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公開番号2025054030
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-07
出願番号2023163206
出願日2023-09-26
発明の名称空気入りタイヤ
出願人TOYO TIRE株式会社
代理人個人,個人
主分類B60C 13/00 20060101AFI20250331BHJP(車両一般)
要約【課題】サイドウォールが外傷を受けたことを容易に気付くことができ、結果としてパンクを未然に防止するなどの対応を適切に行うことができる空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】ビード10と、一対のビード10からタイヤ径方向外側に延びており、タイヤ最大幅位置20Wを含むサイドウォール20と、一対のサイドウォール20の間に配置されるトレッド30と、を備え、サイドウォール20は、タイヤ最大幅位置20Wを含むようにして当該サイドウォール20の内部に埋設される不織布シート25を含み、不織布シート25は不織布を含み、当該不織布は、サイドウォール20の外表面20aの色と異なる色を有している。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ビードと、
一対の前記ビードからタイヤ径方向外側に延びており、タイヤ最大幅位置を含むサイドウォールと、
一対の前記サイドウォールの間に配置されるトレッドと、を備える空気入りタイヤであって、
前記サイドウォールは、前記タイヤ最大幅位置を含むようにして当該サイドウォールの内部に埋設される不織布シートを含み、
前記不織布シートは不織布を含み、当該不織布は、前記サイドウォールの外表面の色と異なる色を有する、空気入りタイヤ。
続きを表示(約 200 文字)【請求項2】
前記不織布の色は、有彩色、または蛍光色のいずれかである、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
【請求項3】
前記不織布シートの厚みは、0.3mm以上0.5mm以下である、請求項1または2に記載の空気入りタイヤ。
【請求項4】
前記不織布シートから前記サイドウォールの外表面までの距離が0.5mm以上1mm以下である、請求項1または2に記載の空気入りタイヤ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両に装着される空気入りタイヤに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
この種の空気入りタイヤの外側面を構成するサイドウォールは、縁石等に接触して外傷を受けやすい部分である。そこで、サイドウォールは、相応の強度や硬さ等を具備していることが好ましいが、反面、乗り心地が悪化するため、限度がある。特許文献1には、サイドウォールを補強するサイド補強層として、不織布をゴムで被覆した不織布-ゴム複合体がサイドウォール内に埋設された空気入りタイヤが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-93574号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、一般的にタイヤの色は、外表面及び内部ともに黒色である。このため、サイドウォールの外表面に外傷を受けた場合、その外傷に気付かなかったり、外傷の深さを容易に把握し難かったりする。このため、外傷を放置した結果、パンクに至ってしまう事態を招きかねない。
【0005】
そこで本発明は、サイドウォールが外傷を受けたことを容易に気付くことができ、結果としてパンクを未然に防止するなどの対応を適切に行うことができる空気入りタイヤを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の空気入りタイヤは、ビードと、一対の前記ビードからタイヤ径方向外側に延びており、タイヤ最大幅位置を含むサイドウォールと、一対の前記サイドウォールの間に配置されるトレッドと、を備える空気入りタイヤであって、前記サイドウォールは、前記タイヤ最大幅位置を含むようにして当該サイドウォールの内部に埋設される不織布シートを含み、前記不織布シートは不織布を含み、当該不織布は、前記サイドウォールの外表面の色と異なる色を有する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、サイドウォールが外傷を受けたことを容易に気付くことができ、結果としてパンクを未然に防止するなどの対応を適切に行うことができる空気入りタイヤを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係る空気入りタイヤのタイヤ軸方向半断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、実施形態について、図1を参照しながら説明する。図1は、実施形態に係る車両用の空気入りタイヤであるタイヤ1のタイヤ軸方向の断面を示している。このタイヤ1は、乗用車用のタイヤである。なお、実施形態のタイヤ1の構成は、ライトトラック、トラック、バス等の各種車両用のタイヤにも適用可能である。
【0010】
図1の断面図は、タイヤ1を図示しない正規リムに装着して正規内圧を充填した無負荷状態のタイヤ軸方向断面図である。正規リムとは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、当該規格がタイヤ毎に定めるリムであり、例えばJATMAであれば標準リム、TRA、及びETRTOであれば”Measuring Rim”である。正規内圧とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている空気圧であり、トラックバス用タイヤ、ライトトラック用タイヤの場合は、JATMAであれば最高空気圧、TRAであれば表”TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES”に記載の最大値、ETRTOであれば”INFLATION PRESSURE”である。乗用車用タイヤの場合は通常180kPaとするが、タイヤに、Extra Load、または、Reinforcedと記載されたタイヤの場合は220kPaとする。
(【0011】以降は省略されています)

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