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公開番号2025055865
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-08
出願番号2023165271
出願日2023-09-27
発明の名称集積装置
出願人大森機械工業株式会社
代理人個人
主分類B65G 47/53 20060101AFI20250401BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】 製品にダメージを与えることなく、段積み集積できる集積装置を提供する
【構成】 包装体1を搬送するベルトコンベア装置11と、そのベルトコンベア装置から搬出され落下供給される包装体を受け取るバケットコンベア装置12を備える。バケットコンベア装置は、リニア搬送システムを利用して搬送する複数のバケット20を有する。ベルトコンベア装置から搬出された包装体は、供給位置で待機するバケットに供給され、平積みされるが、バケットの前壁部20aに接触する際にバケットを前進移動して包装体に加わる衝撃を抑制する。その後、バケットを後退移動して次の包装体の供給に備える。
【選択図】 図9
特許請求の範囲【請求項1】
製品を搬送するコンベア装置と、
そのコンベア装置から搬出され落下供給される前記製品を受け取るバケットコンベア装置を備え、
前記バケットコンベア装置は、複数のバケットと、その複数のバケットを搬送する搬送手段を有し、複数の前記バケットのうち供給位置に位置する前記バケットに対し、前記製品を平済み状態で複数個を供給することで集積する落下供給される集積装置であって、
前記製品が前記バケットに接触する際に、その接触する方向に前記バケットを移動するように構成する集積装置。
続きを表示(約 370 文字)【請求項2】
前記コンベア装置は、前記製品を前方に向けて搬出するように構成し、
その搬出された前記製品は、前記バケットの前壁部に接触し、その接触する際に前記バケットを前進移動し、そのあと後退移動するように構成する請求項1に記載の集積装置。
【請求項3】
前記前進移動の速度は、前記コンベア装置で搬出される前記製品の移動速度に応じた速度とする請求項2に記載の集積装置。
【請求項4】
前記前進移動の移動距離より前記後退移動の移動距離を短くする請求項2に記載の集積装置。
【請求項5】
前記搬送手段はリニア搬送システムを利用したものであり、
前記供給位置に位置する前記バケットの移動も前記リニア搬送システムを用いて行う
請求項1から4のいずれか1項に記載の集積装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、集積装置に関するもので、例えば製品をバケット内に平積み状態で集積する技術に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
例えば扁平な包装体等の製品を平積みして集積する集積装置との一例としては、包装体を搬送するコンベア装置の搬出側にバケットコンベア装置を配置したものがある。この集積装置は、バケットコンベア装置における包装体の搬入位置は、コンベア装置の搬出位置よりも低くしている。かかる集積装置は、バケットコンベア装置のバケットがコンベア装置の搬出側で一時停止して待機し、その状態で、コンベア装置から順次搬出される包装体をバケット内に落下供給する。これにより、バケット内で包装体が段積みされ集積される。この種の装置は、例えば特許文献1に開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6558548号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一時停止しているバケットに包装体が供給されると、包装体は前方の壁に接触し、包装体には接触に伴う壁からの反力が加わる。例えば包装体がピロー包装体であり、搬送方向の前方側に比較的シール幅の広いトップシール部が存在する場合には、そのトップシール部が一種のパッキン・クッションのように作用し、接触に伴う反力を吸収することができることがある。しかし、例えば搬送速度が速く反力が大きい場合や、例えばトップシール部が超音波シールされていてシール幅が狭く衝撃吸収ができない場合、被包装物が前方の壁にあたり被包装物が損傷等する恐れがある。
【0005】
さらに、最近の包装体は、カットピッチが被包装物の長さに近く、トップシール部の近くに被包装物が収容されるものがあり、そのような形態ではより被包装物への衝撃が大きくなる。
【0006】
上述した課題はそれぞれ独立したものとして記載しているものであり、本発明は、必ずしも記載した課題の全てを解決できる必要はなく、少なくとも一つの課題が解決できればよい。またこの課題を解決するための構成についても単独で分割出願・補正等により権利取得する意思を有する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を解決するために、本発明の包装機における集積装置は、(1)製品を搬送するコンベア装置と、そのコンベア装置から搬出され落下供給される前記製品を受け取るバケットコンベア装置を備え、前記バケットコンベア装置は、複数のバケットと、その複数のバケットを搬送する搬送手段を有し、複数の前記バケットのうち供給位置に位置する前記バケットに対し、前記製品を平済み状態で複数個を供給することで集積する落下供給される集積装置であって、前記製品が前記バケットに接触する際に、その接触する方向に前記バケットを移動するように構成した。
【0008】
このようにすると、製品がバケットに接触する際にその接触しようする方向にバケットを移動させるとで、接触時の製品とバケットの相対速度差が小さくなり製品に加わる衝撃も小さくなる。よって、製品が損傷することを可及的に抑制できる。
【0009】
(2)前記コンベア装置は、前記製品を前方に向けて搬出するように構成し、その搬出された前記製品は、前記バケットの前壁部に接触し、その接触する際に前記バケットを前進移動し、そのあと後退移動するように構成するとよい。
【0010】
バケット内には複数の製品を集積するため、製品の搬送方向が前方の場合、製品を受け取る都度前方に移動すると、そのときの移動距離や集積する個数が多くなると、バケットがコンベア装置の搬出側から離れすぎて製品を適正に供給することが困難になることがあるが、前進移動した後に後退移動することで係る事態の発生を可及的に抑制できる。この前進移動と後退移動は、例えばバケットコンベア装置におけるバケットの移動を制御する制御装置が行うとよい。
(【0011】以降は省略されています)

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