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公開番号2025052785
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-07
出願番号2023161687
出願日2023-09-25
発明の名称ベルトガード、及び、ベルト駆動式送風機
出願人テラル株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類F04D 29/60 20060101AFI20250328BHJP(液体用容積形機械;液体または圧縮性流体用ポンプ)
要約【課題】ベルトガードにおける捩れ方向の強度の確保と軽量化とを、より高い次元で両立する。
【解決手段】ベルト駆動式送風機のベルト駆動部に対してベルト駆動式送風機の送風機本体部とは反対側に配置されるように構成された、本体板部GMを、備え、本体板部は、ベルトガード奥行方向の凹凸により表れるオフセット模様Kを有しており、オフセット模様は、背景部KBと、背景部に対して、ベルトガード奥行方向のいずれか一方側に位置している、複数の形状部KNと、を有しており、背景部は、環状の第1外周部KR1と、それぞれベルトガード短手方向及びベルトガード長手方向の両方に対して傾斜した方向に延在するとともに両端部が第1外周部に連通している。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項１】
ベルト駆動式送風機用のベルトガードであって、
前記ベルト駆動式送風機のベルト駆動部に対して前記ベルト駆動式送風機の送風機本体部とは反対側に配置されるように構成された、本体板部を、備え、
前記本体板部は、ベルトガード奥行方向の凹凸により表れるオフセット模様を有しており、
前記オフセット模様は、
背景部と、
前記背景部に対して、ベルトガード奥行方向のいずれか一方側に位置している、複数の形状部と、
を有しており、
前記背景部は、
環状の第１外周部と、
それぞれベルトガード短手方向及びベルトガード長手方向の両方に対して傾斜した方向に延在するとともに両端部が前記第１外周部に連通し、本体板部中心上で互いに交差する、一対の傾斜方向区画線部と、
前記ベルトガード短手方向に延在するとともに両端部が前記第１外周部に連通し、前記本体板部中心上で前記一対の傾斜方向区画線部と交差する、短手方向区画線部と、
を有しており、
前記第１外周部は、前記ベルトガード長手方向の両側においてそれぞれ前記一対の傾斜方向区画線部の端部どうしを連結するとともに略前記ベルトガード短手方向に延在する、一対の短手方向外周部分を、含んでおり、
前記一対の短手方向外周部分は、それぞれのベルトガード長手方向内側の端縁が、それぞれの前記ベルトガード長手方向内側の前記端縁の全長にわたって、前記ベルトガード短手方向に直線状に延在しており、
前記複数の形状部は、前記第１外周部、前記一対の傾斜方向区画線部、及び前記短手方向区画線部どうしの間に区画されている、ベルトガード。
続きを表示（約 730 文字）【請求項２】
前記複数の形状部は、それぞれ略三角形状をなしている、請求項１に記載のベルトガード。
【請求項３】
前記背景部は、
前記ベルトガード長手方向に延在するとともに両端部が前記第１外周部に連通し、前記本体板部中心上で前記一対の傾斜方向区画線部と交差する、長手方向区画線部
をさらに有しており、
前記複数の形状部は、前記第１外周部、前記一対の傾斜方向区画線部、前記短手方向区画線部、及び前記長手方向区画線部どうしの間に区画されている、請求項１に記載のベルトガード。
【請求項４】
前記本体板部の外周端縁からベルトガード奥行方向第１側へ延在する、側板部と、
前記側板部における前記ベルトガード奥行方向第１側の端縁から内周側へ延在する、裏板部と、
前記裏板部の内周端縁からベルトガード奥行方向第２側へ折り返されて外周側へ延在する、折り返し板部と、
をさらに備えている、請求項１に記載のベルトガード。
【請求項５】
前記ベルトガードは、平面視において、略八角形状をなしている、請求項１に記載のベルトガード。
【請求項６】
前記本体板部は、板厚が０．８～１．６ｍｍである、請求項１に記載のベルトガード。
【請求項７】
