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公開番号
2025051142
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-04
出願番号
2023160092
出願日
2023-09-25
発明の名称
基板処理方法
出願人
株式会社SCREENホールディングス
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01L
21/306 20060101AFI20250328BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】基板を適切に処理できる基板処理方法を提供する。
【解決手段】本発明は、基板処理方法に関する。基板処理方法は、基板を処理するためのものである。基板Wは、第1層Eと第2層Fと第3層Gを含む。第3層Gは、第1層Eと第2層Fの間に位置する。第1層Eは、第3層Gの組成とは異なる組成を有する。第2層Fは、第3層Gの組成とは異なる組成を有する。基板処理方法は、サイクル工程を備える。サイクル工程は、エッチング工程とリンス工程を含む。エッチング工程では、エッチング液Mが基板Wに供給される。エッチング工程では、第3層Gはエッチングされる。第3層Gのエッチングによって、生成物Pが生成される。リンス工程は、エッチング工程の後に実行される。リンス工程では、リンス液Qが基板Wに供給される。リンス工程では、生成物Pが基板Wから除去される。サイクル工程は、2回以上、繰り返される。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
基板を処理する基板処理方法であって、
前記基板は、
第1層と、
第2層と、
前記第1層と前記第2層の間に位置する第3層と、
を含み、
前記第1層は、前記第3層の組成とは異なる組成を有し、
前記第2層は、前記第3層の組成とは異なる組成を有し、
前記基板処理方法は、
サイクル工程と、
を備え、
前記サイクル工程は、
前記基板にエッチング液を供給し、前記第3層をエッチングするエッチング工程と、
エッチング工程の後に、前記基板にリンス液を供給し、前記第3層のエッチングによって生成された生成物を基板から除去するリンス工程と、
を含み、
前記サイクル工程は、2回以上、繰り返される
基板処理方法。
続きを表示(約 970 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の基板処理方法において、
前記第3層がエッチングされるとき、第3層は生成物に変化する
基板処理方法。
【請求項3】
請求項1に記載の基板処理方法において、
前記第3層は、シリコンオキサイド、チタンナイトライド、および、シリコンゲルマニウムの少なくともいずれかで構成される
基板処理方法。
【請求項4】
請求項1に記載の基板処理方法において、
生成物は、H
2
SiF
6
、TiO
++
・H
2
O
2
、H
2
Si(Ge)F
6
、SiO
3
2-
、および、GeO
3
2-
の少なくともいずれかを含む
基板処理方法。
【請求項5】
請求項1に記載の基板処理方法において、
前記第3層は、シリコンナイトライドを含まない
基板処理方法。
【請求項6】
請求項1に記載の基板処理方法において、
前記第1層と前記第2層の間の離隔距離は、20nm以下である
基板処理方法。
【請求項7】
請求項1に記載の基板処理方法において、
1回の前記サイクル工程における1回の前記エッチング工程における前記第3層のエッチング量は、閾値以下であり、
前記閾値は、前記第3層の合計エッチング量の目標値よりも小さい
基板処理方法。
【請求項8】
請求項7に記載の基板処理方法において、
前記閾値は、20nmである
基板処理方法。
【請求項9】
請求項1に記載の基板処理方法において、
前記エッチング工程では、乾いた状態の前記基板にエッチング液が供給される
基板処理方法。
【請求項10】
請求項1に記載の基板処理方法において、
前記サイクル工程は、
前記基板を乾燥する乾燥工程と、
を含み、
前記乾燥工程は、前記リンス工程の後に実行される
基板処理方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、基板処理方法に関する。基板は、例えば、半導体ウエハ、液晶ディスプレイ用基板、有機EL(Electroluminescence)用基板、FPD(Flat Panel Display)用基板、光ディスプレイ用基板、磁気ディスク用基板、光ディスク用基板、光磁気ディスク用基板、フォトマスク用基板、および、太陽電池用基板のいずれかである。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、基板を処理する基板処理方法を開示する。具体的には、基板処理方法は、基板をエッチングするためのものである。
【0003】
基板は、被保護層と被エッチング層を含む。被保護層は、シリコンオキサイドで構成される。被エッチング層は、シリコンナイトライドで構成される。
【0004】
基板処理方法は、サイクル工程を備える。サイクル工程は、2回以上、繰り返される。
【0005】
サイクル工程は、シリル化工程とエッチング工程を含む。シリル化工程では、基板にシリル化剤が供給される。シリル化剤は、例えば、Hexamethyldisilazane(HMDS)である。シリル化工程では、基板はシリル化される。エッチング工程では、基板にエッチング液が供給される。エッチング液は、例えば、フッ酸である。エッチング工程では、被エッチング層はエッチングされる。具体的には、エッチング工程では、シリコンナイトライドはエッチングされる。エッチング工程では、被保護層はエッチングされない。具体的には、エッチング工程では、シリコンオキサイドはエッチングされない。
【0006】
サイクル工程は、さらに、リンス工程を含む。リンス工程では、基板にリンス液が供給される。リンス液は、例えば、脱イオン水(DIW)である。リンス工程では、エッチング液は、基板から除去される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2012-164949公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
従来の基板処理方法であっても、基板を適切に処理することが困難な場合がある。例えば、被エッチング層が2つの被保護層の間に位置することがある。この場合、被エッチング層のエッチングレートは、低い。特に、2つの被保護層の間の離隔距離が小さいとき、被エッチング層のエッチングレートは著しく低い。このため、被エッチング層を効率良くエッチングすることは、難しい。被エッチング層をエッチングする時間が長い。
【0009】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、基板を適切に処理できる基板処理方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は、このような目的を達成するために、次のような構成をとる。すなわち、本発明は、基板を処理する基板処理方法であって、前記基板は、第1層と、第2層と、前記第1層と前記第2層の間に位置する第3層と、を含み、前記第1層は、前記第3層の組成とは異なる組成を有し、前記第2層は、前記第3層の組成とは異なる組成を有し、前記基板処理方法は、サイクル工程と、を備え、前記サイクル工程は、前記基板にエッチング液を供給し、前記第3層をエッチングするエッチング工程と、エッチング工程の後に、前記基板にリンス液を供給し、前記第3層のエッチングによって生成された生成物を基板から除去するリンス工程と、を含み、前記サイクル工程は、2回以上、繰り返される基板処理方法である。
(【0011】以降は省略されています)
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