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10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025056419
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-08
出願番号
2023165880
出願日
2023-09-27
発明の名称
画像形成装置及びプログラム
出願人
富士フイルムビジネスイノベーション株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G03G
15/01 20060101AFI20250401BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】画質不良の発生を抑制する。
【解決手段】画像形成装置は、現像剤を像保持体の表面に付着させて像を形成し記録媒体に転写する画像形成ユニット30として、一の色の現像剤の像を一の像保持体の表面に形成する一の画像形成ユニットと、一の画像形成ユニットの下流側に位置し他の色の現像剤の像を他の像保持体31の表面31aに形成し、他の像保持体31の転写後の表面31aに先端部65aが接する接触部材65を含む他の画像形成ユニットと、を備える。他の像保持体31の表面31aに他の色の現像剤を付着させて予め定められている像66を形成し転写後の表面31aと接触部材65の先端部65aとの間を通す動作を予め定められている頻度で行う。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
現像剤を像保持体の表面に付着させて像を形成し記録媒体に転写する画像形成ユニットを一方向に複数備える画像形成装置であって、当該画像形成ユニットとして、一の色の現像剤の像を一の像保持体の表面に形成する一の画像形成ユニットと、当該一の画像形成ユニットの下流側に位置し他の色の現像剤の像を他の像保持体の表面に形成し、当該他の像保持体の転写後の表面に先端部が接する接触部材を含む他の画像形成ユニットと、を備える画像形成装置であって、
前記他の像保持体の前記表面に前記他の色の現像剤を付着させて予め定められている像を形成し当該表面の像を転写後の当該表面と前記接触部材の前記先端部との間を通す動作を予め定められている頻度で行う、
画像形成装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記他の画像形成ユニットは、前記他の色の現像剤の像としてYMCK色の各現像剤の像を形成する複数の他の画像形成ユニットである、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
複数の前記他の画像形成ユニットの各々に対して前記予め定められている頻度が設定される、
ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記予め定められている頻度は、前記複数の他の画像形成ユニットにおいて前記下流側に行くに従って低い、
ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記予め定められている頻度の設定は、一の色の現像剤の使用量を示す情報を基に行われる、
ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記予め定められている像は、前記他の像保持体の軸方向に延びる現像剤部分と、当該軸方向に交差する方向に離れる当該現像剤部分同士の間に設けられる非現像剤部分と、を含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記現像剤部分の数は、前記他の画像形成ユニットが複数の画像形成ユニットである場合に下流側に行くに従って減少する、
ことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記一の画像形成ユニットは、前記予め定められている像を形成しない、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項9】
現像剤を像保持体の表面に付着させて像を形成し記録媒体に転写する画像形成ユニットを一方向に複数備える画像形成装置であって、当該画像形成ユニットとして、一の色の現像剤の像を一の像保持体の表面に形成する一の画像形成ユニットと、当該一の画像形成ユニットの下流側に位置し他の色の現像剤の像を他の像保持体の表面に形成し、当該他の像保持体の転写後の表面に先端部が接する接触部材を含む他の画像形成ユニットと、を備える画像形成装置を制御するプロセッサに、
前記一の画像形成ユニットにより一の色の現像剤の像を形成した回数を取得する機能と、
前記取得した回数が予め定められている条件を満たす場合、前記他の像保持体の前記表面に前記他の色の現像剤を付着させて予め定められている像を形成し当該表面の像を前記接触部材の前記先端部との間を通す動作を行う機能と、
を実現させるプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置及びプログラムに関するものである。