前記ベルトガードは、互いから別体に構成された複数の部材どうしがリベット止めにより連結されてなる、請求項１に記載のベルトガード。
【請求項８】
請求項１～７のいずれか一項に記載のベルトガードと、
前記ベルト駆動部と、
前記送風機本体部と、
を備えた、ベルト駆動式送風機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
この発明は、ベルトガード、及び、ベルト駆動式送風機に関するものである。
続きを表示（約 1,600 文字）【背景技術】
【０００２】
従来より、ベルト駆動式送風機は、ベルト駆動部を覆うベルトガードを備えている（例えば、特許文献１）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特許第６５７６６４７号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
従来のベルトガードにおいては、互いに相反関係にある捩れ方向の強度の確保と軽量化とを、より高い次元で両立することが求められていた。
【０００５】
この発明は、ベルトガードにおける捩れ方向の強度の確保と軽量化とを、より高い次元で両立することが可能な、ベルトガード、及び、ベルト駆動式送風機を、提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
〔１〕ベルト駆動式送風機用のベルトガードであって、
前記ベルト駆動式送風機のベルト駆動部に対して前記ベルト駆動式送風機の送風機本体部とは反対側に配置されるように構成された、本体板部を、備え、
前記本体板部は、ベルトガード奥行方向の凹凸により表れるオフセット模様を有しており、
前記オフセット模様は、
背景部と、
前記背景部に対して、ベルトガード奥行方向のいずれか一方側に位置している、複数の形状部と、
を有しており、
前記背景部は、
環状の第１外周部と、
それぞれベルトガード短手方向及びベルトガード長手方向の両方に対して傾斜した方向に延在するとともに両端部が前記第１外周部に連通し、本体板部中心上で互いに交差する、一対の傾斜方向区画線部と、
前記ベルトガード短手方向に延在するとともに両端部が前記第１外周部に連通し、前記本体板部中心上で前記一対の傾斜方向区画線部と交差する、短手方向区画線部と、
を有しており、
前記第１外周部は、前記ベルトガード長手方向の両側においてそれぞれ前記一対の傾斜方向区画線部の端部どうしを連結するとともに略前記ベルトガード短手方向に延在する、一対の短手方向外周部分を、含んでおり、
前記一対の短手方向外周部分は、それぞれのベルトガード長手方向内側の端縁が、それぞれの前記ベルトガード長手方向内側の前記端縁の全長にわたって、前記ベルトガード短手方向に直線状に延在しており、
前記複数の形状部は、前記第１外周部、前記一対の傾斜方向区画線部、及び前記短手方向区画線部どうしの間に区画されている、ベルトガード。
【０００７】
〔２〕前記複数の形状部は、それぞれ略三角形状をなしている、〔１〕に記載のベルトガード。
【０００８】
〔３〕前記背景部は、
前記ベルトガード長手方向に延在するとともに両端部が前記第１外周部に連通し、前記本体板部中心上で前記一対の傾斜方向区画線部と交差する、長手方向区画線部
をさらに有しており、
前記複数の形状部は、前記第１外周部、前記一対の傾斜方向区画線部、前記短手方向区画線部、及び前記長手方向区画線部どうしの間に区画されている、〔１〕又は〔２〕に記載のベルトガード。
【０００９】
〔４〕前記本体板部の外周端縁からベルトガード奥行方向第１側へ延在する、側板部と、
前記側板部における前記ベルトガード奥行方向第１側の端縁から内周側へ延在する、裏板部と、
前記裏板部の内周端縁からベルトガード奥行方向第２側へ折り返されて外周側へ延在する、折り返し板部と、
をさらに備えている、〔１〕～〔３〕のいずれか１つに記載のベルトガード。
【００１０】
〔５〕前記ベルトガードは、平面視において、略八角形状をなしている、〔１〕～〔４〕のいずれか１つに記載のベルトガード。
（【００１１】以降は省略されています）

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