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公開番号
2025054269
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-07
出願番号
2024164912
出願日
2024-09-24
発明の名称
組成物、シート及び金属張積層体
出願人
ダイキン工業株式会社
代理人
弁理士法人タス・マイスター
主分類
C08L
27/12 20060101AFI20250328BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約
【課題】 本開示は、吸水および吸湿を抑制する組成物、特に、吸湿による誘電正接の上昇が抑制されるシートを得るための組成物、それを用いたシート及び金属張積層体を提供する。
【解決手段】 フッ素樹脂、無機粒子、及びオルガノシロキサンを含む組成物。それを用いたシート及び金属張積層体。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
フッ素樹脂、無機粒子、及びオルガノシロキサンを含む組成物。
続きを表示(約 520 文字)
【請求項2】
前記無機粒子がシリカを必須成分とする無機粒子である請求項1記載の組成物。
【請求項3】
前記フッ素樹脂がパーフルオロ系フッ素樹脂である請求項1又は2記載の組成物。
【請求項4】
前記パーフルオロ系フッ素樹脂がポリテトラフルオロエチレンである請求項3記載の組成物。
【請求項5】
前記シリカが球状シリカである請求項2記載の組成物。
【請求項6】
前記シリカの10GHzの誘電正接が0.0025以下である請求項2記載の組成物。
【請求項7】
前記無機粒子がシランカップリング剤でコーティングされたものである請求項1又は2記載の組成物。
【請求項8】
前記無機粒子の含有量が組成物全体の40質量%以上である請求項1又は2記載の組成物。
【請求項9】
前記無機粒子の平均粒子径が0.5μm以上である請求項1又は2記載の組成物。
【請求項10】
前記オルガノシロキサンの粘度が3~18000mm
2
/s(25℃)である請求項1又は2記載の組成物。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、組成物、シート及び金属張積層体に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
高周波用プリント配線板においては、伝送損失が小さい高周波用プリント配線板が求められている。このような高周波用プリント配線板において、フッ素樹脂フィルムを使用することが公知である(特許文献1等)。また、配線基板材料としてフィラーを配合したフッ素樹脂を使用することについて、特許文献2、3に記載されている。
【0003】
また、特許文献4には、真球状シリカ粒子をフッ素樹脂に配合したフッ素樹脂組成物を回路用基板に使用することが開示されている。
更に、特許文献5には、テトラフルオロエチレン系ポリマーと、特定の動粘度と沸点を有する液状化合物とを含む分散液を用いて、基材上にポリマー層を形成し、積層体を得ることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-8260号公報
特開昭63-259907号公報
特表2022-510017号公報
国際公開第2020/145133号
特開2022-69962号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本開示は、吸水及び吸湿を抑制する組成物を提供することを目的とする。また、本開示は、吸水による外観不良抑制のみならず吸湿による誘電正接の上昇が抑制されるシートを得ることができる組成物、それを用いたシート及び金属張積層体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示は、フッ素樹脂、無機粒子、及びオルガノシロキサンを含む組成物である。
前記無機粒子がシリカを必須成分とする無機粒子であることが好ましい。
前記フッ素樹脂がパーフルオロ系フッ素樹脂であることが好ましい。
前記パーフルオロ系フッ素樹脂がポリテトラフルオロエチレン(PTFE)であることが好ましい。
【0007】
前記シリカが球状シリカであることが好ましい。
前記シリカの10GHzの誘電正接が0.0025以下であることが好ましい。
【0008】
前記無機粒子がシランカップリング剤でコーティングされたものであることが好ましい。
前記無機粒子の含有量が組成物全体の40質量%以上であることが好ましい。
前記無機粒子の平均粒子径が0.5μm以上であることが好ましい。
【0009】
前記オルガノシロキサンの粘度が3~18000mm
2
/s(25℃)であることが好ましい。
前記オルガノシロキサンの含有量が組成物全体の20質量%未満であることが好ましい。
【0010】
前記オルガノシロキサンが変性オルガノシロキサンであることが好ましい。
前記変性オルガノシロキサンは、その側鎖、片末端及び両末端のいずれか、又はそれら全てに、水素原子、アミノ基、エーテル基、エポキシ基、メルカプト基、カルボキシル基、アクリル基、メタクリル基、カルボン酸無水物基、アルキル基、アラルキル基、フルオロアルキル基、パーフルオロアルキル基、エステル基、アミド基、及びフェニル基からなる群から選択される少なくとも1種を有するものであることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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