供給されるようになされている、配膳車。
続きを表示(約 480 文字)
【請求項2】
切換ダンパーが、略立方体形状のダンパー本体と、ダンパー本体の上壁に形成された蒸気通過口と、ダンパー本体の側壁に形成された冷気通過口と、基部がダンパー本体の上壁と側壁が交わる隅部に回動自在に軸支された切換え用プレートを備え、該切換え用プレートが水平状態では、該プレートによって、前記蒸気通過口が閉止されると共に、前記冷気通過口が開放されて、冷気が供給され、前記切換え用プレートを90回動させることで、該プレートによって、前記蒸気通過口が開放されると共に、前記冷気通過口が閉止されて、蒸気が供給されるようになされている、請求項1記載の配膳車。
【請求項3】
蒸気供給手段が、送風を行うファンと、ファンに隣接して設けられた蒸気発生装置と、蒸気発生装置に隣接して設けられ、蒸気発生装置で発生し、前記ファンによって送気される蒸気を加熱する加熱手段とが一体となった蒸気供給ユニットである請求項1または請求項2記載の配膳車。
【請求項4】
蒸気供給ユニットにおける加熱手段がヒータである、請求項3記載の配膳車。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、病院や介護施設等において、患者や入所者に給食を提供する際に使用される配膳車に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
一般に配膳車は、御飯やみそ汁等の温めて食べる食品を保管するための温蔵室と、サラダやデザート等の冷食で提供する食品を保管するための冷蔵室とに区画され、前記温蔵室ではヒータ等の加熱手段を用いて前記食品を所定の温度に加熱することが行われ、前記冷蔵室では冷却装置を用いて前記食品を所定の温度帯で冷却することが行われている。
【0003】
より詳細には、例えば2つの温蔵室と2つの冷蔵室を有する配膳車の場合、配膳車本体内において、冷却装置に連通して冷気流通用ダクトを兼ねた中間壁によって、左右2室に分けられ、更にこれら各室の中央部分には、仕切り壁部材が上下方向に列設されて、その一側が冷蔵室、他側が温蔵室となされたものが知られている。
【0004】
そして、前記各温蔵室の一方の側壁部には、ヒータを内蔵したダクト部が形成され、その天井部には、シロッコファンを有する送風ユニットが着脱可能に配設されている。また、各送風ユニットのオゾン発生室内には、当該送風ユニットの吸込口にオゾンを供給するオゾン発生器、オゾン発生回路部及び小型ファンが設けられている。そして、前記オゾン発生器によって発生されたオゾンは、送風ユニットの吸込口に供給され、該送風ユニットのシロッコファンによって、送風ユニットの吸込口からダクト部の吸気口に送り込まれ、ヒートパネルの両側端縁部の各貫通孔及び下端部の排気口から温蔵室内に供給される構造となされていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2005―95313号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
前述した構造の配膳車では、オゾン発生手段は温蔵室の天井部に着脱可能に配設される送風ユニットの本体内に設けられ、該オゾン発生手段から発生されたオゾンは、送風ユニットの送風手段によって温風の流路に沿って温蔵室内に供給されるため、オゾンを温蔵室内に送り込むための専用のオゾン送り用ファンや配管等を設ける必要が無く、製造コストの削減化を図ることができるというものであった。また、オゾン発生手段は温蔵室の天井部に着脱可能に配設される送風ユニットの本体内に設けられるため、該オゾン発生手段の点検・修理を容易に行うことができるというものであった。
しかしながら、前述したオゾン供給のために、通常のヒータ等の加熱手段や冷却装置の他に、前述したオゾン発生手段等が必要となり、また送風ダクトの複雑化につながる等の問題があった。
【0007】
また他のこの種配膳車では、オゾン発生手段は温蔵室の天井部に配設される送風ユニットの送風ユニット本体内に形成された流路部内に設けられ、該オゾン発生手段から発生されたオゾンは、オゾン送風手段によって送風ユニットの吸込口に送風され、その後、送風手段によってダクト部に供給されて温風の流路に沿って温蔵室内に循環されるため、オゾンを温蔵室内に送り込むための専用のオゾン送り用ファンや配管等を設ける必要が無く、製造コストの削減化を図ることができるというものであった。
しかしながら、このような配膳車の場合、温蔵室内の空気だけを送風ユニットの送風手段によって循環させながらオゾンを供給することができるため、温蔵室内の脱臭や雑菌繁殖の抑制効率の向上を図ることができるものの、前記オゾン発生手段を配膳車に設置するためのスペースの確保が難しいという問題があった。
また、前記送風ユニット内に形成された流路部内にオゾン発生手段が配設されるため、この流路部の空気排出口近傍に設けられたオゾン送風手段を停止することによって、温蔵室内の温風が直接、このオゾン発生手段に当たることを防止することができ、オゾン発生手段の長寿命化が図られ、更に、温蔵室内の空気だけを送風ユニットの送風手段によって循環させながらオゾンを供給することができるため、温蔵室内の脱臭や雑菌繁殖抑制の効率の向上できるというものであった。
【0008】
しかしながら、前述したいずれの配膳車においても、オゾン供給の効率化や製造コストの低廉化が図られるのみで、配膳車内に保管される食品の食感や食味等の向上を図ることができないという問題があった。
【0009】
また、前述した配膳車は、全体構造が一体のものであるため、病院や介護施設等において、給食を準備する厨房場所から給食を提供する場所までの移動にかなりの労力を必要とするという問題もあった。
【0010】
本発明の目的は、配膳車内に保管される食品の食感や食味等の向上を図ることができ、且つ移動も容易な配膳車を提供することができる。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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