続きを表示(約 4,400 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、作像手段を用いて像保持体上に作像用帯電粒子による保守用画像を形成し、転写手段による転写動作を実施しない状態で像保持体を回転させて塞ぎ部材に対して定期的若しくは不定期的に保守用画像を通過させる保守手段、を備え、保守手段で用いられる保守用画像は、像保持体の回転方向に交差する交差方向に沿って連続的又は不連続的に延びる複数の帯状画像を有し、当該帯状画像は、像保持体の前記交差方向のいずれの箇所においても、像保持体の回転方向に対して複数の凸部を間隔を置いて配置した凹凸パターンを有する構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-78787号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、現像剤を像保持体の表面に付着させて像を形成し記録媒体に転写する画像形成ユニットを一方向に複数備える場合を考える。かかる画像形成ユニットとして、一の色の現像剤の像を形成する一の画像形成ユニットと、一の画像形成ユニットの下流側に位置し他の色の現像剤の像を他の像保持体の表面に形成し、他の像保持体の転写後の表面に先端部が接する接触部材を含む他の画像形成ユニットと、を備える場合、接触部材の先端部に一の色の現像剤が堆積し塊が生成されると、その塊が記録媒体に落下することで画質不良が発生するおそれがある。
本発明の目的は、一の色の現像剤の像を形成する一の画像形成ユニットの下流側に位置し他の色の現像剤の像を形成する他の像保持体を備える他の画像形成ユニットにて他の像保持体の転写後の表面に接する接触部材の先端部に一の色の現像剤が堆積して塊が生成されることを妨げない場合に比べ、画質不良の発生を抑制することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
請求項1に記載の発明は、現像剤を像保持体の表面に付着させて像を形成し記録媒体に転写する画像形成ユニットを一方向に複数備える画像形成装置であって、当該画像形成ユニットとして、一の色の現像剤の像を一の像保持体の表面に形成する一の画像形成ユニットと、当該一の画像形成ユニットの下流側に位置し他の色の現像剤の像を他の像保持体の表面に形成し、当該他の像保持体の転写後の表面に先端部が接する接触部材を含む他の画像形成ユニットと、を備える画像形成装置であって、前記他の像保持体の前記表面に前記他の色の現像剤を付着させて予め定められている像を形成し当該表面の像を転写後の当該表面と前記接触部材の前記先端部との間を通す動作を予め定められている頻度で行う、画像形成装置である。
請求項2に記載の発明は、前記他の画像形成ユニットは、前記他の色の現像剤の像としてYMCK色の各現像剤の像を形成する複数の他の画像形成ユニットである、ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置である。
請求項3に記載の発明は、複数の前記他の画像形成ユニットの各々に対して前記予め定められている頻度が設定される、ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置である。
請求項4に記載の発明は、前記予め定められている頻度は、前記複数の他の画像形成ユニットにおいて前記下流側に行くに従って低い、ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置である。
請求項5に記載の発明は、前記予め定められている頻度の設定は、一の色の現像剤の使用量を示す情報を基に行われる、ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置である。
請求項6に記載の発明は、前記予め定められている像は、前記他の像保持体の軸方向に延びる現像剤部分と、当該軸方向に交差する方向に離れる当該現像剤部分同士の間に設けられる非現像剤部分と、を含む、ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置である。
請求項7に記載の発明は、前記現像剤部分の数は、前記他の画像形成ユニットが複数の画像形成ユニットである場合に下流側に行くに従って減少する、ことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置である。
請求項8に記載の発明は、前記一の画像形成ユニットは、前記予め定められている像を形成しない、ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置である。
請求項9に記載の発明は、現像剤を像保持体の表面に付着させて像を形成し記録媒体に転写する画像形成ユニットを一方向に複数備える画像形成装置であって、当該画像形成ユニットとして、一の色の現像剤の像を一の像保持体の表面に形成する一の画像形成ユニットと、当該一の画像形成ユニットの下流側に位置し他の色の現像剤の像を他の像保持体の表面に形成し、当該他の像保持体の転写後の表面に先端部が接する接触部材を含む他の画像形成ユニットと、を備える画像形成装置を制御するプロセッサに、前記一の画像形成ユニットにより一の色の現像剤の像を形成した回数を取得する機能と、前記取得した回数が予め定められている条件を満たす場合、前記他の像保持体の前記表面に前記他の色の現像剤を付着させて予め定められている像を形成し当該表面の像を前記接触部材の前記先端部との間を通す動作を行う機能と、を実現させるプログラムである。
