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公開番号2025054868
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-08
出願番号2023164061
出願日2023-09-26
発明の名称便器
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人弁理士法人北斗特許事務所
主分類A47K 11/04 20060101AFI20250331BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】掃除が行いやすいうえ、便座からの立ち上がり動作も行いやすい便器を提供する。
【解決手段】便器1は、排泄物を受ける部分を内側に有する便器本体2と、便器本体2の上に設置される便座3と、便座3と便器本体2の上面の便座3の周囲の部分とを覆うことが可能な便蓋4と、を備える。便器1は更に、便器本体2の下面から下方に突出する少なくとも1つの脚7を備える。便座3を覆う倒伏姿勢の便蓋4と便器本体2とは、立方体状をなす。便座3に座った状態の使用者から見た方向を基準としたとき、便器本体2の前面の下部には、後方に向けて凹み、かつ下方に向けて開放された足入れ凹部61が設けられている。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
排泄物を受ける部分を内側に有する便器本体と、
前記便器本体の上に設置される便座と、
前記便座と前記便器本体の上面の前記便座の周囲の部分とを覆うことが可能な便蓋と、
前記便器本体の下面から下方に突出する少なくとも1つの脚と、を備え、
前記便座を覆った倒伏姿勢の前記便蓋と前記便器本体とは、立方体状をなし、
前記便座に座った状態の使用者から見た方向を基準としたとき、
前記便器本体の前面の下部には、後方に向けて凹み、かつ下方に向けて開放された足入れ凹部が設けられている、
便器。
続きを表示(約 290 文字)【請求項2】
前記足入れ凹部の底面は、下側の部分ほど後方に位置するように傾斜している、
請求項1に記載の便器。
【請求項3】
前記少なくとも1つの脚は、前記便器本体の下面の四隅に配置された4つの脚を有し、
前記4つの脚のうち、前側の2つの脚の間には、前記足入れ凹部と連通した足入れ空間が形成されている、
請求項1又は2に記載の便器。
【請求項4】
前記便器本体は、前記便器本体の前面の少なくとも一部を構成する蓋を有し、
前記蓋に前記足入れ凹部が設けられている、
請求項1又は2に記載の便器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、便器に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、略直方体形状をなし、上方開口部を有し、排便袋が収納される本体と、上方開口部を覆い、排泄孔が設けられた中蓋と、中蓋に載置されたクッション材と、クッション材と排泄孔を覆う平面視矩形状の天蓋と、を備える簡易トイレが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-81346号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1に記載の簡易トイレでは、クッション材と排泄孔を覆う状態の天蓋と本体とが略直方体形状をなし、天蓋の外面と本体の外面とが略面一に並んでいるため、天蓋から本体にかけて拭き掃除などの掃除が行いやすい。
【0005】
しかし、この簡易トイレでは、本体が略直方体形状であるため、本体の前面が鉛直方向に対して平行な鉛直面となっている。そのため、簡易トイレの中蓋上のクッション材(つまり便座)に座った使用者が立ち上がる際に、本体の前面である鉛直面に阻まれて、足先を立ち上がり動作のしやすい後方位置に配置できず、立ち上がり動作が行いにくいという問題があった。
【0006】
上記事情に鑑みて、掃除が行いやすいうえ、便座からの立ち上がり動作も行いやすい便器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示に係る一態様の便器は、排泄物を受ける部分を内側に有する便器本体と、前記便器本体の上に設置される便座と、前記便座と前記便器本体の上面の前記便座の周囲の部分とを覆うことが可能な便蓋と、を備える。一態様の便器は更に、前記便器本体の下面から下方に突出する少なくとも1つの脚を備える。前記便座を覆う倒伏姿勢の前記便蓋と前記便器本体とは、立方体状をなす。前記便座に座った状態の使用者から見た方向を基準としたとき、前記便器本体の前面の下部には、後方に向けて凹み、かつ下方に向けて開放された足入れ凹部が設けられている。
【発明の効果】
【0008】
本開示に係る一態様の便器では、掃除が行いやすいうえ、便座からの立ち上がり動作も行いやすい。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本開示に係る一実施形態の便器を示す斜視図である。
図2は、同上の便器の便座、便蓋、及び前側の蓋を開いた状態を示す斜視図である。
図3は、同上の便器に、使用者の排泄物を受ける袋を取り付けた状態を示す斜視図である。
図4は、同上の便器が便器用手すりに固定された設置状態の一例を示す斜視図である。
図5は、同上の便器が備える便器本体の一部を示す分解斜視図である。
図6は、同上の便器本体の残りの部分を示す分解斜視図である。
図7は、同上の便器を示す正面図である。
図8は、同上の便器を示す右の側面図である。
図9は、同上の便器を示す背面図である。
図10は、同上の便器を示す平面図である。
図11は、同上の便器を示す底面図である。
図12は、図10のA-A線における断面図である。
図13は、同上の便器本体の下パーツを下側から示す斜視図である。
図14は、同上の便器本体が有するフレーム部の脚取付部を示す断面図である。
図15は、同上の脚取付部と脚を示す分解斜視図である。
図16は、同上の便器と便器用手すりの設置状態を示す背面図である。
図17は、同上の便器と便器用手すりとを固定する固定部材を示す斜視図である。
図18Aは、同上の固定部材を示す平面図であり、図18Bは、同上の固定部材を示す底面図であり、図18Cは、同上の固定部材を示す側面図である。
図19は、同上の固定部材の変形例1を示す底面図である。
図20Aは、同上の固定部材の変形例2を示す平面図であり、図20Bは、同上の変形例2を示す側面図であり、図20Cは、同上の変形例2を示す背面図である。
図21Aは、同上の固定部材の変形例3を示す平面図であり、図21Bは、同上の変形例3を示す側面図であり、図21Cは、同上の変形例3を示す背面図である。
図22は、同上の便器の袋取付部を示す斜視図であり、便器本体の内パーツ、便座、及び便蓋の図示を省略した図である。
図23は、同上の便器の袋取付部を示す他の斜視図である。
図24Aは、同上の便器が備える受け皿を示す斜視図であり、図24Bは、同上の受け皿を示す側面図であり、図24Cは、同上の受け皿を示す正面図である。
図25は、同上の便器用手すりを単独で示す斜視図である。
図26は、同上の便器の他例を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(一実施形態)
1.概要
図1、図2、及び図7に示す一実施形態の便器1は、排泄物を受ける部分を内側に有する便器本体2と、便器本体2の上に設置される便座3と、便座3と便器本体2の上面の便座3の周囲の部分とを覆うことが可能な便蓋4と、を備える。この便器1は更に、便器本体2の下面から下方に突出する少なくとも1つの脚7を備える。便座3を覆う倒伏姿勢の便蓋4と便器本体2とは、立方体状をなす。便座3に座った状態の使用者から見た方向を基準としたとき、便器本体2の前面の下部には、後方に向けて凹み、かつ下方に向けて開放された足入れ凹部61が設けられている。
(【0011】以降は省略されています)

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