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公開番号2025054510
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-08
出願番号2023163578
出願日2023-09-26
発明の名称撮像装置及びその制御方法、及びシステム
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類H04N 5/222 20060101AFI20250331BHJP(電気通信技術)
要約【課題】 1台の撮像装置により撮影された画像に基づいて生成された複数画角の画像のいずれかを選択して配信する場合に、被写体側において、どの画角の映像が使用されているかを認識できるようにすること。
【解決手段】 撮像して得られた画像を外部装置に出力するための出力手段と、前記外部装置から、配信中の画像を示すタリー信号を受信する受信手段と、通知手段と、前記受信手段により受信したタリー信号に基づいて前記通知手段による通知を行うように制御する制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記受信手段により受信した前記タリー信号が、第1の画角の画像に対応するタリー信号である第1の場合と、前記第1の画角と異なる第2の画角の画像に対応するタリー信号である第2の場合とで、異なる通知を行うように前記通知手段を制御する。
【選択図】 図3
特許請求の範囲【請求項1】
撮像して得られた画像を外部装置に出力するための出力手段と、
前記外部装置から、配信中の画像を示すタリー信号を受信する受信手段と、
通知手段と、
前記受信手段により受信したタリー信号に基づいて前記通知手段による通知を行うように制御する制御手段と、
を有し、
前記制御手段は、前記受信手段により受信した前記タリー信号が、第1の画角の画像に対応するタリー信号である第1の場合と、前記第1の画角と異なる第2の画角の画像に対応するタリー信号である第2の場合とで、異なる通知を行うように前記通知手段を制御する、
ことを特徴とする撮像装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記受信手段により受信したタリー信号に対応する画像の画角を判定する判定手段を更に有し、
前記制御手段は、前記判定手段による判定結果に応じた通知を行うように前記通知手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記受信手段は、前記タリー信号と共に配信中の画像の画角に関する情報を受信し、
前記判定手段は、前記受信手段により受信した情報に基づいて、前記受信手段により受信したタリー信号に対応する画像の画角を判定することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記第1の画角は、撮像して得られた画像の全画角であり、
前記第2の画角は、前記全画角の画像のうちの一部領域に対応する画角である、
ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項5】
前記通知手段は、発光部を含み、
前記制御手段は、前記第1の場合と、前記第2の場合とで、互いに異なる色または点灯パターンで前記発光部を発光させるように制御することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項6】
撮像して得られた画像に、前記出力手段により出力される画像の画角を示す画角情報を重畳して表示する表示手段を更に有することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項7】
前記表示手段は、画角に対応する枠を、前記画角情報として重畳表示することを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
【請求項8】
複数の前記出力手段を有し、撮像して得られた画像のうち画角が異なる複数の画像を、前記複数の出力手段により外部装置に出力可能であり、
前記表示手段は、前記複数の出力手段により出力される前記複数の画像にそれぞれ対応する画角を示す枠を、異なる表示形態で撮像して得られた画像に重畳して表示する、ことを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
【請求項9】
前記出力手段に出力する画像の画角を指定する指定手段を有することを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。
【請求項10】
前記出力手段により前記第1の画角の画像と、前記第2の画角の画像をそれぞれ出力する場合に、
前記表示手段は、前記第1の画角を示す画角情報を第1の表示形態で表示し、前記第2の画角を示す画角情報を第2の表示形態で表示し、
前記制御手段は、前記受信手段により受信した前記タリー信号が前記第1の画角の画像に対応するタリー信号である第1の場合は、前記第1の表示形態に対応する形態で前記通知手段による通知を行うように制御し、前記受信手段により受信した前記タリー信号が前記第2の画角の画像に対応するタリー信号である第2の場合は、前記第2の表示形態に対応する形態で前記通知手段による通知を行うように制御する、
ことを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像装置及びその制御方法、システムに関し、更に詳しくは、配信中の画像に関する情報を被写体側に通知する技術に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、撮影現場において、被写体側から撮影・配信中か否かを判断しにくいという課題があった。これに対し、特許文献1には、配信時に点灯するオンエアタリーランプと、キュー指示時に点灯するキュータリーランプとを設け、これらのランプのオン/オフにより被写体側が撮影・配信されていることを瞬時に認識できる技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-243624号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一方、近年では、1台の撮像装置が全画角の映像を撮影する機能と全画角よりも狭い画角の映像を撮影できるクロップ機能とを搭載し、全画角の映像とクロップされた画角の映像を、複数の映像端子へ出力することができる撮像装置が増えている。
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、オンエアタリーランプとキュータリーランプの点灯により、被写体側では撮影・配信が行われていることは分かるが、どの画角の映像が撮影・配信されているかを区別することができない。
【0006】
本発明は上記問題点を鑑みてなされたものであり、1台の撮像装置により撮影された画像に基づいて生成された複数画角の画像のいずれかを選択して配信する場合に、被写体側において、どの画角の映像が使用されているかを認識できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明の撮像装置は、撮像して得られた画像を外部装置に出力するための出力手段と、前記外部装置から、配信中の画像を示すタリー信号を受信する受信手段と、通知手段と、前記受信手段により受信したタリー信号に基づいて前記通知手段による通知を行うように制御する制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記受信手段により受信した前記タリー信号が、第1の画角の画像に対応するタリー信号である第1の場合と、前記第1の画角と異なる第2の画角の画像に対応するタリー信号である第2の場合とで、異なる通知を行うように前記通知手段を制御する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、1台の撮像装置により撮影された画像に基づいて生成された複数画角の画像のいずれかを選択して配信する場合に、被写体側において、どの画角の映像が使用されているかを認識できるようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の第1の実施形態における画像配信システムを示す図。
第1の実施形態における撮像装置の構成の一例を示すブロック図。
第1の実施形態におけるタリー表示処理を示すフローチャート。
第1の実施形態における全画角画像とクロップ画像を示す枠を重畳表示した例を示す図。
第2の実施形態におけるタリー表示処理を示すフローチャート。
第2の実施形態における全画角画像とクロップ画像を示す枠を重畳表示した例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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