【発明の効果】
【0006】
請求項1の発明によれば、一の色の現像剤の像を形成する一の画像形成ユニットの下流側に位置し他の色の現像剤の像を形成する他の像保持体を備える他の画像形成ユニットにて他の像保持体の転写後の表面に接する接触部材の先端部に一の色の現像剤が堆積して塊が生成されることを妨げない場合に比べ、画質不良の発生を抑制することができる。
請求項2の発明によれば、他の画像形成ユニットは、他の色の現像剤の像としてYMCK色の各現像剤の像を形成する複数の他の画像形成ユニットであるという構成を備えない場合に比べて、画質不良の発生を抑制することができる。
請求項3の発明によれば、複数の他の画像形成ユニットの各々に対して予め定められている頻度が設定される構成を備えない場合に比べて、画質不良の発生を抑制することができる。
請求項4の発明によれば、予め定められている頻度は、複数の他の画像形成ユニットにおいて下流側に行くに従って低いという構成を備えない場合に比べて、他の色の現像剤の消費量を抑制することができる。
請求項5の発明によれば、予め定められている頻度の設定は、一の色の現像剤の使用量を示す情報を基に行われるという構成を備えない場合に比べて、画質不良の発生を抑制することができる。
請求項6の発明によれば、予め定められている像は、他の像保持体の軸方向に延びる現像剤部分と、軸方向に交差する方向に離れる現像剤部分同士の間に設けられる非現像剤部分と、を含む構成を備えない場合に比べて、画質不良の発生を抑制することができる。
請求項7の発明によれば、現像剤部分の数は、他の画像形成ユニットが複数の画像形成ユニットである場合に下流側に行くに従って減少するという構成を備えない場合に比べて、他の色の現像剤の消費量を抑制することができる。
請求項8の発明によれば、一の画像形成ユニットは、予め定められている像を形成しないという構成を備えない場合に比べて、一の色の現像剤の消費量を抑制することができる。
請求項9の発明によれば、一の色の現像剤の像を形成する一の画像形成ユニットの下流側に位置し他の色の現像剤の像を形成する他の像保持体を備える他の画像形成ユニットにて他の像保持体の転写後の表面に接する接触部材の先端部に一の色の現像剤が堆積して塊が生成されることを妨げない場合に比べ、画質不良の発生を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
画像形成装置を説明する図である。
画像形成装置の現像器を説明する図である。
画像形成装置の感光体ドラム周りを説明する図である。
画像形成装置の制御部のハードウェアの構成例を示した図である。
制御部の機能構成を説明するブロック図である。
崩し動作に用いられる画像の例を示す図である。
画像により行う崩し動作を説明する図である。
崩し動作の処理手順例を示すフローチャートである。
各画像形成ユニットにおける崩し動作の適用例を示す表であり、(a)は、崩し動作を行う頻度、(b)は画像の帯状部の数を示す。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、画像形成装置1を説明する図である。
本実施形態に係る画像形成装置1は、給紙ユニット1Aと、印刷ユニット1Bと、排紙ユニット1Cとを備える。
給紙ユニット1Aは、記録媒体の一例としての用紙Pを収容する第1用紙収容部11~第4用紙収容部14を備える。
また、給紙ユニット1Aには、第1用紙収容部11~第4用紙収容部14の各々に対応して設けられ、各用紙収容部に収容された用紙Pを印刷ユニット1Bに接続された搬送経路に送り出す送り出しロール15~18が設けられている。
【0009】
印刷ユニット1Bは、用紙Pに画像を形成する画像形成部20を備える。また、印刷ユニット1Bには、画像形成装置1の各部を制御する制御部21が設けられている。
また、印刷ユニット1Bは、画像処理部22を備える。画像処理部22は、画像読取装置4やパーソナルコンピュータ(PC)5から送信されてきた画像データに対して画像処理を施す。
また、印刷ユニット1Bには、タッチパネルなどから構成され、ユーザに対する情報の通知を行うとともにユーザからの情報の入力を受け付けるUI(User Interface)23が設けられている。
【0010】
画像形成手段の一例としての画像形成部20には、一定の間隔を置いて並列的に配置される6つの画像形成ユニット30T,30P,30Y,30M,30C,30K(以下、単に「画像形成ユニット30」と称する場合がある)が設けられている。
各画像形成ユニット30は、矢印A方向に回転しながら静電潜像が形成される感光体ドラム31、感光体ドラム31の表面を帯電する帯電ロール32、感光体ドラム31上に形成された静電潜像を現像する現像器33、感光体ドラム31表面のトナー等を除去するドラムクリーナ34を備える。
(【0011】以降は省略されています)
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